長距離バス会社の待合室

今日は長距離バス会社の待合室の話です。

バス会社の競合は他のバス会社だけではありません。

鉄道会社やレンタカー会社なども競合になるのです。

お客様は交通手段を選択するわけです。

価格だけではなく便利さや快適さなどで、電車にするかバスにするか自動車にするかを選択することになるのです。

そこでバス会社が東京都内で相次いで、「高級感」を打ち出した長距離バスの待合室を開設しているそうなのです。

あるバス会社は無料でインターネットが利用できるもののほか、シャンプーのできる洗面台を設置したものも準備したとか。

また別のバス会社は約250平方メートルに約90席の座席を備え、マッサージ機や無線LAN、飲み物などを無料で利用できるようにしたとか。

他にもクロークや無料の歯ブラシを備えたほか、12月にはみそ汁の無料サービスも提供した会社や無料でインターネットを利用できるパソコン4台を置くほか、コンビニエンスストアや有料のロッカーなども備える会社もあるそうです。

いずれも待ち時間のサービスを充実させることで、新たな乗客の獲得を狙っての布石なのです。

いかにして今まで高速バスに乗らなかった人に目を向けさせることができるかが勝負の分かれ目なのです。

時代は確実に進みます。

そして確実に変化するのです。

今までと同じでは絶対に勝てないのです。

去年と今年で何を変えたのか。

先月と今月で、さらには昨日と今日で、何が変わったのか。

そのことが問われる時代なのだと思います。

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奇跡は二度はない

戦国時代に「今川義元」の大群を僅かな兵力で破った「織田信長」の桶狭間の戦いは、奇襲法が成功した代表的な戦いの例です。

今では「ランチェスター戦略」にのっとった典型的な小が大に勝つ戦略の成功例として、数々の書籍で紹介されています。

しかし私はある意味でこの戦いの勝利は「奇跡」であったと思うのです。

それが証拠に織田信長は、この後の戦では相手の何倍もの兵力を準備して戦うという、いわゆる正攻法での戦に終始することになったという話は誰もが知る有名な話です。

織田信長こそ「桶狭間の戦い」がまさしく奇跡だあったことを、誰よりも自覚したということなのです。

そして、奇跡は二度はないということも、やはりしっかりとわかっていたのでしょう。

棚からぼた餅のことを略して「たなぼた」と言いますが、この「たなぼた」で実績をだした営業マンは、意外とその後伸び悩むことが多い。

ビギナーズラックということがあることの自覚が足りなかったのでしょう。

やはり柳の下にはドジョウは二匹はいないのです。

奇跡は二度はないということをしっかりと自覚して、一切、期待しないことです。

結果が早く出すぎない方が良いくらいに考えて、黙々と努力することを考えるのです。

むしろ努力や苦労した度合い以上に結果が出ることを恐れるくらいのほうが良いのです。

そして、実力以上に評価されることほど、また恐ろしいことはないのです。

評価が低いくらいのほうが良いのです。

宝くじが当たった人が必ずしも幸せになっているとは限らないという話は、これもまた有名な話でもあります。

コツコツと地味に努力し続けることにこそ、本当の価値があると思います。

私たちの会社もそんな会社でありたいと思うのです。

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思いやり日本一

私の小学生時代はとにかく問題が多かったようです。

いわゆる親泣かせ、先生泣かせの悪戯っ子で、手が付けられないほどの悪ガキとして有名だったとか。

学校や近所で何か事件があったときは、真っ先に疑われたような、いわゆる問題児だったようなのです。

そのくせ、極度な恥ずかしがり屋で引っ込み思案、授業中も発言することは皆無に近く、いつもモジモジしていたことを覚えています。

授業参観日に母親が出席したときに、教室の目立つところに統計グラフがあり、我子がダントツで一番になっていたので驚いて良く見てみたら、忘れ物の回数というタイトルのグラフだったとか。

そんなわけで授業中に廊下に立たされることはあたりまえで、クラスメイトからもひんしゅくを買い仲間はずれにされたり、先生を怒らせて拳骨をくらったりで、今思い出しても恥ずかしくなるような小学生時代だったのです。

ですから4月から小学6年生になる長男が選挙の結果、生徒会長になることが決まったという知らせを受けたときには驚きを隠せませんでした。

私自身は生徒会長とは全く無縁な、もっと言えば、全く真逆な存在であったからです。

推薦されて立候補を決めたときに、少しだけアドバイスをしました。

これからの時代は「思いやり」や「親切」ということが、とても大切な時代になるということ。

そして何でも一番になることが重要で、しかもどうせやるなら「日本一」を目指す方が断然いいということ。

自分が当選したいと思ったり、結果を意識するのではなく、学校のためにベストを尽くすことだけを考えろということ。

そのアドバイスを生かしたのでしょう。

「思いやり日本一」

と書いた横断幕を作り選挙活動し、演説会ではアドバイス通り、「日本一」を大きな声でゆっくりと強調して演説したようでした。

思いやりということがいかに大切で素晴らしいことなのか、小学生にもわかるのでしょう。

そしてその大切なことで日本一を目指すということが、いかに誇れることであるかということも。

単身赴任のため子供に会えるのは月に一回か二回。

ずいぶん寂しい思いをさせてきたであろうし、妻にも相当な負担をかけてきたことが負債でした。

「パパ、アドバイスをありがとう」

その一言が私の宝物となりました。

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ランナー向けマンション

マンション販売が好調なようです。

しかし相変わらず販売競争は激化しているため、手を変え品を変え、消費者のハートを捕らえようと必死になっているのが各販売会社のようです。

そこで他物件との差別化を図ろうと、スポーツ用品製造販売会社と提携して、ランニング愛好者を応援するマンションを企画する不動産会社が現れました。

この東京都江東区の東雲に建設中のマンションは、植栽を施した中庭に、ランニングの前に準備運動ができる「ランナーズデッキ」を設置する予定。

発光ダイオード(LED)照明も備え、夜間でも使用できるようにするそうです。

このマンションは徒歩圏内に「有明テニスの森」や「辰巳の森海浜公園」など大規模公園が多く、休日にランニングを楽しみたい家族には好立地だそうなのです。

東京マラソンの順路でもある晴海通り沿いの立地を生かし、大型マンション建設が相次ぐ臨海部で、物件の特色を打ち出しています。

ホームページでは近隣のお薦めマラソンコースや準備運動の仕方、健康上の注意などを紹介。

契約者には提携先のスポーツ用品製造販売会社の商品交換券を贈呈するそうです。

ランチェスター戦略によると、競争に勝つためには「一番化」「差別化」「集中化」が必要であるといわれています。

マンション販売に限らず、どんな分野でもこれからの販売競争に勝つためには、例外なく「差別化」が必要なのでしょう。

果たして私たちの「差別化」は何なのでしょうか。

何処が違うのか、何が特色なのか、それがはっきりとしない限りは、もはや競争には勝てない時代なのです。

自分の現時地を知り、「差別化」をしっかりと考えてみたいものです。

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韓国に学び始めた米国

「韓国に学び始めた米国」

日経新聞に載っていたある記事のタイトルです。

米国の復活を訴えたオバマ大統領による一般教書演説の内容について。

隠れた焦点は韓国に学ぶ姿勢だったというのです。

「我々のインフラはかつて世界一だったが、その地位は失った。今や韓国の家庭は我々よりインターネットにつながっている」

「韓国は教員を国家の建設者と位置付けている。米国も、同じくらい教育者に敬意を払うときだ」

成長を続けるためのイノベーション、そのための10万人に及ぶ科学や数学の教師を採用した韓国。

その事例は演説の核心を支えたというのです。

この演説ではっきりしたのは、再生のためなら世界の隅々から学ぼうという米国の貪欲な姿勢だとか。

「学ぶのは卑屈になることでない」

「未来を勝ち取るため」

学ぶ対象は中国、インド、そして韓国。

米国に勝るアジアの競争力をちりばめた演説に、日本への言及はなかったそうです。

米国の専門家の間でも韓国の評価はうなぎのぼりです。

変革に努力した韓国と、怠った米国の違いを指摘する専門かもいるとか。

気が付いてみれば韓国の躍進は凄まじい。

サムスンを筆頭に世界に躍進する韓国企業のみならず、日本の代表的な企業の多くもトップが在日韓国人であるという事実。

スポーツ界や芸能界も例に漏れず。

米国のみならず、私たちも同様に韓国から学ばなければならないのではないでしょうか。

そういえば、サッカー日本代表のアジア杯優勝の決勝ゴールも韓国人選手によるものだったことを思い出し、ふとそんなことを思ったのでした。

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体力増強計画

最後は体力勝負。

これは営業における私の持論でもあります。

もちろん体力だけでは話にならないことは当然です。

しかし最後のギリギリの勝負どころでは、1件でも多く物件を回れることや1分でも長く仕事を続けられることで勝敗が分かれることがあるのです。

特に弊社のような会社の業務においては、量を追求していくことによって質を生んでいくことになります。

ホームページ上での地域や価格帯を絞っての物件掲載件数が、何といっても、ものをいう情報戦争時代が今の時代なのです。

営業マンもいかに場数を踏むかが勝負の決め手です。

失敗を恐れずにどんどん挑戦して場数を踏むことです。

それにはいかにフットワークが軽いかです。

スピードが命なのです。

そしてやはり体力です。

私は元駅伝の選手でしたから、体力にはかなり自信があります。

持久力とくればなおさらです。

しかし年齢を重ねれば体力が落ちてくるのは必至です。

そこで早朝ワーキングを始めました。

毎朝、4時30分から1時間。

雨の日と泊まりの出張の日を除いて毎日です。

イチローではありませんが、5年後10年後を見据えて歩き続けたいと思います。

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