ビジネスの成功は場数を踏むこと
ビジネスの成功はいかに場数を踏むのかで決まると思います。
とくに営業の仕事はそうだと思うのです。
これはアメブロを運営するサイバーエージェントの藤田社長の持論でもあります。
弊社の営業でいえば、自分の任地にどれだけ多く足を運び、どれだけ多くの物件を見て、どれだけ多くの案内を直接したかがすなわち、ここでいうところの「場数」ということになるのです。
案内に関しては失敗を恐れることなくどんどん挑戦することです。
失敗の数も「場数」にもちろん含まれるのです。
頭で考えることより、まず行動することでしょう。
畳の上で泳ぎの練習するよりも、まず水に飛び込むことです。
さて話は変わりますが、日本の会社で、創業以来1000年を超える会社は7社あるそうです。
200年を超える会社はなんと3000社以上だとか。
こんなに永続している会社があるのは世界でも日本だけで、他では類を見ないそうです。
なぜそんなに続いてこれたかというと、生活の踏襲があったからだという説があるのです。
生活というのは頭や理屈ではなく、体で覚えていくものだというのです。
弟子に対して体で覚えさせて踏襲してきたからこそ、続いたというのです。
それが「商人道」であり、スポーツの分野では「相撲道」、芸術の分野では「茶道」や「華道」などになるのでしょう。
今や企業のテーマは「永続」です。
スポーツの世界でも同様です。
イチロー選手はもとよりプロ野球選手の工藤投手、サーカーの三浦カズ選手、相撲の魁皇関などがにわかに注目されてきている昨今なのです。
場数を踏み、安定した実績を継続し、永続を目指す。
これがこれからの主流です。
会社のカラーとは
最近はよく弊社「日本マウント」のカラーとか社風ということを考えたりすることが多くなりました。
また週一回の朝礼とかでもそのような話をすることが増えました。
日米のプロ野球界での盟主といえば、日本では巨人でありアメリカではヤンキースであることは衆知の事実です。
良くも悪くもそれぞれはっきりわかるチームカラーがあります。
「巨人軍は紳士たれ」
巨人軍のオーナーであり、また日本プロ野球の父であった「正力松太郎」氏のこの一言は有名であり、そのままチームカラーとなり伝統となっています。
私が特に印象に残っているのは、かなり昔のことになるのですが、旧大洋ホエールズ(現横浜ベイスターズ)にいた外国人スラッガーで「シピン」という選手が巨人に移籍したときのことです。
長髪に髭といういでたちだったシピン選手は、髪をばっさり切り落とし短髪となり、髭もすっかり剃った挙句、文字通り「紳士」になってしまったのです。
まるで別人。
この変化にはびっくりしてしまいました。
日本ハムファイターズから巨人に移籍した「小笠原」選手も同様でした。
野武士のような髭をすっかり剃り落とし、やはりクリーンなイメージの「紳士」へと変身してしまったのです。
なるほど伝統あるチームカラーというものは、スター選手をもその色に染めてしまうものなのでしょう。
ニューヨークヤンキースも同じです。
ヤンキースの選手は移動の飛行機ではスーツにネクタイというスタイルが伝統なのです。
やはりチームカラーが人を変え、らしさを植えつけるのです。
弊社「日本マウント」のチームカラーは果たしでどんな色でしょうか。
私が目指す理想の色とは、
不動産会社というギラギラした従来のイメージとは真逆の明るくクリーンなカラーです。
礼儀正しく、誠実で、思いやりのある親切な社員の集まりです。
理想と現実はまだまだギャップがあるかもしれませんが、けして理想を妥協することなく挑戦し続けたいと思います。
日本マウントカラーを創るために。
仕事を楽しむ
「仕事を楽しまなければ損だ」
これは私の持論でもあります。
一日の内で最低でもおよそ8時間の時間を取られる訳ですから、いやいやながら働くとか、お金だけのために働くというのでは、あまりにももったいない話です。
仕事の中に喜びがあり幸せを実感できるとしたら、それはどんなにか素晴らしいことでしょうか。
おそらく仕事も益々はかどり、必ず成功することは請け合いでしょう。
いまやIT業界のみならず、起業家の中でも双璧といえる、ソフトバンクの孫正義さんと楽天の三木谷浩史さんもこんな言葉を残しています。
三木谷さん曰く、
「仕事はゲームと思えばいい。こんなに面白いものはない」
続いて孫さん。
「メチャクチャ面白い。これ以上面白い総合種目はないし飽きることもない。こんなに幸せでいいのかとさえ思う。」
これは少なからず成功している人の共通の価値観であると思うのです。
どれだけ情熱を注ぐことが出来るのか。
どこまで熱中することが出来るのか。
その気持ちの投入基準が勝敗を決定するのでしょう。
寝食を忘れて熱中していたとすれば、成功しない方が不思議なのかもしれません。
趣味以上に趣味のようなレベルに達してしまえば、もはや勝負ありなのかもしれないのです。
どうせやるなら楽しくやり、成功する「仕事」でありたいと思うのです。
期待の新入社員
弊社「日本マウント」にも今月から新たに2名の新入社員が入社しました。
共に30代の「若武者」です。
しかし二人とも宅建主任の資格を持っている、いわゆる弊社の理想とする「全営業マンが宅建主任資格者」という私の目にかなった新入社員でもあるのです。
最後は体力勝負という、弊社の営業スタイルの中できっと大活躍してくれるに違いありません。
弊社「日本マウント」の営業の歴史の中で、数々の先輩たちが試行錯誤を続けながら、今やっと一つのビジネスモデルというのか営業の仕組みのようなものが出来上がりつつあります。
結果、1年前に入社したメンバーが、今や大活躍しているのが現実です。
最短6ヶ月で一人前の営業マンになることができるのです。
一年後に新しい年を迎える頃には、この二人の新メンバーもきっと素晴らしい営業マンとして育ち、結果を出してくれていることを確信しています。
「先の者が後になり、後の者が先になるであろう」
これは聖書にある言葉です。
今はまさにそんな時代なのかもしれません。
うかうかしていれば、弊社の営業マンの全員がこの二人に1年以内にごぼう抜きされてしまうかもしれないのです。
「素直」は新人が持つ特権なのでしょう。
素直に真面目に愚直にコツコツと日々のルーティンワークをやり続ければ、必ず安定的な実績を出すことが出来るのです。
しかし迅速にしなければなりません。
フットワークがいかに軽いかということです。
新人二人は、やれ「社長ブログを全部読んでこい」だの、「必読書を4冊読んでこい」などの高いハードルを越えて採用された「逸材」なのです。
私もそのつもりでこの新人を鍛えることにしています。
さて1年後、私の予言は実現するのでしょうか。
今から楽しみです。
箱根駅伝でのある風景
箱根駅伝は早稲田と東洋の一騎打ちで、素晴らしい盛り上がりを見せるなか、日本全国の話題を独占しました。
その箱根駅伝で、ある印象的なシーンがあったのでご紹介したいと思います。
山下りの6区でのことです。
早稲田の選手と東洋の選手が抜きつ抜かれつの大接戦をしているときに、その両選手がそれぞれの監督から給水を受けたときのことです。
給水後そのボトルを両選手とも道路に投げ捨てたわけですが、東洋の酒井監督がすばやく自分の大学の分だけでなく、早稲田の選手の分まで拾ったシーンがありました。
もちろん、早稲田の渡辺監督もすぐ拾おうと振り返ったのですが、既に東洋の酒井監督の手によって、早稲田の選手の分は片付けられていたのです。
このときの酒井監督の行動に感動しました。
流石、3連覇を目指してトップを争う大学の監督であると思ったのです。
このときにアトランタオリンピックの女子マラソンで有森選手の取ったある行動を思い出したのです。
自分で飲んだ給水のボトルを道路に捨てるとき、道路わきにそっと捨てるという行動を取ったのです。
その動機は、おそらく後から来るランナーの邪魔にならないようにという配慮からなのでしょう。
この行為が世界のメディアで賞賛されたのでした。
勝負の世界やその土俵でも、思いやりや優しさ、礼儀というものがあるのだと思うのです。
強いものは例外なく思いやりがあり、人に優しく、礼儀作法に優れていると思うのです。
弊社「日本マウント」も、そんな社員の集団でありたいと思いました。
新春の箱根駅伝での、もう一つの素晴らしい風景に出会えたという話でした。
駅伝の結果に思うこと
正月恒例の箱根駅伝は、早稲田大学が18年ぶりの総合優勝で幕を閉じました。
猛追する東洋大学を辛くも振り切っての優勝は、先に行われた「出雲」「全日本」の優勝と合わせての三冠で、これも10年ぶり史上3校目の快挙だそうです。
往路優勝、そして2位だった東洋大学も優勝すれば3連覇の偉業だっただけに、まさに世紀の対決だったといっても過言ではない好勝負でした。
両者共に大会新記録という好記録でもありました。
しかもその差はわずか20秒という差だったのです。
20キロメートルを10人で繋ぐ2日間の戦いの決着は、わずか20秒しか差がつかなかったのです。
しかも2位だった東洋大学は4人が区間賞だったのに対して、優勝した早稲田大学の区間賞はたったの一人だけだったのです。
まさに紙一重の差で勝敗が分かれたといってもいい結果だったと思うのです。
僅かの差で両者の立場は逆転していたかもしれないのです。
早稲田には運があったかもしれません。
しかし厳しいようですが、勝負の世界は結果がすべて。
運も実力のうち。
これからはこの「運」ということも大事になってくるのかもしれません。
どうすれば「運」に恵まれるのか。
「運」を引き付けることができるのか。
「運」を呼び込むことができるのか。
元旦に行われた全日本実業団駅伝の結果も、最後の数百メートルを3者で争う激戦の末、トヨタ自動車が富士通を数秒でかわして初優勝を飾りました。
この結果も1位から3位までは、まさしく紙一重の差だったわけです。
元旦のサッカー天皇杯の結果も1点差の僅差での決着でしたし、独断と偏見ですが大晦日の紅白歌合戦の白組の勝利も僅差だったような気がします。
いずれにしてもこれからは、紙一重の差で勝敗が決するような時代だということでしょう。
今日の僅かな努力がその紙一重になるかもしれませんし、ほんの僅かな運の差がやはりその紙一重になるかもしれないのです。
箱根駅伝の結果を見て、ふとそんなことを感じたのでした。
今年初めの朝礼
弊社「日本マウント」は毎週月曜日に朝礼を実施しています。
全社員が必ず参加することを義務づけられています。
昨年までは営業マンはお客様の案内や契約、集金などを優先することを許されていましたが、今年からは朝礼を優先することにいたしました。
それではお客様第一主義に反するのではないかと言われそうですが、全社員がお客様第一主義を徹底するためにどうしても必要な朝礼であると思っていただきたいのです。
理念を共有し、戦略を確認し、方向性を定めるために、すなわち全社員が同じ方向を見て進むために必要な大切な「儀式」なのです。
「聖域」であるといっても過言ではありません。
朝礼を大切にしている企業で有名なのは「楽天」です。
やはり毎週月曜日に実施し、朝礼後、社員全員で掃除もします。
三木谷社長以下全員が床に膝を着いて椅子の脚まで磨き上げるのです。
この朝礼や掃除のことを、三木谷さんはやはり「儀式」と呼んでいます。
全員が集まることを生命視し絶対視することで有名なのが、昔の「イトーヨーカドー」の全国店長会議です。
当時は全国の店長が週一回集まって会議をしたのです。
全国から集まるわけですから、そのための経費や時間は半端なものではありません。
しかしそのことを何よりも優先しやり続けたのです。
これだけITが発達した今でも2週間に一回は集まっていると聞いています。
ここに超激戦の小売業界で勝ち残ったセブン・アイグループの強さの秘訣があるのだと思います。
意識を統一すること。
ベクトルを等しくすること。
今年から、弊社「日本マウント」も徹底します。
今年、挑戦したいこと
今年は第5期を迎える弊社「日本マウント」です。
区切りの年ということで特別な決意というわけではありませんが、私が考えるところの今年に挑戦したいと思っていることをいくつかご紹介します。
まずはソーシャルメディア・マーケティングを極めたいと思います。
ツイッターやブログは一定の成果を出しましたので、今年はそれを全員のレベルまで拡大します。
そして新たに、フェイスブックやユーストリームに果敢に挑戦します。
昨年はユーストリームの試験放送を何回か行いました。
このとき題材にしたリゾート物件や田舎暮らし向き中古住宅が、かなりの確率で売れたという実績があるので、今年は定期的な生放送を計画し実践したいと思います。
週一回くらいを目安にしています。
それから今やソーシャルメディアの雄といわれる「フェイスブック」をやらない手はないでしょう。
弊社「日本マウント」のキャッチフレーズは「時代の最先端を行く」でもあります。
常に最先端技術に注目し、いち早くそれを取り入れて、持ち味を出し、「日本マウント」らしさを追求していきたいと思います。
次にリフォーム事業に本格的に取り組んでいきたいと思います。
別荘や田舎暮らし向き住宅、古民家に特化したリフォームです。
今や中古住宅にはリフォームがつきものです。
親切、丁寧、しかも低価格でアフターサービスも重視して、お客様に喜んでいただける提案をしていきたいと思います。
最後に社員教育の充実です。
利他主義、家族主義、お客様第一主義を徹底的に実践する社員の集団としていきます。
採用も理念に共感し、その価値観を共有できる人を優先します。
能力よりも性格を重視します。
そして全営業マンの宅建資格の取得を目指したいと思います。
今年の「日本マウント」にご期待ください。
駅伝
今日と明日は箱根駅伝があります。
すっかりお正月の風物詩になったきらいがありますが、今年も数々のドラマを見せてくれるでしょう。
弊社の新しい事務所は、品川駅近くの第一京浜道路沿いにありますので、もし営業中であれば窓からその雄姿を見ることが出来たのに残念です。
さて駅伝ですが、実は私も高校時代には駅伝の選手として2回ほど全国高校駅伝に出場したことがあります。
京都の都大路を襷をつないで突っ走りました。
先日もテレビでその光景が放映されていたのを見て、とても懐かしく思いました。
私は大学に入学すると同時に走るのをやめてしまいましたが、一緒に京都を走ったメンバーのうち二人は、その後箱根駅伝でも活躍しました。
今にしてみれば懐かしい思い出です。
中学、高校時代は、部活動に熱中していたという記憶しかありません。
職業が走ることで、趣味が勉強といっても過言ではない生活でした。
明らかに自分の中で優先順位がそうなっていたのです。
ですから高校進学も、毎年、京都で行われる全国高校駅伝大会出場を狙えるところというのが選択基準だったのです。
以前のブログで書いた「ワタミ」の渡邉美樹さんが、将来、社長になるための大量の本を読むために、大好きな野球を封印し野球部に入らなかったのとは対照的な青春時代だったわけです。
当時は将来、体育大学に進学して教師となり、陸上部の顧問をやって立派な選手を育てたいなどと真剣に考えていたほどです。
しかし今はこうして東京で不動産会社の社長をしているのですから、人生というのは本当にわからないものです。
ただ、少なからず言えるのは、あの頃に一つのことに熱中した経験というものが現在の仕事にプラスになっているに違いないということです。
目の前のことにベストを尽くす。
それがいかに大切なことか、この駅伝のシーズンを迎えるたびに思うことです。
新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
今年は弊社「日本マウント」は、いよいよ5年目に突入いたします。
いわゆる一つの区切りの年になると思うのです。
個人的にも会社の株を取得して、サラリーマン社長からオーナー社長になって最初の年となります。
また昨年までは、プレイングマネージャーという立場で、営業の仕事の先頭を突っ走りました。
結果は、2位にダブルスコアー以上の大差をつけての独走第1位でした。
特に下半期だけに限れば、2位にトリプルスコアー以上の大差をつけての圧勝でした。
これでどうすれば安定的な実績を残せるかということは、自ら立証できたと思っています。
今年はマネージャー業に徹することにしましたので、営業の最前線からは一時、離れることにしました。
お客様と直接、触れ合う機会は少なくなると思いますが、それでも大事な場面ではもちろん、先頭に立ちたいと思っています。
またお客様からのリクエストがあれば、それにお応えすることも当然、考えています。
営業の一線から少し距離を置くことになったのは、マネジメントに集中することにしたからです。
組織を整備し、教育に力を入れて、より素晴らしい仕組みを作っていくことに徹することにしました。
実はお客様からの辛口のコメントをブログやメール、ツイッターを通して頂いたのですが、社長ブログやホームページから想像する営業マンと実際に会ったときの営業マンと格差がありすぎるという内容が多かったのです。
私が先頭を走るあまり、管理や教育がいつの間にか手薄になっていたということでしょう。
このことを大いに反省し、今年は「社員教育元年」あるいは「マネジメント元年」と名付けて、改革の年としていきたいと決意しています。
お客様に、昨年以上に喜んでいただける、満足していただける「日本マウント」となるべく、新年から全力でマネジメントに取り組んでいく所存です。
皆様、今年もどうぞよろしくお願いします。