アウトプットはインプットを加速させる
このタイトルは、私のブログだけでも、過去に何回も使わさせていただきました。
元祖は、多分、勝間和代さんだと思います。
アウトプットはインプットを加速させる。
まさしく、真実だと実感します。
インプット一辺倒だった私が、勝間和代さんの本を読んだ時は、ほとんど聞く耳を持ちませんでした。
当時の私は、パソコン嫌いだったというか、音痴だったというのか、ほとんど使っていなかったのです。
必然的に、アウトプットはする機会はありませんんでした。
この仕事をするようになってから、ブログを書くようになりました。
書き始めて驚いたことがありました。
それが、アウトプットはインプットを加速させる、という事実だったのです。
まさしく、勝間和代さんの言葉が真実だったわけです。
もっと早く気がついていれば良かった。
素直にその言葉を受け入れていれば良かった。
今では、ブログを毎日2本書くようになりました。
毎朝、朝礼の代わりに、社員にメールを配信しています。
その結果、読書などによるインプットは加速しました。
そして、ブログの更新などのアウトプットも加速しました。
素直とは、良いと思ったことを即やることだと聞いたことがあります。
素直ということを、大切にしたいと思います。
外国人労働者
弊社「日本マウント」の事務所は、品川区平塚にあります。
東急池上線の戸越銀座駅の近くです。
戸越銀座は、日本でも有名な商店街があります。
人に賑わいは凄いものがあります。
ここへ、事務所を移転してしばらく経つのですが、飲食店やコンビニなどで働く、外国人が多いことに驚きました。
流暢な日本語に、礼儀正しいマナーも身につけています。
一生懸命さがこちらにも伝わってきます。
この光景は、これからの日本を象徴するような気がしてなりません。
良い意味では、より国際都市になるのでしょう。
外国人をもっと受け入れていかなければ、今のままでは、人口減少に歯止めがかからないからです。
人口が減少すれば、当然のように、今の産業構造が変わってくるのです。
不動産業界も他人事ではありません。
ビジネスモデルは、刻一刻と変化し続けることになるのです。
いずれにしても、予断を許さない世の中です。
日々の少しに変化に敏感になり、常に学び続けなければなりません。
立つ鳥跡を濁さず
先日、飯綱高原で偶然に出会った夫婦から、大切なことを教えて頂きました。
娘夫婦や孫たちと賃借して住んでいたログハウスを、大家さんに返す時のことだそうです。
綺麗の掃除して返そうと思ったところ、アメリカ人の娘婿には、綺麗に掃除をして返す理由が分からなかったというのです。
そこで、この人はアメリカ人の娘婿に、このように教えたというのです。
日本には、立つ鳥跡を濁さず、という素敵な教えがある。
借りた時よりも、もっと綺麗にして返すことこそ、素敵な礼儀なのだ。
この家族は、全員で一生懸命に掃除をして、床もピカピカに磨いたそうです。
勿論、アメリカ人の娘婿や子供たちもです。
大家さんもきっと喜んだことでしょう。
ホテルに泊まったら、部屋を出る時には、泊まったことが分からないくらいに綺麗にして出なさいと、教えられたことがあります。
新幹線や特急などを利用した時には、リクライニングシートを元に戻して、ゴミや新聞紙などはゴミ箱に捨ててから降りなさいとも教えらました。
この時は、全体最適という言葉で説明されたのですが、掃除をする人や次に使う人のことまで考えて行動しなさいということでした。
ホテルの部屋の例では、掃除をする人の手間が省けてば、その時間にもっと違う仕事ができるだろうということです。
立つ鳥跡を濁さず。
偶然に出会ったお客様から、改めて教えて頂いた、大切なことでした。
女性の力
不動産の売買に関しては、家族の中で女性が主導権を握っていることが多いようです。
先日、売却依頼を受けたマンションの場合もそうでした。
現況有姿で売却するのか、リフォームをして付加価値を付けて売却するのか、リフォーム業者に立ち合ってもらい検討したのです。
終始、女性が主導権を握っていました。
しかし、これは珍しいことではなく、ごく普通の光景なのです。
家にいるのは、ほとんど女性の方で、男性は寝るためにだけ帰ってくるというケースが多いからです。
キッチンは女性のためにあるようなものです。
使い易いとか、掃除が楽だとかは、使う人に聞いて見なければ分からないものです。
売買価格を決める際にも、この物件のどこが優れているのか、どこがウィークポイントなのかは、女性が一番分かっているものです。
その意見をよく聞いて、値段を決めることが、一番賢い方法なのでしょう。
最近は、女性も働く人が増えてきているので、決定権までも持つようになってきたのです。
不動産業者としては、何と言っても、まずは女性を見方につけることが肝心です。
そのためには、知識を見せびらかすだけでは駄目なのです。
印象を良くするための努力が必要です。
礼儀や作法はもとより、褒めること、冗談の一つも言えることが出来なければならないのです。
そう考えると、私たちはまだまだ学ぶべきことが多いのです。
欲はほどほどに
最近、立て続けに、欲をかき過ぎた結果、かなり損をしたというお客様に会いました。
どうやら、欲はほどほどにした方が良さそうです。
人間は弱いもので、ついつい上手い話に乗ってしまうものです。
また、目の前の利益に目が眩むことが多いものです。
そこで大切なるものがポリシーなのです。
よく言われる、先義後利というものです。
損して得を取れとか、与えたものは返ってくるという考え方なのでしょう。
私たちの仕事も、中には単価が低くて割りに合わないものもあります。
しかし、それはそれで、その仕事にベストを尽くすことにしています。
勿論、すべての仕事を平等にやることは難しいことかもしれません。
気持ちの上で、手を抜いてはいけないのだと思うのです。
目の前の仕事にベストを尽くす。
目の前のお客様にベストを尽くす。
これが、弊社のポリシーです。
仙台でのタクシー運転手との会話
仙台でタクシーに乗りました。
運転手がとても気さくな方でした。
車中での会話が弾みました。
この運転手は、震災後にタクシー運転手になったそうです。
震災後に一番大変だったことは、一ヶ月間の食事だったそうです。
スーパーに何時間も並んだそうです。
しかし、一人の5品しか購入が許されなかったそうです。
お金があっても買えない。
お金の無力さを思い知らされたそうです。
震災後に、自転車屋さんが大繁盛したそうです。
ガソリンが買えなかったからです。
車があっても乗れない。
非常時には、文明の利器は無力化してしまうのです。
現地の人から、直接に聞くことで分かる真実もあるのだと思いました。
現場主義を思い知らされました。
羽生善治さんの凄み
杜の都仙台で羽生善治さんの講演を聴くことが出来ました。
現役最強、いや史上最強の棋士としての羽生さんの話には、凄みがありました。
話は分かりやすく、理路整然としており、まるでプロの話し手のような余裕がありました。
印象に残った話は、忘れることや捨てることが大切だと言われてたことです。
将棋といえば、先を読むことが勝利の必勝法のように思ってしまいます。
先を読むには、膨大な知識を記憶することが求められるわけです。
その冴えたるものが、コンピュータだということになるわけです。
しかし、羽生さんは、あえて忘れること、知識を捨てることが必要だと言っていました。
なるほど、見切り千両という言葉がありますが、きっとそういう世界なのだろうと思います。
また、何も考えない時間を持つようにしているという話も、興味を持ちました。
真剣勝負に備える準備として、頭を空っぽにすることも大切なのでしょうか。
謙虚で真面目そうな、そして素敵な笑顔が印象的な羽生さんでした。
修学旅行のシーズンです
仙台に出張のため、早めに東京駅に着きました。
新幹線での移動だったからです。
喫茶店でiPadを叩いていたのですが、窓際の階段から上がってくる集団を何回も目にしました。
後から後から、その数は増えてきたのです。
そうです、修学旅行の生徒たちだったのです。
小学生や中学生の顔立ちでした。
何とも微笑ましい光景でした。
嬉しそうな、ウキウキした顔が輝いていました。
私が小学生の時は、鎌倉や江ノ島、国会議事堂や霞が関ビルに行きました。
当時は、日本一高いビルが霞が関ビルだったのです。
今では懐かしい思い出です。
中学生の時は京都や奈良へ行きました。
日本の古都を訪ねる旅は格別でした。
その時に観た素敵な建築物の印象が、その後、建築や古民家などに興味を持つようになったキッカケになったかもしれません。
その後、京都は全校高校駅伝に出場するため、何度か訪れることになります。
そのこともあってか、大好きな町になりました。
「おおきに」という言葉は、何て素敵な言葉だろうかと思ったりもします。
学生たちは、修学旅行で多くのことを学ぶのでしょう。
そこでの学びを活かして、より良い未来を築いてくれる、素敵な大人になってくれることを期待したいと思います。
女性の感性は時代を先取りする
随分前から、これからは女性の時代だと言われてきました。
韓国やドイツでは、女性が国家のトップになりましたが、日本でも近い将来に期待したいものです。
企業でも、益々、女性が活躍する時代となりそうです。
やはり、海外ではそれが常識になりつつあるようです。
リゾート物件や田舎暮らし物件を案内すると、夫婦で見に来た時には、女性の方が主導権を持っていることが多いです。
そして、女性の方が時代を読む力が備わっているようです。
時流や流行などに敏感なのでしょうか。
弊社も、もっと女性が活躍できる職場を目指したいと思います。
女性の持つ感性を活かしていきたいと考えます。
リゾート物件や田舎暮らし物件も、女性が観る視点が大切なのです。
タクシー運転手のボヤキ
私はたまにタクシーを利用することがあります。
電車やバスの利用が多いのですが、場所によってはレンタカーを利用したり、タクシーを使うこともあるのです。
経費はなるべく少ない方がいいのでしょうが、タクシーの方が都合が良い時は、使うようにしているのです。
タクシーに乗った時は、なるべく、運転手に話しかけるようにしています。
昨日は厚木でタクシーを利用しました。
「タクシー運転手にとって、アベノミクス効果はありますか?」
「全くありません」
消費税増税に伴っての初乗り運賃の値上げ。
お客様から、もう乗れなくなってしまうという声も聞くそうです。
値上げ分もほぼ消費税分んですから、運転手にはメリットが無いようです。
消費税率が変わることによって、タクシーメータへの投資が必要になるとのこと。
それは自腹になるそうです。
二回に分けての税率アップは、タクシー運転手にとっては、いい迷惑なのかもしれません。
なかなか、すべての人々の景気回復は簡単ではないようです。