夏の甲子園
夏といえば「甲子園」。
高校野球の夏の甲子園は、もはや夏の風物詩として定番です。
夏の甲子園といえば思い出すのが、当時、石川県星陵高校の所属した、松井秀樹選手の5打席連続敬遠。
運命の悪戯なのか、打順のめぐり合わせも重なって、前代未聞の5打席連続敬遠ということが起こってしまったのです。
相手の高知県明徳義塾高校は、完全に悪者になってしまいました。
勝者の校歌斉唱は、スタンドの「帰れ!帰れ!」のコールでまったく聞こえないくらいでした。
物議をかもしたこの試合の翌日、当時、所属していた会社の営業会議で、この試合のことが話題になりました。
当時の上司は、全員に意見を言わせた後に、このように言ったのです。
「ルールの範囲内だから、あれでいいんだ。勝負は勝たなければならない。綺麗ごとを言っていては勝てない。」
そのときはそうなんだと思っていました。
さて、話題となった「もしドラ」によれば、この5打席連続敬遠は果たしてよかったのかという疑問符が付きます。
なぜならば高校野球の目的は、観客も含めたすべての関係者に感動を与えることにあるからです。
勝った明徳義塾は次の試合では、練習試合で何度も勝っている格下のチームに負けました。
この試合で光ったのは、松井選手の真摯な態度でした。
あのとき誰がこの松井選手が十数年後に、米大リーグの名門ヤンキースのクリーンナップで大活躍し、ワールドシリーズ制覇の立役者としてMVPを獲得するとこと予想したでしょうか。
ドラフトで巨人に指名され、長島さんに鍛えられ、巨人の4番を打ち、何度も日本一に輝き、名門ヤンキースでワールドシリーズを制覇する。
しかもそこでMVPを獲得する。
松井選手の活躍を見る限り、なんという強運の持ち主だろうかと思ってしまいます。
長い目で見たときに、本当の勝者は誰だったのかと考えてしまうのです。
今年の甲子園も熱い戦いが続きます。
サウナ健康法
比較的早く帰宅できたときは、相変わらず半身浴を続けています。
健康にどんな効果があったのかは、具体的に数字で表されているわけではありませんが、ほとんど休むことなく働けているのがその効果かもしれません。
半身欲をするようになってからは少し足が遠のいていましたが、最近はたまにサウナで汗を流すようにしています。
私の場合、低温サウナに12分入ってから水風呂で体を冷やすパターンを3回続けます。
合計で36分間サウナに入るわけです。
かなりの量の汗が出ます。
サウナに入る前後の体重差は、いつもだいたい約2キログラムになります。
おそらく2リットル近い汗が出ていると思われるのです。
サウナを出た後は無料のマッサージ器で1時間くらいマッサージをします。
気分も爽快になりストレスも解消されるのです。
その日の夜はいつもよりぐっすりと寝ることができるのです。
実は私は大学生の頃からサウナ愛好家だったのです。
当時は随分「おじんくさい」と言われたものです。
サウナで疲れを取り気分転換する。
そんな健康法をやりだしてかれこれ30年以上になります。
今までたいした大病もなく、メチャクチャハードな激務に耐えてこられたのも、もしかしたらサウナのおかげかもしれません。
お弁当
何を隠そうこの私、実は1年間だけ、都内のある仕出し弁当会社の社長をしていたことがありました。
そのときのライバル会社は「玉子屋」さんです。
といっても玉子屋がライバルというのはこちらが勝手に思っていただけの話ですが。
今、毎日お昼に食べているのが、その「玉子屋」のお弁当なのです。
人生とは不思議なものですね。
そのときも雇われサラリーマン社長で、しっかりとしたオーナーがいました。
1年後にはこの会社はM&Aで他の会社に買収され、私はお役御免となりました。
それでも一日2000食以上の弁当を作り、都内の工事現場や会社に配達していたわけですし、名前の知れた大手企業数社とも取引がありましたので、もちろん規模は全然違いますが、まんざら玉子屋がライバルだと言うのはまったくのでたらめではなかったわけです。
そのときは、朝4時には出勤し、弁当つくりの先頭に立ち、8時くらいからは受注の電話ラッシュの中、電話を受けました。
そして昼前には車に乗って都内各地に配達しました。
ときには大口取引を受注するために、スーツに着替えて大手会社の総務部長を尋ねて歩く日もあったりしたのです。
たった1年間の経験でしたが、今思えば貴重な経験だったと思います。
玉子屋のお弁当を食べるたびに、あの頃を思い出し懐かしさがつのります。
私は占いによると飲食関係の仕事に就くと成功するのだそうです。
またどこかでそんな機会があるのかもしれません。
なでしこジャパンの国民栄誉賞
なでしこジャパンの国民栄誉賞の受賞が決まりました。
個人ではなく団体としては初めてのことだそうです。
多くの国民、特に女性の方々に希望を与えてくれるものだと思います。
元々日本は女性が活躍すると活気が出る国だと思います。
それはきっと日本が限りなく女性的な国だと思うからです。
天照大神は女性の神様です。
卑弥呼をはじめ数々の女性天皇もおりました。
上杉謙信が女性だったというような珍説もあるくらいです。
富士山もその美しさはどちらかと言うと、美の対象である女性を象徴する山であると思います。
民族衣装である着物や日本舞踊、能なども、やはり男性的な「動」とは対照的な「静」である女性的なものであると思うのです。
だからこそ、女性がリーダーになったり、女性が活躍するほど、国としての運勢が上がるような気がするのです。
今回のなでしこジャパンのワールドカップ制覇や国民栄誉賞の受賞がきっかけとなり、益々、女性が活躍する時代が到来する予感がします。
それと同時に、日本も震災からの復興を必ず成し遂げて発展することができるという期待ももちたいものです。
なでしこジャパン皆さん、おめでとう。
そして、これからも期待します。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110802-00000311-soccerk-socc
運について考える
AKB48の生みの親で、作詞家、作家でもあり数々のヒットを連発する、天才「秋元康」さん。
成功は1パーセントの才能、1パーセントの努力、98パーセントの運で決まると言い切ります。
ではどうしたら「運」が良くなるかということです。
この秋元さんがあるときロサンゼルスの高級ホテルにタクシーで乗りつけたときの話です。
玄関に着いてタクシーを降りた瞬間、犬の糞を踏んづけたそうです。
この瞬間、秋元さんは「俺は何て運が良いんだろう」と思ったというのです。
駄洒落ではありません、本当の話です。
高級ホテルの玄関に犬の糞がある確率やそれがそのまま放置される確率、そしてタクシーがその近くで止まる確率、開いたドアの真横にあり、降りて一歩目でそれを踏む確率など、考えるだけで奇跡的な出来事だったと感動するわけです。
秋元さんは運が良くなる方法として、自分は運が良いと思い込むことだと言います。
長者番付の常連、銀座まるかんの斉藤一人さんや米大リーグの松井秀樹選手、その他本当に多くの成功者が説く運がよくなる方法は、人の悪口や陰口を言わないこと言います。
イエローハットの創業者である鍵山さんをはじめとするやはり多くの成功者は、整理整頓や掃除をすることにより、運が良くなると教えるのです。
いずれにしても運が良い悪いというのはあると思います。
ビジネスの世界では運も実力のうちとはよく言われることです。
せっかくやるのであれば、同じ努力をするのであれば、やはり運が良い方が良いのでしょう。
私も運を良くすることを意識したいと思います。
プロ野球ヤクルトの快進撃に思う
プロ野球セリーグのヤクルトが好調です。
2位に約7ゲーム差をつけての独走です。
シーズン前にこのヤクルトの独走を予想して人は、果たしていたでしょうか。
これだから、スポーツは面白いのでしょう。
勝負は蓋を開けてみないとわからないとは、よく言ったものです。
プロ野球の球団別平均年棒では、ヤクルトは12球団中9位です。
ちなみに1位は阪神、2位はソフトバンク、3位は中日です。
以外にも巨人は4位なのには驚きました。
単純には比較することはできませんが、ヤクルトがいかに効率よく上手く選手を使っているかということでしょう。
監督が優秀なのか、フロントが優秀なのかわかりませんが、やはりそこには戦略や一貫した方針のようなものがあったと思うのです。
個人成績の優秀な者だけを集めても勝てないのがチームプレーの難しさです。
この点だけは昔も今も同じようです。
どうやら洋の東西を問わず、この点に関しては違いがないようです。
会社も同じくチームプレーが大事です。
全体は単なる個の総和ではないということでしょう。
集団になると強いというチームを目指したいと思います。
http://www.asahi.com/sports/update/0509/TKY201105090378.html
健康第一
つい先日、健康診断で血液検査を受けました。
結果は、いろいろな数値であまり芳しくない結果が出てしまいました。
いたって元気に仕事に邁進していたので、意外な結果に少しがっかり。
やはり年のせいなのでしょうか。
ここ数年、ほとんど休みなしで突っ走ってきたので、疲労が蓄積していたのかもしれません。
健康管理をしてきたつもりでしたが、少し油断していたようです。
念のため内臓をエコーで調べていただきましたが、こちらの方は得に異常なし。
どうやらもう少し体重を落とした方がよさそうです。
油断大敵ですね。
いつのまにか5キロくらい増えてしまっていました。
昔に比べれば、運動や食生活は改善されてきたと思うのですが、適度な休息とは縁遠い生活だったような気がします。
これからは計画的に休みも取らなくてはいけないようです。
傲慢になることなく、自信過剰になることなく、現実をしっかりと知って、適切に対処していきたいと思います。
これからが夏本番です。
今まで以上に体調管理をしっかりとして頑張りたいと思います。
読書のすすめ
「読書のすすめ」
もうその話は聞き飽きたと言う人は少し待ってください。
確かに、このブログで本を読んだ方がいいことを何回も書いてきました。
今回は少し違います。
実はこの「読書のすすめ」は本屋さんの屋号なのです。
江戸川区篠崎にある、とてもユニークな本屋さんです。
住宅地の一角にある、立地的にはかなり不利な場所にあるにもかかわらず、かなり繁盛しているというのです。
その理由は何でしょうか。
この本屋さんの最大の特色は、新刊本など一切置かず、店主の好きな本しか置いていないということです。
そして、この店主は来店した人の悩みなど聞いて、一番相応しい本を選んでくれるサービスに徹しているのです。
いつしか人々はその店主のことを「本のソムリエ」と呼ぶようになったそうです。
店主の清水克衛さんの熱い講演を聴く機会がありました。
「この人にとって人生を変える一冊になるかもしれない」。
そんな想いで真剣に本を紹介するという、清水さんの瞳はきらきらと輝いていました。
だからこそ、一日10冊読むこともあるという読書量を誇ることが出来るのでしょう。
本を読むことが好きでたまらないと言う清水さん。
好きなことを仕事にして、人々の幸せのためにその仕事に熱中する人生が、いかに素敵なものかを教えてていただきました。
「読書のすすめ」。
一度、この本屋さんへ行ってみたいと思います。
http://y-kitagawa.blog.ocn.ne.jp/nikki/2009/03/post_3845.html
50歳になりました
昨日が誕生日でした。
50歳になりました。
年齢より老けて見えると言う人もいますが、私は20代後半で既に50代に間違えられたこともありましたので、その頃から変わっていないと前向きにとらえることもできます。
たくさんの方からお祝いメールを頂きました。
ありがとうございました。
50年という節目で過去を振り返ってみれば、まさしく波乱万丈の人生でした。
普通の人の2倍くらい、いい意味でも悪い意味でも、内容の濃い人生だったような気がします。
この50歳というのやはり一つの節目のようで、歴史上でも多くの有名人がこの歳の前後にその生涯を閉じているのです。
戦国時代では、上杉謙信や織田信長。
明治維新での西郷隆盛や大久保利通。
文学界では、松尾芭蕉や夏目漱石。
昔の人はまさしく人生50年と考えて、その人生を突っ走ってきたのかもしれません。
私の場合は、今までは失敗ばかりでしたので、唯一の財産として尊い教訓は誰にも負けないくらいたくさん持っていると自負しています。
だからこそ、これからだという気概はあります。
昔から占いではいつも決まって「大器晩成」。
その占いを信じて、これからも前進したいと思います。
秋元康の仕事学
「秋元康の仕事学」という本を読みました。
秋元さんは言わずと知れた、AKB48の生みの親です。
作詞家としても有名で、あの名作である美空ひばりの「川の流れのように」も作りました。
ベストセラー作家としても、一世を風靡したこともあります。
この本はその「天才」の思考法を余すことなく紹介しているのです。
印象に残ったところをいくつかご紹介したいと思います。
秋元さんは、人生において乗り越えられない壁は存在するというのです。
ではどうしたらいいのか。
乗り越えようとしたり、立ち止まったりするのではなく、左右に動けばいいと言うのです。
そうすれば壁が途切れることがあるので、そこを通って壁の向こう側に行けると説くのです。
これが、かの天才の発想なのです。
エジソンは成功は1パーセントの才能と99パーセントの努力で決まると言いましたが、秋元さんは1パーセントの才能と1パーセントの努力と98パーセントの運だと言うのです。
だから、どうしたら運が強くなるかを考えよと説くのです。
運が強くなる秋元流の考えは、別の機会にご紹介したいと思います。
そして、座右の銘は「継続は力なり」。
あまりにも平凡で当たり前の言葉なのです。
この本を読んで、ある意味で目からうろこが落ちました。
天才の発想や考え方は、常識を逸脱したものもありましたが、当たり前のことも多く、なるほど天才の天才たるゆえんに妙に納得したのでした。
皆さんも一度、ぜひ読んでみてください。