歴史は繰り返すのか
私の幼い頃、近所によく八百屋さんが車に野菜を積んで売りにきました。
我が家では早朝、よくその八百屋さんから野菜を買ったものでした。
時代は進み、スパーマーケット全盛の時代になり、やがて近所からその移動販売はおろか八百屋さんの姿すら見えなくなりました。
今、その全盛を誇ったスパーマーケットが苦戦し始めています。
変わって主役になろうとしているのが コンビニエンスストアーいわゆるコンビニです。
最近のコンビニは生鮮3品までも扱う、まるで昔の八百屋や魚屋さんのようなものまであります。
そして、ついに移動販売まで始めたらしいのです。
それは、3・11がきっかけだったそうです。
歴史は繰り返し、また再び小さなお店や移動販売が活躍するのでしょうか。
駅前商店街は、昔は一番の活気があり、まさしく人々の集まる中心でした。
それが時代が進むと共に寂れてしまい、その中心は郊外の大型店舗へと移りました。
誰が呼んだか「駅前シャッター商店街」。
閉店してシャッターを閉めっぱなしの店ばかりになってしまった商店街を揶揄して言われた言葉です。
その駅前に活気が戻ってくると予想する人がいます。
ユニクロやしまむらなどの小売業を代表する「集客の雄」が出店を計画しているからです。
人口減少、高齢化、財政難などのこれからの日本の課題を考えると、駅前に公共機関を含めてあらゆる施設が集中することが予想されるからです。
やはり、歴史は繰り返されるのでしょうか。
これからの未来を一度、じっくり考えてみたいものです。
甲子園に住む魔物
やはり甲子園には魔物が住んでいるのでしょうか?
毎年必ずある大番狂わせ。
今年も例外なくありました。
東東京代表の優勝候補「帝京」を公立高校の滋賀県代表の「八幡商」が破ったのです。
甲子園史上初めての9回の逆転満塁ホームラン。
8回終わって無得点に抑えていた帝京は十中八九勝利を手中に収めていました。
9回一死後からの3連打で満塁になった後、ショートゴロで併殺、万事休すと思った瞬間のエラー。
その直後の奇跡の逆転満塁ホームランでした。
百戦錬磨の「帝京」前田監督は言葉を失いました。
「これが甲子園か」。
思い出すのは2007年の夏の甲子園。
同じく公立高校の佐賀県代表「佐賀北」があれよあれよというまに、数々の優勝候補を破って決勝に進出したのです。
そして迎えた決勝戦。
相手は格上の広島県代表の「広陵」。
広陵リードで進んだ8回裏。
奇跡の逆転満塁ホームランが飛び出したのです。
佐賀北はこの夏の甲子園で、それまでの試合を延長再試合を制したり、やはり優勝候補の帝京を延長サヨナラ勝ちをしたりして、圧倒的に不利といわれた公立高校ゆえに、まさに奇跡の優勝と騒がれたのでした。
最後までけして諦めないこと。
なでしこジャパンが教えてくれたことでもあります。
そして、小が大を倒すことも可能であること。
一寸先は闇でもあること。
魔物が住むといわれる「夏の甲子園」が教えてくれます。
http://www2.asahi.com/koshien/89/saga/news/SEB200708230012.html
終戦記念日
今日は終戦記念日。
この日を迎えるといつも思い出すことがあります。
靖国神社にある遊就館。
そこに展示してある、人間魚雷「回天」の実物。
読んで字のごとく、まさしく玉砕を目的とした人間が乗って動かす魚雷なのです。
もうかれこれ20年くらい前になるかと思いますが、初めて見た時に戦慄を覚えました。
零戦に乗って敵の戦艦に突っ込む「神風特攻隊」のことは話に聞いていました。
同じように魚雷を動かして敵の戦艦に突っ込む人間魚雷。
この魚雷に乗って戦い、海に散った若者たちの遺書の数々。
それを読んで涙が止まらなくなったことを思い出します。
国を想い、故郷を想い、父母を想う純粋な気持ちが綴られていました。
あなたたちのおかげで今の日本があるのです。
そして、私たちがこうして生きることができるのです。
ありがとうございます。
あなたたちと同じこの日本に生を受けた者として、恥ずかしくない未来を創ります。
そのために、残りの人生を一所懸命に生きます。
毎年、そんな誓いをする終戦記念日です。
水泳を楽しむ
夏のレジャーのメジャーはなんといっても海水浴。
私も家族で海水浴を楽しむのが恒例となっています。
昔も今も夏の海の人気は衰えません。
私は小学校の頃は水泳が大の得意でした。
市の大会とかで一番にはなれませんでしたが、学校では二番三番を争うくらいの力量でした。
勉強の方はからっきし駄目でしたが、スポーツは基本的にはなんでもそこそここなす万能タイプでした。
水泳の方も得意種目は個人メドレー。
当時、小学生でバタフライができる人が少なかったので、4泳法をマスターしていることは少しばかり自慢でした。
家のすぐ近くに市営のプールがあり、夏になるとほぼ毎日通っていたことが功を奏したのかもしれません。
おそらくあの時代、クラスメイトの他の誰よりも多くプールに通い、誰よりも長時間泳いだことだけは間違いありません。
中学校に入ると、私は陸上の長距離走に夢中になり、夏でも炎天下を長時間走るようになりました。
水中から出て陸へ上がったわけです。
たった小学校のときの数年間で覚えた水泳ですが、今も4泳法でしっかりと泳ぐことができます。
なるほど、体で覚えたことは忘れないのでしょう。
そして、やはり「好きこそ物の上手なれ」。
仕事も夢中になってやりたいものです。
夏の甲子園
夏といえば「甲子園」。
高校野球の夏の甲子園は、もはや夏の風物詩として定番です。
夏の甲子園といえば思い出すのが、当時、石川県星陵高校の所属した、松井秀樹選手の5打席連続敬遠。
運命の悪戯なのか、打順のめぐり合わせも重なって、前代未聞の5打席連続敬遠ということが起こってしまったのです。
相手の高知県明徳義塾高校は、完全に悪者になってしまいました。
勝者の校歌斉唱は、スタンドの「帰れ!帰れ!」のコールでまったく聞こえないくらいでした。
物議をかもしたこの試合の翌日、当時、所属していた会社の営業会議で、この試合のことが話題になりました。
当時の上司は、全員に意見を言わせた後に、このように言ったのです。
「ルールの範囲内だから、あれでいいんだ。勝負は勝たなければならない。綺麗ごとを言っていては勝てない。」
そのときはそうなんだと思っていました。
さて、話題となった「もしドラ」によれば、この5打席連続敬遠は果たしてよかったのかという疑問符が付きます。
なぜならば高校野球の目的は、観客も含めたすべての関係者に感動を与えることにあるからです。
勝った明徳義塾は次の試合では、練習試合で何度も勝っている格下のチームに負けました。
この試合で光ったのは、松井選手の真摯な態度でした。
あのとき誰がこの松井選手が十数年後に、米大リーグの名門ヤンキースのクリーンナップで大活躍し、ワールドシリーズ制覇の立役者としてMVPを獲得するとこと予想したでしょうか。
ドラフトで巨人に指名され、長島さんに鍛えられ、巨人の4番を打ち、何度も日本一に輝き、名門ヤンキースでワールドシリーズを制覇する。
しかもそこでMVPを獲得する。
松井選手の活躍を見る限り、なんという強運の持ち主だろうかと思ってしまいます。
長い目で見たときに、本当の勝者は誰だったのかと考えてしまうのです。
今年の甲子園も熱い戦いが続きます。
サウナ健康法
比較的早く帰宅できたときは、相変わらず半身浴を続けています。
健康にどんな効果があったのかは、具体的に数字で表されているわけではありませんが、ほとんど休むことなく働けているのがその効果かもしれません。
半身欲をするようになってからは少し足が遠のいていましたが、最近はたまにサウナで汗を流すようにしています。
私の場合、低温サウナに12分入ってから水風呂で体を冷やすパターンを3回続けます。
合計で36分間サウナに入るわけです。
かなりの量の汗が出ます。
サウナに入る前後の体重差は、いつもだいたい約2キログラムになります。
おそらく2リットル近い汗が出ていると思われるのです。
サウナを出た後は無料のマッサージ器で1時間くらいマッサージをします。
気分も爽快になりストレスも解消されるのです。
その日の夜はいつもよりぐっすりと寝ることができるのです。
実は私は大学生の頃からサウナ愛好家だったのです。
当時は随分「おじんくさい」と言われたものです。
サウナで疲れを取り気分転換する。
そんな健康法をやりだしてかれこれ30年以上になります。
今までたいした大病もなく、メチャクチャハードな激務に耐えてこられたのも、もしかしたらサウナのおかげかもしれません。
お弁当
何を隠そうこの私、実は1年間だけ、都内のある仕出し弁当会社の社長をしていたことがありました。
そのときのライバル会社は「玉子屋」さんです。
といっても玉子屋がライバルというのはこちらが勝手に思っていただけの話ですが。
今、毎日お昼に食べているのが、その「玉子屋」のお弁当なのです。
人生とは不思議なものですね。
そのときも雇われサラリーマン社長で、しっかりとしたオーナーがいました。
1年後にはこの会社はM&Aで他の会社に買収され、私はお役御免となりました。
それでも一日2000食以上の弁当を作り、都内の工事現場や会社に配達していたわけですし、名前の知れた大手企業数社とも取引がありましたので、もちろん規模は全然違いますが、まんざら玉子屋がライバルだと言うのはまったくのでたらめではなかったわけです。
そのときは、朝4時には出勤し、弁当つくりの先頭に立ち、8時くらいからは受注の電話ラッシュの中、電話を受けました。
そして昼前には車に乗って都内各地に配達しました。
ときには大口取引を受注するために、スーツに着替えて大手会社の総務部長を尋ねて歩く日もあったりしたのです。
たった1年間の経験でしたが、今思えば貴重な経験だったと思います。
玉子屋のお弁当を食べるたびに、あの頃を思い出し懐かしさがつのります。
私は占いによると飲食関係の仕事に就くと成功するのだそうです。
またどこかでそんな機会があるのかもしれません。
なでしこジャパンの国民栄誉賞
なでしこジャパンの国民栄誉賞の受賞が決まりました。
個人ではなく団体としては初めてのことだそうです。
多くの国民、特に女性の方々に希望を与えてくれるものだと思います。
元々日本は女性が活躍すると活気が出る国だと思います。
それはきっと日本が限りなく女性的な国だと思うからです。
天照大神は女性の神様です。
卑弥呼をはじめ数々の女性天皇もおりました。
上杉謙信が女性だったというような珍説もあるくらいです。
富士山もその美しさはどちらかと言うと、美の対象である女性を象徴する山であると思います。
民族衣装である着物や日本舞踊、能なども、やはり男性的な「動」とは対照的な「静」である女性的なものであると思うのです。
だからこそ、女性がリーダーになったり、女性が活躍するほど、国としての運勢が上がるような気がするのです。
今回のなでしこジャパンのワールドカップ制覇や国民栄誉賞の受賞がきっかけとなり、益々、女性が活躍する時代が到来する予感がします。
それと同時に、日本も震災からの復興を必ず成し遂げて発展することができるという期待ももちたいものです。
なでしこジャパン皆さん、おめでとう。
そして、これからも期待します。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110802-00000311-soccerk-socc
運について考える
AKB48の生みの親で、作詞家、作家でもあり数々のヒットを連発する、天才「秋元康」さん。
成功は1パーセントの才能、1パーセントの努力、98パーセントの運で決まると言い切ります。
ではどうしたら「運」が良くなるかということです。
この秋元さんがあるときロサンゼルスの高級ホテルにタクシーで乗りつけたときの話です。
玄関に着いてタクシーを降りた瞬間、犬の糞を踏んづけたそうです。
この瞬間、秋元さんは「俺は何て運が良いんだろう」と思ったというのです。
駄洒落ではありません、本当の話です。
高級ホテルの玄関に犬の糞がある確率やそれがそのまま放置される確率、そしてタクシーがその近くで止まる確率、開いたドアの真横にあり、降りて一歩目でそれを踏む確率など、考えるだけで奇跡的な出来事だったと感動するわけです。
秋元さんは運が良くなる方法として、自分は運が良いと思い込むことだと言います。
長者番付の常連、銀座まるかんの斉藤一人さんや米大リーグの松井秀樹選手、その他本当に多くの成功者が説く運がよくなる方法は、人の悪口や陰口を言わないこと言います。
イエローハットの創業者である鍵山さんをはじめとするやはり多くの成功者は、整理整頓や掃除をすることにより、運が良くなると教えるのです。
いずれにしても運が良い悪いというのはあると思います。
ビジネスの世界では運も実力のうちとはよく言われることです。
せっかくやるのであれば、同じ努力をするのであれば、やはり運が良い方が良いのでしょう。
私も運を良くすることを意識したいと思います。
プロ野球ヤクルトの快進撃に思う
プロ野球セリーグのヤクルトが好調です。
2位に約7ゲーム差をつけての独走です。
シーズン前にこのヤクルトの独走を予想して人は、果たしていたでしょうか。
これだから、スポーツは面白いのでしょう。
勝負は蓋を開けてみないとわからないとは、よく言ったものです。
プロ野球の球団別平均年棒では、ヤクルトは12球団中9位です。
ちなみに1位は阪神、2位はソフトバンク、3位は中日です。
以外にも巨人は4位なのには驚きました。
単純には比較することはできませんが、ヤクルトがいかに効率よく上手く選手を使っているかということでしょう。
監督が優秀なのか、フロントが優秀なのかわかりませんが、やはりそこには戦略や一貫した方針のようなものがあったと思うのです。
個人成績の優秀な者だけを集めても勝てないのがチームプレーの難しさです。
この点だけは昔も今も同じようです。
どうやら洋の東西を問わず、この点に関しては違いがないようです。
会社も同じくチームプレーが大事です。
全体は単なる個の総和ではないということでしょう。
集団になると強いというチームを目指したいと思います。
http://www.asahi.com/sports/update/0509/TKY201105090378.html