マクドナルドの原田社長の講演
マクドナルドの原田社長の講演を聴きました。
8年連続で増益を更新し、昨年は史上最高益をも更新したそうです。
原田社長就任までは、低迷を続けていたマクドナルド。
まさに、企業はトップで決まることを実証する活躍です。
講演内容は感動することの連続でした。
参考になるというより、驚いたことが幾つかあったのでご紹介します。
60歳を超える年齢でありながら、スリムで筋肉質な体つき。
スポンサーにもなっている東京マラソンを4時間と少しで完走したそうです。
今回で2回目とか。
体力気力とも充実している、自己管理が完璧に出来ている姿に圧倒されました。
元々、コンピューターのエンジニアだった原田社長。
あるとき、アップルに転職し、初めてマーケティングに携わったそうです。
そして、その後にマクドナルドの社長に抜擢されるわけです。
その職歴から出された結論が、現場にすべてがあるというものでした。
そして、基本に戻ること、らしさを取り戻すこと、そして強さをより伸ばすこと。
マクドナルドのビジネスは、ピープルビジネスだと断言し、正社員のみならずクルーと言われる、アルバイトの教育にも力を注ぎます。
ファーストフードではなく、クイックサービスレストランであると断言し、店舗作りや商品構成にもしっかりとした戦略やコンセプトを導入しているのです。
こうして、マクドナルドの快進撃は続いてきたのです。
成功している異業種にヒントがある。
成功している会社は、業種を超えて共通点がある。
まさに、目からうろこの貴重な講演内容でした。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E7%94%B0%E6%B3%B3%E5%B9%B8
フェイスブックで見つけた言葉
フェイスブックをしているのですが、見よう見まねでやっているような状態です。
弊社「日本マウント」としては、業界でソーシャルメディアを極めることを目指しているので、まずは私がしっかりとフェイスブックの勉強をしなければならないと感じる昨今です。
さて、フェイスブックの投稿を眺めていると、勉強になる言葉にたくさん出会います。
その中で、気に入った言葉がありましたので紹介します。
したい人 10000人
始める人 100人
続ける人 1人
計算すると、それぞれ100分の1の確率で減っていくわけです。
そんなものなのでしょう。
やりたいと思っていても、実際にやってみる人は100人に1人。
確かに本を読んでやってみようと思ったり、講演やセミナーを聴いてやってみようと思うことは多いでしょうが、実際に実行する人は少ないのです。
そして、やってみたけれど続かない人がほとんどです。
やり続けることが出来る人は、やはり100人に1人なのでしょう。
これは真実だと思います。
やること、そしてやり続けることこそ、成功のための王道なのです。
継続は力なり、継続こそ力なり、なのです。
弊社「日本マウント」のビジネスも、コツコツ物件を集め続けること、そしてその情報を発信し続けることが基本です。
どれだけ継続し続けられるのか、そしてその量と質が勝敗を決定するのです。
愚直にやり続けたいと思います。
小学校での悲劇
ある小学校で校長が他の教職員の財布から繰り返し現金を盗んでいたことが発覚したそうです。
盗んだお金は、住宅ローンの返済に充てていたとか。
教職員7人の財布から13回にわたり計14万7000円を抜き取ったそうです。
ちょっとした出来心というには回数が多いではありませんか。
当初は部下の責任にしていたというのも、なんとも恥ずかしい話です。
現金がなくなったと教員に相談されても「あなたの管理が悪い」と取り合わなかったそうです。
このニュースを聞いたときに、最初に思ったことはその小学校の生徒たちが可愛そうだということです。
その小学校の生徒たちは、どんなに辛くショックだったことでしょうか。
私の感覚では、小学校のときには、先生といえばある意味、両親以上に影響力のある尊敬すべき人、ヒーローのような存在でした。
今の時代はそこまでいかないかもしれませんが、かなりの影響力があることには異論はないことでしょう。
校長といえば、小学校ではトップですし、文字通り「顔」ですから、生徒達にとってその存在は絶対でしょうし、影響力も絶大でしょう。
その小学校の生徒たちは、この校長を反面教師として生きていかなければならないのです。
教師を教育する機関や制度が必要だと思うのは私だけでしょうか。
教師になってからが大切なのだと思います。
会社も同じなのです。
会社に入ってからの教育が大切なのだと思います。
弊社「日本マウント」でも、今年は社員教育に力を入れていく所存です。
新潟県村上市
新潟県村上市。
町おこしや町屋の再生で有名です。
10年前にそのプロジェクトをたった一人で始めたのが、村上伝承の鮭料理を製造販売するお店「味匠吉川」を経営される吉川(きっかわ)さんです。
この吉川さんと、那須高原の高級リゾートホテル「二期倶楽部」で行われた、ある経営セミナーで同室となりました。
この日、お誕生日だった吉川さんには、二期倶楽部から素敵なバースデーケーキがプレゼントされましたが、その夜、部屋でそのケーキを半分頂ながら、朝方まで吉川さんの話を聞くことが出来ました。
10年前高い志を立てて、たった一人でスタートした町おこしは苦難の連続だったそうです。
近代化すれば、保証金などのお金が入ってくる商店街は猛反対。
しかし、村上の古い町並みを残し、魅力ある町屋を再生しない限り、全国の他の町のように近代化した商店街はことごとく失敗したのと同じことになってしまうという危機感から、対抗勢力に立ち向かうのです。
対抗勢力の数は千倍、万倍という巨大な勢力でした。
中傷、非難、罵倒、脅迫にさらされながらも、1軒1軒を、1人ひとりを説得して、少しずつですが、わずかながらも運動は広まり、古き良き町屋らしさを取り戻していくのです。
反対していた市長がやっと賛成してくれたかと思えば、その市長も市町村合併の市長選で落選。
当選した市長は反対ということが何回も続いたそうです。
諦めることなくやり続けていく中で、反対の急先鋒だった力のある女性が、当然、賛同するという奇跡が起こります。
こうして苦節10年、ついに過半数以上の市民の賛同を得るまでになったのです。
今や、新潟県村上市は観光客が溢れる、魅力的な素敵な町に生まれ変わりました。
翌朝、吉川さんに誘われて、寒さに震えながら、二期倶楽部の広大な敷地の中を歩いて10分という露天風呂へ行きました。
風呂から出た後も、ここへ行こう、あそこへ行こうと、湯冷めするのも気にすることなく、広大な二期倶楽部の敷地にあるすべての施設を見て歩いたのです。
流石に、私は途中でリタイアしてホテルの部屋へ帰りました。
この人は、他の人にない、類まれな純粋さ、情熱、行動力を持っていることが分かりました。
なるほど、人との出会いは人間を成長させるということが分かります。
吉川さんという1人の人の立ち居振る舞いに触れて、私は未だかつてない衝撃を受けたのです。
私が今までいかに生ぬるい人生を送ってきたのか。
そして、いかに純粋でなく、どこかしら澱んでいたのか。
吉川さんの誕生日であったこの日は、私にとっても、私の人生の中で、また新しい誕生日の一つになりました。
生まれ変わったつもりで、高い志を持って、残こりの人生を走り抜きたいと思います。
もしドラの秘密
もしドラ。
もはや誰もが知っている言葉です。
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら」という本のタイトルです。
略して、もしドラ。
このもしドラ、実に270万部を売り上げたそうです。
那須高原の高級リゾートホテル「二期娯楽部」で行われた経営セミナーで、この「もしドラ」の仕掛け人である、発行元のダイヤモンド社で企画・編集した「加藤貞顕」さんの講演を聴くことができました。
驚いたことが三つ。
一つはきっかけ。
加藤さんが、もしドラの著者「岩崎夏海」さんのブログを見て、この作品を書いてもらうことを企画したということです。
数多くあるブログの中から発掘したという事実です。
二つ目は、略称である「もしドラ」は、加藤さんがツイッターを使って広めたということです。
ツイッター検索を使って、ドラッカーについてつぶやいていた人に、かたっぱしからコメントを返し、「もしドラ」という略称を広めていったとか。
その後、もしドラ公式アカウントを作っていくのです。
三つ目は、販売に対して、まさしくドラッカーの言うところの「マネジメント」をしっかりと実践していたという事実です。
顧客定義をきちんとし、誰に売るかというターゲッティングもしっかりとし、販売促進など周到に準備していったのです。
270万部の大ヒットは偶然の産物ではなかったのです。
私は冗談ではなく「もし、もしドラの編集者がドラッカーのマネジメントを読んだら」という本を書きたいくらいの気持ちになりました。
何事も偶然はないのだと思います。
私たちのビジネスも同じです。
二期倶楽部
縁があって二期倶楽部に宿泊することができました。
那須高原は弊社「日本マウント」のホームグラウンドです。
年間、30件くらい売買仲介がある那須高原には、以前は毎週のように行っていました。
二期倶楽部の横を通るたびに、車に同乗している地元の業者から、富裕層や芸能人ご用達の高級リゾートホテルだと聞いていたのです。
その、二期倶楽部での宿泊でした。
予想以上のスケールに驚きました。
広大な敷地。
清流や森林など、自然を十分に満喫できるデザインに感動しました。
センスのある建物が自然にマッチしていて、違和感が全くありません。
細部まで真心が込められた、備品や装飾品には、美しさがみなぎっています。
敷地内の菜園で採れた新鮮な野菜の美味しさも格別なものでした。
従業員の笑顔や、その優しさ、そして素早い行動には、ブランドというものがしっかりと確立されていることを感じます。
また、この場所に来たい。
ずっと、この場所にいたい。
本物のリゾートとは、こんな気持ちにしてくれる場所のことを言うのでしょう。
27年前にわずか6室からスタートした「二期倶楽部」ですが、そのときには社長の北山ひとみさんのスケッチブックには今の施設のすべてが描かれていたというのです。
本物のブランドとは時間をかけて創り上げていくものなのでしょう。
百聞は一見に如かず。
ブランド認識が心に刻み込まれたひと時となりました。
首都圏の地震に備えて
4年以内に首都圏に大規模な地震が起こる確率は7割だそうです。
今週の週刊誌でそのことが大々的に取り上げられていました。
週刊現代では以下のような記述で不安を煽っていたのです。
「天気予報で降水確率70パーセントと言われれば、たいていの人は傘を持って出勤するでしょう。
地震予報もこれと同じです。」
皆さんどう思いますか。
団塊の世代の大量退職による移住の需要で、別荘や田舎暮らし物件の動きが活発になってきています。
そこに加えて、地震に備えて緊急避難用の別荘や田舎暮らし物件が、にわかに脚光を浴びてきているのです。
人気が出そうなのが、八ヶ岳や安曇野、軽井沢や北信州である、上田や佐久、小諸などの地域だと思われます。
地盤が固い、津波の心配もない、原発から遠い、東京から比較的近いなどの好条件が揃っているからです。
今までの田舎暮らしのメッカは福島県でした。
それが震災の影響で長野県や山梨県に変わりました。
首都圏や東海地方の地震予想の影響で、この傾向には拍車がかかりそうな気がします。
時流とはこういうことをいうのでしょう。
信州と甲斐の今年の夏は、リゾート物件や田舎暮らし物件の需要で熱くなりそうです。
http://www.asahi.com/national/update/0123/TKY201201230641.html
人間は35歳で決まる
平成建設の社長の講演を聴きました。
平成建設といえば、マスコミでも何度も取り上げられた有名企業です。
静岡県の沼津市にある建設会社にも関わらず、東大や京大など有名大学からの新卒者が入社するほどの人気企業です。
大手ゼネコンの内定を蹴ってまでも、新卒者が入りたいほどの魅力があるのです。
その秘密は「内製化」。
下請けや外注は一切なく、すべてが自己完結する会社なのです。
この会社のリーダーも自己完結能力を持った人たちなのでしょう。
社長の言葉で印象に残ったものは、人間は35歳で決まるというものでした。
35歳で色分けされるそうです。
リーダーになる人と、単なる愚痴屋(この社長の表現です)で終わる人とにです。
確かに35歳くらいまでには部下が1人や2人はいたり、後輩が何人かはいるものです。
部下や後輩を誘っては居酒屋などで上司や会社の批判をする人のことを、きっと愚痴屋というのでしょう。
自分に自信がないことの裏返しが、自分の話を素直に聞いてくれる部下や後輩を誘っての、居酒屋などでの愚行にいたるわけです。
自分が無能であることを証明しているようなものです。
そういう人でリーダーになった人はいません。
その時点でまさに色分けされているわけです。
平成建設は企業カルチャーを大事にするために、スタートのときから新卒採用を継続してきた会社です。
今や社員は500人を超える大所帯となりました。
最年少役員は36歳。
平成不況の逆風の中、建設業という業種でここまでの基盤を創ってきた社長の言葉だけに重みがありました。
北海道の土地を持っている人は気をつけよう
原野商法の被害者を狙った測量詐欺で逮捕者が出ました。
北海道の土地を持っている人に「あなたの北海道の土地107坪が749万円で売れる。売却に測量が必要」と虚偽の説明をし、84万円をだまし取った疑いだそうです。
2009年3月から11年10月に約500人から約4億円をだまし取ったというから凄いことです。
架空の会社名や偽名を使っていたというから、まさにプロの詐欺師だったわけです。
訪問時も指紋を残さないよう、瞬間接着剤を指に塗っていたいう話には驚きました。
彼らは、私たちリゾート物件や田舎暮らし物件を取り扱っている不動産業者の敵です。
業界のイメージダウンにつながるからです。
彼らのような詐欺師がいる限り、リゾート物件を扱っている不動産会社は誤解され続けるわけです。
弊社にも、ごくたまに間違い電話がかかってきます。
似たような名前で原野商法や測量商法をやっている、いかさま業者がいるのでしょう。
誤解されること自体、迷惑なことですし、悲しいことなのです。
弊社「日本マウント」では、一切、北海道の物件は扱っていません。
北海道に限らず、土地自体の扱いをほとんどやっていないのです。
企業はお客様に喜ばれるために存在し、誰かの役に立つために存在するものだと考えます。
少なくとも、弊社「日本マウント」の存在意義はそこにあると思うのです。
1日も早く、原野商法や測量商法に関わる詐欺が根絶することを願います。
セミナー参加者の顔ぶれ
最近、経営セミナーに参加して思うことがあります。
それは、セミナー出席者の顔ぶれです。
内容は中小企業のオーナー社長向けのもの。
出席者の中には、某航空会社の現役パイロットや現役の高校教師。
学習塾の講師。
大手1部上場企業の若手社員。
いわゆるサラリーマンの方々です。
私の常識や先入観を覆すような顔ぶれです。
彼らは勿論、自腹を切って就業時間外に参加しているのです。
名刺交換をして初めて知る「現実」です。
時代の傾向なのでしょうか。
ただ、言えることは、たとえサラリーマンであっても経営感覚が必要な時代であること、今後益々そうなることは確かなのです。
これからの時代はまさに「サバイバルゲーム」。
大企業や資格にすがっていても生き残れません。
本当に実力があるものしか通用しない時代になることでしょう。
まさしく「本物」や「一流」にならなければいけないのです。
学ぶこと、努力すること、そしてそれを継続すること。
セミナー参加者の顔ぶれから教えられます。