人間は35歳で決まる
平成建設の社長の講演を聴きました。
平成建設といえば、マスコミでも何度も取り上げられた有名企業です。
静岡県の沼津市にある建設会社にも関わらず、東大や京大など有名大学からの新卒者が入社するほどの人気企業です。
大手ゼネコンの内定を蹴ってまでも、新卒者が入りたいほどの魅力があるのです。
その秘密は「内製化」。
下請けや外注は一切なく、すべてが自己完結する会社なのです。
この会社のリーダーも自己完結能力を持った人たちなのでしょう。
社長の言葉で印象に残ったものは、人間は35歳で決まるというものでした。
35歳で色分けされるそうです。
リーダーになる人と、単なる愚痴屋(この社長の表現です)で終わる人とにです。
確かに35歳くらいまでには部下が1人や2人はいたり、後輩が何人かはいるものです。
部下や後輩を誘っては居酒屋などで上司や会社の批判をする人のことを、きっと愚痴屋というのでしょう。
自分に自信がないことの裏返しが、自分の話を素直に聞いてくれる部下や後輩を誘っての、居酒屋などでの愚行にいたるわけです。
自分が無能であることを証明しているようなものです。
そういう人でリーダーになった人はいません。
その時点でまさに色分けされているわけです。
平成建設は企業カルチャーを大事にするために、スタートのときから新卒採用を継続してきた会社です。
今や社員は500人を超える大所帯となりました。
最年少役員は36歳。
平成不況の逆風の中、建設業という業種でここまでの基盤を創ってきた社長の言葉だけに重みがありました。
北海道の土地を持っている人は気をつけよう
原野商法の被害者を狙った測量詐欺で逮捕者が出ました。
北海道の土地を持っている人に「あなたの北海道の土地107坪が749万円で売れる。売却に測量が必要」と虚偽の説明をし、84万円をだまし取った疑いだそうです。
2009年3月から11年10月に約500人から約4億円をだまし取ったというから凄いことです。
架空の会社名や偽名を使っていたというから、まさにプロの詐欺師だったわけです。
訪問時も指紋を残さないよう、瞬間接着剤を指に塗っていたいう話には驚きました。
彼らは、私たちリゾート物件や田舎暮らし物件を取り扱っている不動産業者の敵です。
業界のイメージダウンにつながるからです。
彼らのような詐欺師がいる限り、リゾート物件を扱っている不動産会社は誤解され続けるわけです。
弊社にも、ごくたまに間違い電話がかかってきます。
似たような名前で原野商法や測量商法をやっている、いかさま業者がいるのでしょう。
誤解されること自体、迷惑なことですし、悲しいことなのです。
弊社「日本マウント」では、一切、北海道の物件は扱っていません。
北海道に限らず、土地自体の扱いをほとんどやっていないのです。
企業はお客様に喜ばれるために存在し、誰かの役に立つために存在するものだと考えます。
少なくとも、弊社「日本マウント」の存在意義はそこにあると思うのです。
1日も早く、原野商法や測量商法に関わる詐欺が根絶することを願います。
セミナー参加者の顔ぶれ
最近、経営セミナーに参加して思うことがあります。
それは、セミナー出席者の顔ぶれです。
内容は中小企業のオーナー社長向けのもの。
出席者の中には、某航空会社の現役パイロットや現役の高校教師。
学習塾の講師。
大手1部上場企業の若手社員。
いわゆるサラリーマンの方々です。
私の常識や先入観を覆すような顔ぶれです。
彼らは勿論、自腹を切って就業時間外に参加しているのです。
名刺交換をして初めて知る「現実」です。
時代の傾向なのでしょうか。
ただ、言えることは、たとえサラリーマンであっても経営感覚が必要な時代であること、今後益々そうなることは確かなのです。
これからの時代はまさに「サバイバルゲーム」。
大企業や資格にすがっていても生き残れません。
本当に実力があるものしか通用しない時代になることでしょう。
まさしく「本物」や「一流」にならなければいけないのです。
学ぶこと、努力すること、そしてそれを継続すること。
セミナー参加者の顔ぶれから教えられます。
ウエイトコントロール
6ヶ月前に、ある病院で診断を受けました。
そこで、少し体重を落とすように指導されたのです。
私はバブル時代の絶頂期の体重から20キロ落とした実績があります。
その後、少し油断していたところ、10キロほど、いつの間にか増えてしまっていたのです。
そこで、ウォーキングをしたり、食事を工夫することにしたのです。
無理して体重を落としても、また直ぐに戻ってしまうでしょうから、あくまでも自然体を心がけました。
先日、半年経ったからと再度、検査をしました。
体重はあまり細かくはチェックしていなかったのですが、半年前より6キロほど減っていたのです。
医者もさぞかし喜んでくれるのかと思いきや、
「こんなに体重減らしちゃっていいのかな~」なんて言っているのです。
「標準体重になっちゃったよ」。
のんきなものです。
自分で体重を落とせと言っておきながら。
まあ、無理しないでウエイトコントロールできたので、そんなに頭にはきませんでしたが。
しかし、血圧の数値は大幅に改善されていました。
やはり、体重は影響するのでしょう。
弊社では間違いなく、私が断トツで一番、休みなしの長時間労働をしているという自負があります。
時給に換算すれば、一番安い賃金かもしれません。
しかし、これも健康で体力があってこそ出来ることなのです。
自分の身体に感謝しなければなりませんね。
しばらくはこの体重を維持したいと思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%99%E6%BA%96%E4%BD%93%E9%87%8D
あるカフェレストランでの出来事
会社の近くにあるカフェレストラン。
名の知れた大手チェーン店です。
第一京浜沿いにあるので、箱根駅伝のテレビ中継で映ったという話ですが。
1月5日のランチ時は、もう仕事が始まった企業が多かったせいか、かなりの混雑していました。
私はいつもメニューを見て注文をするのにほんの数秒。
入店して直ぐに注文したのですが、30分過ぎても料理が届きません。
後から入店した他のお客様の料理はドンドン届いているのです。
流石に我慢できなくなって、ウエイトレスに文句を言いました。
きっと、オーダーを受けた人が忘れていたのでしょう。
直ぐに店長が謝罪に来ました。
そこでも私は辛口の一言。
なあなあでは済まさない性格なのです。
料理が届いて、食べている最中に再び店長が来てもう一度、謝罪の一言。
「大変申し訳ありませんでした。次からは10分以内で料理を出すようにいたします。この料理はサービスさせて頂きます。」
と言って、深々と頭を下げて、伝票を持っていきました。
その後、食事を済ませて帰るときに、出口まで店長が走ってきました。
両手にはこれからお客様の届ける料理を持っていました。
そこでも、深々と頭を下げてのお詫びの一言。
私が注文した料理はランチメニューの2人で1200円の料理だったのです。
クレーム対応のマニュアル以上の対応だったのだと思います。
この店が気に入りました。
これからも利用しようと思います。
クレーム処理は大切ですね。
悔しさをバネに
今年の箱根駅伝で圧勝した東洋大学。
昨年、わずか21秒差で苦杯を舐めた翌日、1月4日早朝6時に新メンバーでの練習がスタートしたそうです。
普通ならば1日休んでとなるところでしょうが、悔しさがそうさせたとか。
1人1人が1秒を削り出すにはどうしたらいいのかを真剣に考えるところからスタートしたというのです。
4年生を中心に、勝利への執念が足りなかったと、何回もミーティングを開いたそうです。
その結果、今年の圧勝となるわけなのですが、やはり勝つチームというのは違うものです。
次元はまったく違いますが、私も中学・高校と陸上競技で長距離走を専門にして活躍していたことがあります。
高校時代は2年連続で全国高校駅伝で都大路を走りました。
中学3年のときの、県大会への出場をかけた地方予選3000メートルで、悪くても3位くらいになれると思って油断していたのか、6位と惨敗してしまいました。
6位までが県大会に進むことがきる予選会でしたので、首の皮一枚つながったかたちとなったのですが、悔しさのあまり、レースが終わってから直ぐにその会場でトレーニングを始めました。
今、考えれば、同僚の応援をしなければならない立場だったのでしょうが、そのときは悔しくてたまらず、いてもたってもいられなかったのだと思います。
その1ヶ月後の県大会では4位に入賞することができました。
秋の県大会2000メートルでは3位になることができ、そのときの記録が出身地の諏訪記録として、35年後の今も残っているのです。
悔しさをバネにする。
ビジネスでも必要なことかもしれません。
箱根駅伝の山の神
箱根駅伝、往路は東洋大学が独走で4連覇の偉業を成し遂げました。
これは文字通り「新山の神」と謳われる柏原選手に始まり、柏原選手に終わった4連覇だった言っても過言ではないでしょう。
期待通りの結果を出すことが素晴らしいことです。
しかし、期待以上の結果を出すことは、もっと素晴らしいことなのです。
柏原選手はそれを成し遂げました。
今回は今までとは違う、追う立場ではなく、トップで襷を受けた、すなわち追われる立場だったのです。
駅伝ではともすれば、追う立場、次々に追いかけ追い抜く目標物があるほど、精神的に有利であり、とかく記録も出やすいと言われてきました。
だから、トップで襷を受けた今回は、記録更新に疑問符をつけた専門家もいたと聞いています。
そんな懸念をあざ笑うような区間新記録。
平坦を走れば、これほどの差はつかないのに、こと山上りになると、これほどまでに差がつくというのは、まさに山上りに関してはスペシャリスト中のスペシャリストなのでしょう。
何かの分野で一番になること。
何かの分野で尖がること、突き抜けること。
期待通りではなく、期待以上の結果を出すこと。
そして、感動を与えること。
ビジネスでもまったく同じなのだと思います。
駅伝を通して、東洋大学の柏原選手に教えられました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120102-00000080-spnannex-spo
お正月の風物詩
お正月の風物詩はなんと言っても駅伝です。
昨日は実業団日本一を決める「ニューイヤー駅伝」
そして、今日と明日は箱根駅伝です。
私は高校時代、駅伝の選手だっただけに、駅伝には目がありません。
ニューイヤー駅伝の開催場所は群馬県。
弊社の田舎暮らし物件を取り扱う、前橋や桐生もしっかりと映像に移っていました。
そんな映像に映った街並みを見るのも一つの楽しみです。
明日の箱根駅伝での箱根も勿論、弊社が取り扱うリゾート地の一つです。
やはり、映像に出てくる見慣れた街並みを見ると、なんとなく嬉しくなるのは私だけではないことでしょう。
更に、楽しみなのが、第一京浜を走るときに、弊社が入居しているビルが映像に移ることです。
往路、復路の両方で映る可能性があり、そんなたわいもないことに、ドキドキしたり一喜一憂することがなんとも不思議なものです。
駅伝は個人競技のような団体競技です。
チームプレーというのか、各自がきちんと自分の責任を果たすことで全体の勝利が決まります。
同じチームの選手の活躍に励まされたり、奮起させられたりで、球技のような具体的なチームプレーはありませんが、精神的なチームプレーは具体的なそれよりよりも大きいのかもしれません。
信頼と絆。
襷を繋ぎ続けることに意義があるのです。
何か私たちのビジネスにも通じるものがあると感じます。
今年のニューイヤー駅伝は、日清食品グループが2年ぶり2度目の優勝を果たしました。
やはり勝負は勝たなくてはなりませんね。
1番と2番の差は2番と100番の差よりも大きい。
私たちもニッチ市場で一番を目指します。
ラッキーな出来事
年に何回かはラッキーなことに遭遇します。
たいしたことではないのですが、なんとなく嬉しくなってしまうのは誰でも経験があることではないでしょうか。
先日、長野県安曇野市で契約がありました。
午前に1件の契約を済ませて、午後にもう1件の契約をしたのですが、弊社の現地スタッフが急用で席を外すこととなりました。
契約が終わった後に、いつもの通り現地スタッフに、松本駅まで送ってもらう予定でした。
急遽、どうしようかと考えていたところ、お客様がとても親切な方で、最寄の穂高駅まで車で送ってくださったのです。
穂高駅から松本駅まで大糸線という路線の普通列車で行き、松本駅から特急「あずさ」に乗って、新宿駅まで行くことを考えていました。
車で送ってくれた親切なお客様は、「もしかしたら1時間くらい待つかもしれませよ」と心配してくれたのです。
「待つことは慣れてますから」と答えた私ですが、実際に待つことはあまり苦にしていません。
待っている間、本を読むことが出来るからです。
しかし、偶然にも穂高駅に着いたたときに、白馬駅発の新宿駅行きの特急「あずさ」が到着する直前だったのです。
しかも、その特急が雪のため少し遅れての到着だったのです。
間一髪で、この特急列車に滑り込むことができました。
1日に1本だけの白馬駅発の穂高駅を通る、特急「あずさ」に乗れるという幸運にめぐり合えたです。
そして、本来の現地スタッフに車で松本駅まで送ってもらった場合にかかる時間よりも、かなり早く新宿駅まで行くことが出来たのです。
なんとなく得をしたような気がして、つい嬉しくなってしまったというわけです。
こんな体験を年に何回かはするのですが、年の瀬にこのような体験が出来て、余計に嬉しくなってしまったのです。
来年は良い年になりそうな気がします。
映画「マネーボール」を観て
遅ればせながら、映画「マネーボール」を観ました。
米大リーグの貧乏球団アスレチックスのゼネラルマネージャーが、選手を新しい分析方法で評価し、今までの評価の常識を覆す選手かき集めてチームを作り、金万球団を倒してワールドシリーズを制するまでの実話に基づいた映画です。
弊社のWebスタッフに勧められていたので、重い腰を上げて、多忙の中、弊社の幹部を連れて観に行ってきたのです。
沢山のヒントと勇気を与えられた映画でした。
客観的な数字が大切だということ。
すなわち、現実や事実を直視しなければならないこと。
直ぐに結果がでなくても、信じた戦略や方針をやり続ける忍耐強さが大切だということ。
お金よりも、もっと大切なものがあるということ。
人は自分を信じてくれた誰かのために頑張れるということ。
そして、行動すること。
常に考えること。
ときには思い切った決断が必要なこと。
教えられることが多い映画でした。
今、弊社「日本マウント」も、同じような組織改革、意識改革が必要な時期に来ているからです。
さあ、弊社もこれからです。