勝負の厳しさ
米大リーグの松井秀樹選手の所属先がまだ決まりません。
西岡選手や田沢投手はマイナー降格が決まりました。
福留選手は移籍先が決まりましたが、年棒は実に10分の1となったそうです。
実力主義の米大リーグの厳しさを伝えるニュースです。
過去の栄光も経験も実績も、全く考慮されないのがアメリカ流なのでしょう。
話は変わりますが、最近、ロンドンオリンピックのマラソン日本代表メンバーが決まりました。
いつものことですが、その選考基準がを巡って世論が騒がしくなりました。
曖昧であり、玉虫色であるその選考基準は、日本ならではのものなのでしょうか。
アメリカは実に公平でわかりやす選考です。
選考レースでの一発決着。
過去の実績は一切、関係ありません。
これからはビジネスの世界も同様なのでしょう。
今の実力や実績が評価される時代なのです。
過去の成功体験まで含めたすべてを捨て去ることが、ベテランほど、経験豊富な人ほど、求められる時代なのです。
ユニクロの柳井社長が書いた本のタイトルである「成功は一日で捨て去れ」を思い出します。
過去を振り返ることなく、常に挑戦し続けた結果として、今のユニクロの発展があるのだと思います。
弊社が身を置く不動産業界は益々、厳しくなることが予想されるこれからの時代。
果敢に挑戦し続けることが大切なのだと思います。
良き性格と良き習慣
成功するかしないかは、能力で決まるのではなく性格で決まる。
私が尊敬する経営コンサルタント「佐藤芳直」さんの言葉です。
成功は良き習慣によってのみもたらされる。
良き習慣は良き思考からスタートする。
とも教えてくださいました。
能力より性格ということには妙に納得します。
一時的には能力の方が勝ることはあるかもしれませんが、長い目で見れば、やはり性格の方が勝ることは間違いありません。
性格の良い人がドンドン成長し、能力で勝っていた人をいとも簡単に追い越していくことを何回も見てきたからです。
ですから、人材採用の面でも、性格で採用し能力を鍛えよと言われるわけです。
習慣が成功をもたらすというのも当然のことでしょう。
早起きの習慣、本を読む習慣、勉強をする習慣、運動をする習慣、反省をする習慣など、成功している人は確かに良い習慣が身についている人が多いのも事実です。
きっと良き習慣が良き性格を育むのでしょう。
また、良き性格から発せられる思考が良き習慣をつくるのでしょう。
では良き性格とはどんな性格なのでしょうか。
ドラッカーは明確にこれに対する答えを与えてくれています。
「真摯さ」。
私たちも、この「真摯さ」こそ持ちたいものです。
とっさの判断で
仕事で信州松本へ行くことが多いのですが、先日こんなことがありました。
私は血液型がA型ということもあってか、いつも時間に余裕を持って動くことが習慣となっています。
松本で待ち合わせ時間に余裕を持って間に合うように、また新宿発の特急あずさの出発時間に間に合うように、早めに新宿駅に来ていました。
そこに、あるアナウンスが。
「線路が損傷したので一時、遅れが出る予定です」。
中央線はよくこういうアクシデントがるのです。
私はとっさにバスで行くことを決断し、西口バス乗り場へ走っていきました。
その時間わずか5分。
出発する直前の松本行きのバスに飛び乗ることが出来たのです。
余裕を持ってスケジュールを組んでいたこともあり、お客様への時間の変更をお願いすることもなく、無事に松本まで行くことができました。
勿論、お客様との商談は時間通りにスタートすることが出来ました。
少し待ってれば電車が動いたかも知れませんが、今までの経験などから直ぐにバスで行く決断を下し、そのような行動に出たわけです。
現実の中で常にベストを尽くす。
これが、私のポリシーです。
考えながら行動し、行動しながら考える。
そして、余裕を持って行動すること。
とっさの判断でしたが、この判断は正しかったと思います。
勿論、いつもこのように上手くいくとは限らないことでしょう。
バスが満員だったり、ちょうど良い時間のバスがなかったりとかです。
しかし、ただ待つことよりも、やれることはすべてやり尽くすことが大切だと考えることにしています。
すべてはお客様のために。
歩きながらCDを聴く
早朝ウォーキングを始めて1年以上が経ちます。
雨の日や出張で宿泊したときは休むことにしていますが、1年間のうち、どうでしょうか3分の2くらいは実行したでしょうか。
1時間を目安に歩いているのですが、毎回、CDを聴くことにしています。
そのほとんどが経営に関するセミナーなどのCDです。
本を読むのとはまた違った楽しみがあります。
言葉に力が込められていたり、抑揚があったり、流暢であったり、語り手によって違いがあるのも、とても勉強になるのです。
本も同じですが、CDも1回聴くだけではなく、何回も聴くことによって、その度に新しい学びが得られることが魅力です。
何回か聴いて、初めて腑に落ちたという経験をたくさんしました。
繰り返すことの重要性をこれほど実感したことはありません。
私はどちらかというと、現場出ることが多いわけですから、本で読んだことやCDで聴いたことなど実践する機会がかなりあります。
実践した後に聴くCDは、実践前の何倍もの価値があるのだと思います。
ざっと数えても、この1年で延べ250本以上聴いたことになります。
これを続けたら、どれほど成長することが出来るかと考えると、ワクワクしてくる自分がいるのです。
継続は力なり。
やはりこの言葉に尽きるのでしょう。
これからも続けます。
久しぶりの再会
静岡に住む、かつての仕事仲間と久しぶりに再会しました。
多分、7~8年ぶりくらいの再会だと思います。
大変な修羅場を乗り越えて再起し、元気で頑張っている姿を見て嬉しくなりました。
東京に仕事に来たついでに、わざわざ弊社「日本マウント」まで訪ねて来てくれたのです。
今は、奥様と娘さん、そして親戚の人と家族で頑張っているそうです。
弊社「日本マウント」も昨年から、静岡地方にもその活躍の場を求めていきました。
新人が1人で開拓し、徐々に軌道に乗ってきたわけです。
熱海・伊豆、湯河原、箱根、十里木、そして伊東といったリゾート地がほとんどです。
いずれ、田舎暮らし物件などにも手を広げていきたいと考えています。
静岡から来てくれた、かつての仕事仲間とも、再び仕事でお付き合いが出来るとしたら、こんなに幸せなことはありません。
彼の大変だった頃のことも良く知っていますし、私も一緒に苦労した時期も、ほんの短期間でしたがありましたので、ぜひ何かで貢献したいと思うのです。
あれから時が経ち、それぞれそれなりに成長して、再び出会うことが出来たのは、きっと何か意味があることなのでしょう。
前と変わらない素敵な笑顔が印象的でした。
静岡は東京よりもかなり暖かいとのこと。
きっと、リゾートや田舎暮らしの需要もこれから益々、増えていくに違いないと思います。
お互いに頑張りましょうね、Iさん!
久しぶりの吉祥寺
お客様の売却相談に応じるために、久しぶりに吉祥寺に行きました。
大学時代に近くに住んでいたこともありましたし、卒業後もしばらくは近くに住んでいましたので、吉祥寺はホームグランドでした。
建築学科を卒業したときの卒業設計で、吉祥寺の街の中心に大型のショッピングセンターを設計したことを思い出します。
井の頭公園にも良く行きました。
ショッピングや食べ歩きも楽しんだ街です。
一時、建築や不動産の仕事を離れた後に、アパレル関連の小売業に携わったときにも、吉祥寺の街は視察やベンチマーキングなどの対象になる魅力的な商店街や優良店舗が多いことで有名でした。
思い出深い、そして大好きな街です。
震災後にも地盤が固いということで、今までも人気がありましたが、益々、人気が上昇したのが吉祥寺を中心とする武蔵野地域でした。
昔、まさしく吉祥寺の象徴だった伊勢丹はなくなりましたが、相変わらずこの街は素敵な街として輝いていました。
昔懐かしい、ハーモニカ横丁など、裏通りの個性的な商店街は健在でした。
昔と今が、過去と現在が同居する街並みは、不思議な魅力があります。
どんなに時代が進み、近代化が加速しても、昔を懐かしむ気持ちは、誰もが持っているものなのでしょう。
古民家が注目され、田舎暮らしが人気となってきた昨今を思うと、これからの時代、古き良き日本のライフスタイルが益々、見直されることになりそうです。
久しぶりの吉祥寺で感じたことでした。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%AB%E6%A8%AA%E4%B8%81
挨拶は素晴らしい
弊社「日本マウント」は、品川にあるビルの一室を借りているのですが、そのビルには多くの会社が入っています。
名前が知れた大手上場企業も入っています。
私はビルの入り口やエレベータ前、廊下などで他社の社員とすれ違ったりするときなど、なるべく挨拶をするようにしています。
挨拶が不自然なときは、会釈だけでもするように心がけているのです。
勿論、掃除などするビル管理のスタッフにも、いつも労いの言葉をかけています。
最近では、こちらがうっかりしていると、相手の方から先に挨拶してくれるようになってきました。
私は毎朝、会社に出勤するときに、あるコンビニで新聞やヨーグルトなど買っているのですが、店主と思われる人にもこちらから挨拶するようにしていました。
「おはようございます」。
店主も「いらっしゃいませ」ではなく、「おはようございます」。
そんなあるとき、レジで清算をしていると、店主が来て「このパンを食べてください」と菓子パンをサービスしてくれたのです。
今まで、コンビニでは何回も買い物をしてきましたが、このようなサービスを受けたのは初めてのことでした。
挨拶を交し合っていくと、お互いの情は通じていくものなのでしょう。
挨拶の力には素晴らしいものがあります。
これからも、気持ちよい挨拶を続けていきたいと思います。
マクドナルドの原田社長の講演
マクドナルドの原田社長の講演を聴きました。
8年連続で増益を更新し、昨年は史上最高益をも更新したそうです。
原田社長就任までは、低迷を続けていたマクドナルド。
まさに、企業はトップで決まることを実証する活躍です。
講演内容は感動することの連続でした。
参考になるというより、驚いたことが幾つかあったのでご紹介します。
60歳を超える年齢でありながら、スリムで筋肉質な体つき。
スポンサーにもなっている東京マラソンを4時間と少しで完走したそうです。
今回で2回目とか。
体力気力とも充実している、自己管理が完璧に出来ている姿に圧倒されました。
元々、コンピューターのエンジニアだった原田社長。
あるとき、アップルに転職し、初めてマーケティングに携わったそうです。
そして、その後にマクドナルドの社長に抜擢されるわけです。
その職歴から出された結論が、現場にすべてがあるというものでした。
そして、基本に戻ること、らしさを取り戻すこと、そして強さをより伸ばすこと。
マクドナルドのビジネスは、ピープルビジネスだと断言し、正社員のみならずクルーと言われる、アルバイトの教育にも力を注ぎます。
ファーストフードではなく、クイックサービスレストランであると断言し、店舗作りや商品構成にもしっかりとした戦略やコンセプトを導入しているのです。
こうして、マクドナルドの快進撃は続いてきたのです。
成功している異業種にヒントがある。
成功している会社は、業種を超えて共通点がある。
まさに、目からうろこの貴重な講演内容でした。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E7%94%B0%E6%B3%B3%E5%B9%B8
フェイスブックで見つけた言葉
フェイスブックをしているのですが、見よう見まねでやっているような状態です。
弊社「日本マウント」としては、業界でソーシャルメディアを極めることを目指しているので、まずは私がしっかりとフェイスブックの勉強をしなければならないと感じる昨今です。
さて、フェイスブックの投稿を眺めていると、勉強になる言葉にたくさん出会います。
その中で、気に入った言葉がありましたので紹介します。
したい人 10000人
始める人 100人
続ける人 1人
計算すると、それぞれ100分の1の確率で減っていくわけです。
そんなものなのでしょう。
やりたいと思っていても、実際にやってみる人は100人に1人。
確かに本を読んでやってみようと思ったり、講演やセミナーを聴いてやってみようと思うことは多いでしょうが、実際に実行する人は少ないのです。
そして、やってみたけれど続かない人がほとんどです。
やり続けることが出来る人は、やはり100人に1人なのでしょう。
これは真実だと思います。
やること、そしてやり続けることこそ、成功のための王道なのです。
継続は力なり、継続こそ力なり、なのです。
弊社「日本マウント」のビジネスも、コツコツ物件を集め続けること、そしてその情報を発信し続けることが基本です。
どれだけ継続し続けられるのか、そしてその量と質が勝敗を決定するのです。
愚直にやり続けたいと思います。
小学校での悲劇
ある小学校で校長が他の教職員の財布から繰り返し現金を盗んでいたことが発覚したそうです。
盗んだお金は、住宅ローンの返済に充てていたとか。
教職員7人の財布から13回にわたり計14万7000円を抜き取ったそうです。
ちょっとした出来心というには回数が多いではありませんか。
当初は部下の責任にしていたというのも、なんとも恥ずかしい話です。
現金がなくなったと教員に相談されても「あなたの管理が悪い」と取り合わなかったそうです。
このニュースを聞いたときに、最初に思ったことはその小学校の生徒たちが可愛そうだということです。
その小学校の生徒たちは、どんなに辛くショックだったことでしょうか。
私の感覚では、小学校のときには、先生といえばある意味、両親以上に影響力のある尊敬すべき人、ヒーローのような存在でした。
今の時代はそこまでいかないかもしれませんが、かなりの影響力があることには異論はないことでしょう。
校長といえば、小学校ではトップですし、文字通り「顔」ですから、生徒達にとってその存在は絶対でしょうし、影響力も絶大でしょう。
その小学校の生徒たちは、この校長を反面教師として生きていかなければならないのです。
教師を教育する機関や制度が必要だと思うのは私だけでしょうか。
教師になってからが大切なのだと思います。
会社も同じなのです。
会社に入ってからの教育が大切なのだと思います。
弊社「日本マウント」でも、今年は社員教育に力を入れていく所存です。