プロフェッショナルとは
某東証1部上場の経営コンサルタント会社の、著名な経営コンサルタンに相談する機会がありました。
相談内容はリフォームについて。
リフォームに関しては、第一人者と聞いていました。
弊社「日本マウント」は、関東甲信静岡地方のリゾート物件や田舎暮らし物件をメインに取り扱う、売買仲介会社です。
お客様からリフォームに関する相談を受けることが多いのですが、今までは地元のリフォーム会社を紹介することだけで対応してきました。
それでも、昨年は1年間で20件を超えるリフォーム工事の紹介をしたのです。
相談内容は、今後のリフォームに関して、弊社としての方向性に関することにさせていただきました。
私の質問に、実に的確な明快な答えが次々に返ってきました。
まさに、プロフェッショナルというものを実感した瞬間でもありました。
詳しい内容は、このブログでは紹介することはできませんが、期待以上の収穫が得られたという満足感が残ったのです。
なるほど、プロフェッショナル、そして、スペシャリストというのは、かくも違うものなのでしょうか。
経験を蓄積し、勉強を続けていく中で築き上げたものは、光り輝くことができるのでしょう。
果たして、私たちはお客様の目にどのように映っているのでしょうか。
プロフェッショナルであり、スペシャリストとして恥ずかしくない姿でしょうか。
あるいは、コンシェルジュとして相応しい姿となっているのでしょうか。
まだまだ、命がけで努力しなければならないと反省させられたひと時でもありました。
未来に向けて奮起させられたひと時でもありました。
お客様のために、より一層、精進したいと思います。
佐藤可士和の活躍
アートディレクターの「佐藤可士和」さんが、セブンイレブン・ジャパンと組んで、食品分野に続き、雑貨のプライベートブランドを企画するそうです。
デザインと品質を重視した、やや高価格な商品構成で、独自性を打ち出すそうです。
まさに、コンビ業界の雄である、セブンイレブンの戦略は、流通業界の時代をリードするものなのでしょう。
佐藤可士和さんと言えば有名なのが、楽天やユニクロのデザインを手がけたことです。
明治学院大や新東京美術館のデザインも話題になりました。
共通することは、とにかく「シンプル」であること。
この一言に尽きるのです。
私のポリシーも「シンプル イズ ベスト」です。
とにかく、佐藤さんのデザインのシンプルなところに共感します。
佐藤さんの著書の中に、佐藤さんの事務所の写真が出ていましたが、その整然と整理整頓された、超シンプルな事務所は圧巻でした。
今、私が考えていることは「デザイン」ということです。
人生をデザインする。
会社をデザインする。
しかも、よりシンプルに。
佐藤可士和さんから学びたいと思います。
あるコンビニの風景
弊社「日本マウント」の会社の近くには、幾つかのコンビニがあります。
S社、F社、R社など、会社が違う3店です。
私は3店とも利用するのですが、その品揃えの違いは歴然としています。
圧倒的にS社の店が優れています。
在庫量にこれだけ差があるということは、きっと1日の売上の差も大きいことでしょう。
私は仕事柄なのか、レストランに入っても、コンビニに入っても、その店の売上などを計算する癖がついてしまっているのです。
このS社が優れている点が幾つかあります。
挨拶が素晴らしい。
店員が教育されているがよく分かります。
もうひとつ、隠れた素晴らしいことを発見したのです。
この店は早朝、店主自らが店の周りだけではなく、店からかなり離れた場所まで掃除をしているのです。
店主が不在のときや忙しいときは、店員がしています。
店の周りなら当たり前のことでしょうが、周辺の他社や他人に家の前の道路をしっかりと掃き掃除をしていました。
なるほど、繁盛している会社には隠れた秘密があるものです。
早朝のことですから、このことに気がついているお客様はほとんどいないことでしょう。
単なるパフォーマンスでやっているのではないことはよく分かります。
コンビニ本部の指導なのか、この店主の方針なのかは分かりませんが、素晴らしい習慣だと思いました。
掃除の効用は、もはやビジネスでは常識なのでしょうか。
苦戦していた会社が、徹底した掃除をきっかけに、経営状況が改善した言う話は良く耳にします。
何事も基本が大切です。
凡時徹底。
弊社も見習いたいと思います。
勝負の厳しさ
米大リーグの松井秀樹選手の所属先がまだ決まりません。
西岡選手や田沢投手はマイナー降格が決まりました。
福留選手は移籍先が決まりましたが、年棒は実に10分の1となったそうです。
実力主義の米大リーグの厳しさを伝えるニュースです。
過去の栄光も経験も実績も、全く考慮されないのがアメリカ流なのでしょう。
話は変わりますが、最近、ロンドンオリンピックのマラソン日本代表メンバーが決まりました。
いつものことですが、その選考基準がを巡って世論が騒がしくなりました。
曖昧であり、玉虫色であるその選考基準は、日本ならではのものなのでしょうか。
アメリカは実に公平でわかりやす選考です。
選考レースでの一発決着。
過去の実績は一切、関係ありません。
これからはビジネスの世界も同様なのでしょう。
今の実力や実績が評価される時代なのです。
過去の成功体験まで含めたすべてを捨て去ることが、ベテランほど、経験豊富な人ほど、求められる時代なのです。
ユニクロの柳井社長が書いた本のタイトルである「成功は一日で捨て去れ」を思い出します。
過去を振り返ることなく、常に挑戦し続けた結果として、今のユニクロの発展があるのだと思います。
弊社が身を置く不動産業界は益々、厳しくなることが予想されるこれからの時代。
果敢に挑戦し続けることが大切なのだと思います。
良き性格と良き習慣
成功するかしないかは、能力で決まるのではなく性格で決まる。
私が尊敬する経営コンサルタント「佐藤芳直」さんの言葉です。
成功は良き習慣によってのみもたらされる。
良き習慣は良き思考からスタートする。
とも教えてくださいました。
能力より性格ということには妙に納得します。
一時的には能力の方が勝ることはあるかもしれませんが、長い目で見れば、やはり性格の方が勝ることは間違いありません。
性格の良い人がドンドン成長し、能力で勝っていた人をいとも簡単に追い越していくことを何回も見てきたからです。
ですから、人材採用の面でも、性格で採用し能力を鍛えよと言われるわけです。
習慣が成功をもたらすというのも当然のことでしょう。
早起きの習慣、本を読む習慣、勉強をする習慣、運動をする習慣、反省をする習慣など、成功している人は確かに良い習慣が身についている人が多いのも事実です。
きっと良き習慣が良き性格を育むのでしょう。
また、良き性格から発せられる思考が良き習慣をつくるのでしょう。
では良き性格とはどんな性格なのでしょうか。
ドラッカーは明確にこれに対する答えを与えてくれています。
「真摯さ」。
私たちも、この「真摯さ」こそ持ちたいものです。
とっさの判断で
仕事で信州松本へ行くことが多いのですが、先日こんなことがありました。
私は血液型がA型ということもあってか、いつも時間に余裕を持って動くことが習慣となっています。
松本で待ち合わせ時間に余裕を持って間に合うように、また新宿発の特急あずさの出発時間に間に合うように、早めに新宿駅に来ていました。
そこに、あるアナウンスが。
「線路が損傷したので一時、遅れが出る予定です」。
中央線はよくこういうアクシデントがるのです。
私はとっさにバスで行くことを決断し、西口バス乗り場へ走っていきました。
その時間わずか5分。
出発する直前の松本行きのバスに飛び乗ることが出来たのです。
余裕を持ってスケジュールを組んでいたこともあり、お客様への時間の変更をお願いすることもなく、無事に松本まで行くことができました。
勿論、お客様との商談は時間通りにスタートすることが出来ました。
少し待ってれば電車が動いたかも知れませんが、今までの経験などから直ぐにバスで行く決断を下し、そのような行動に出たわけです。
現実の中で常にベストを尽くす。
これが、私のポリシーです。
考えながら行動し、行動しながら考える。
そして、余裕を持って行動すること。
とっさの判断でしたが、この判断は正しかったと思います。
勿論、いつもこのように上手くいくとは限らないことでしょう。
バスが満員だったり、ちょうど良い時間のバスがなかったりとかです。
しかし、ただ待つことよりも、やれることはすべてやり尽くすことが大切だと考えることにしています。
すべてはお客様のために。
歩きながらCDを聴く
早朝ウォーキングを始めて1年以上が経ちます。
雨の日や出張で宿泊したときは休むことにしていますが、1年間のうち、どうでしょうか3分の2くらいは実行したでしょうか。
1時間を目安に歩いているのですが、毎回、CDを聴くことにしています。
そのほとんどが経営に関するセミナーなどのCDです。
本を読むのとはまた違った楽しみがあります。
言葉に力が込められていたり、抑揚があったり、流暢であったり、語り手によって違いがあるのも、とても勉強になるのです。
本も同じですが、CDも1回聴くだけではなく、何回も聴くことによって、その度に新しい学びが得られることが魅力です。
何回か聴いて、初めて腑に落ちたという経験をたくさんしました。
繰り返すことの重要性をこれほど実感したことはありません。
私はどちらかというと、現場出ることが多いわけですから、本で読んだことやCDで聴いたことなど実践する機会がかなりあります。
実践した後に聴くCDは、実践前の何倍もの価値があるのだと思います。
ざっと数えても、この1年で延べ250本以上聴いたことになります。
これを続けたら、どれほど成長することが出来るかと考えると、ワクワクしてくる自分がいるのです。
継続は力なり。
やはりこの言葉に尽きるのでしょう。
これからも続けます。
久しぶりの再会
静岡に住む、かつての仕事仲間と久しぶりに再会しました。
多分、7~8年ぶりくらいの再会だと思います。
大変な修羅場を乗り越えて再起し、元気で頑張っている姿を見て嬉しくなりました。
東京に仕事に来たついでに、わざわざ弊社「日本マウント」まで訪ねて来てくれたのです。
今は、奥様と娘さん、そして親戚の人と家族で頑張っているそうです。
弊社「日本マウント」も昨年から、静岡地方にもその活躍の場を求めていきました。
新人が1人で開拓し、徐々に軌道に乗ってきたわけです。
熱海・伊豆、湯河原、箱根、十里木、そして伊東といったリゾート地がほとんどです。
いずれ、田舎暮らし物件などにも手を広げていきたいと考えています。
静岡から来てくれた、かつての仕事仲間とも、再び仕事でお付き合いが出来るとしたら、こんなに幸せなことはありません。
彼の大変だった頃のことも良く知っていますし、私も一緒に苦労した時期も、ほんの短期間でしたがありましたので、ぜひ何かで貢献したいと思うのです。
あれから時が経ち、それぞれそれなりに成長して、再び出会うことが出来たのは、きっと何か意味があることなのでしょう。
前と変わらない素敵な笑顔が印象的でした。
静岡は東京よりもかなり暖かいとのこと。
きっと、リゾートや田舎暮らしの需要もこれから益々、増えていくに違いないと思います。
お互いに頑張りましょうね、Iさん!
久しぶりの吉祥寺
お客様の売却相談に応じるために、久しぶりに吉祥寺に行きました。
大学時代に近くに住んでいたこともありましたし、卒業後もしばらくは近くに住んでいましたので、吉祥寺はホームグランドでした。
建築学科を卒業したときの卒業設計で、吉祥寺の街の中心に大型のショッピングセンターを設計したことを思い出します。
井の頭公園にも良く行きました。
ショッピングや食べ歩きも楽しんだ街です。
一時、建築や不動産の仕事を離れた後に、アパレル関連の小売業に携わったときにも、吉祥寺の街は視察やベンチマーキングなどの対象になる魅力的な商店街や優良店舗が多いことで有名でした。
思い出深い、そして大好きな街です。
震災後にも地盤が固いということで、今までも人気がありましたが、益々、人気が上昇したのが吉祥寺を中心とする武蔵野地域でした。
昔、まさしく吉祥寺の象徴だった伊勢丹はなくなりましたが、相変わらずこの街は素敵な街として輝いていました。
昔懐かしい、ハーモニカ横丁など、裏通りの個性的な商店街は健在でした。
昔と今が、過去と現在が同居する街並みは、不思議な魅力があります。
どんなに時代が進み、近代化が加速しても、昔を懐かしむ気持ちは、誰もが持っているものなのでしょう。
古民家が注目され、田舎暮らしが人気となってきた昨今を思うと、これからの時代、古き良き日本のライフスタイルが益々、見直されることになりそうです。
久しぶりの吉祥寺で感じたことでした。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%AB%E6%A8%AA%E4%B8%81
挨拶は素晴らしい
弊社「日本マウント」は、品川にあるビルの一室を借りているのですが、そのビルには多くの会社が入っています。
名前が知れた大手上場企業も入っています。
私はビルの入り口やエレベータ前、廊下などで他社の社員とすれ違ったりするときなど、なるべく挨拶をするようにしています。
挨拶が不自然なときは、会釈だけでもするように心がけているのです。
勿論、掃除などするビル管理のスタッフにも、いつも労いの言葉をかけています。
最近では、こちらがうっかりしていると、相手の方から先に挨拶してくれるようになってきました。
私は毎朝、会社に出勤するときに、あるコンビニで新聞やヨーグルトなど買っているのですが、店主と思われる人にもこちらから挨拶するようにしていました。
「おはようございます」。
店主も「いらっしゃいませ」ではなく、「おはようございます」。
そんなあるとき、レジで清算をしていると、店主が来て「このパンを食べてください」と菓子パンをサービスしてくれたのです。
今まで、コンビニでは何回も買い物をしてきましたが、このようなサービスを受けたのは初めてのことでした。
挨拶を交し合っていくと、お互いの情は通じていくものなのでしょう。
挨拶の力には素晴らしいものがあります。
これからも、気持ちよい挨拶を続けていきたいと思います。