掃除の効用
私は小学生の頃、近くの公園の公衆トイレの掃除を、母親と一緒にやっていたことがありました。
今ですら公園のトイレは綺麗に掃除されていますが、当時は旧国鉄のトイレと一緒で、とにかく汚かったのです。
母親に半ば強制的にさせられたわけですが、今思えば、とても貴重な経験をさせてくれたと感謝する気持ちで一杯です。
私は5人兄弟の長男ですが、生まれた頃から実家は商売をやっていましたので、両親とも朝から晩まで仕事に明け暮れていました。
当時、5人もの子供を育てるのは大変なことだったろうと思います。
いつしか、兄弟で掃除をしたり、洗濯物をたたんだり、買い物に行ったりすることが習慣になりました。
家でもよくトイレ掃除をさせられました。
最近、気付いたことですが、掃除を徹底することで成長したり、成功する会社は枚挙にいとまがありません。
トヨタの5Sや日本電産の6Sは有名です。
「楽天」「イエローハット」「モスバーガー」、小山昇で有名な「株式会社武蔵野」、年輪経営で有名な「伊那食品工業」、日本一の自動車教習所「益田ドライビングスクール」など、例を挙げればきりがありません。
もはや、整理整頓や掃除は、ビジネスで成功するための基本中の基本なのでしょう。
当たり前のことを当たり前に完璧にやることこそ、差別化になりブランドになるのだと思います。
凡事徹底。
凡事一流。
弊社「日本マウント」でも、私が先頭に立って実践したいと思います。
高速バスの事故に思う
高速バスの事故で思ったことです。
私もバス会社が運行する高速バスを何回か利用したことがあります。
確かにJRなどの運賃と比べると安いのが魅力です。
ちなみに私が乗車したバスでは危ない場面は一度もありませんでした。
しかし、バスの運転手によっては、その運転にかなりの違いが出るのではないかと思ったのです。
バス会社によっても違いが出る可能性があると思います。
事故防止は運転手の教育やその採用を改善するところにあるのだと思います。
勿論、競争激化とデフレによる賃金の低下から、腕の良い運転手が採用できにくい現状があるのかもしれません。
しかし、たとえ低賃金でもプロとして誇りを持って、お客様を安全に目的地までお届けするという仕事を、完璧にやり遂げる本当のプロの運転手はいるものです。
また、そういう運転手に育て上げなければならない責任が、企業の側にあるのだと思います。
もうひとつ、安全を確保する仕組みを作ることでしょう。
バスに衝突防止の工夫をこらしたシステムを搭載することも一つでしょう。
新人運転手を教育のために同行させるのもいいかもしれません。
一方、乗車する側も考えなければなりません。
安かろう危なかろうというバスは敬遠することです。
私たちが商品を買うときに、安かろう悪かろうというものを敬遠し、良いもので安いものを探したように、バス会社を慎重に選ばなければならないのでしょう。
自己責任も問われる時代でもあるのです。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120504-00000001-gendaibiz-soci
松井選手への期待
米大リーグの松井秀樹選手の所属先が決まりました。
レイズという球団です。
しかし、マイナー契約という厳しい立場です。
アメリカは完全な実力主義の社会ですが、まさに今回の松井選手の出来事は、そのことを象徴しているようなことでしょう。
松井選手は、3年前にはヤンキースの世界一に貢献した、ワールドシリーズでのMVPという実績もありました。
また、過去においては安定的な打点を挙げる、チャンスメーカーとしての実績も積み上げてきた事実もあるのです。
しかし、昨年の実績が過去最低のものとなってしまったことや、DHというものの扱い方が時代の流れのなかで変わってきたことも影響しての就職難となってしまったようです。
もし松井選手が日本でプレーするといえば、直ぐにでも今の何倍もの年棒で、有力球団と契約できたに違いありません。
しかし、松井選手はそういう決断を下しませんでした。
松井選手にも意地があったでしょうし、米大リーグに挑戦するときから、アメリカに骨を埋めるつもりで、日本球界への復帰という退路を断っての挑戦だったからでしょう。
初心貫徹です。
しかし、どん底からの挑戦です。
ぜひ、ドラマチックな活躍を期待します。
かつての大怪我からの復帰、そしてワールドシリーズでのMVP獲得というような奇跡的な活躍して、もう一度私たちを驚かせて欲しいと願います。
このままでは終わらない松井選手であると信じます。
今年も松井選手を応援します。
交通事故防止を願う
最近、交通事故のニュースを良く目にします。
昨日も、高速道路で大型バスが事故を起こし、重客7名もの尊い命が犠牲になったそうです。
ディズニーランドへ向かう途中だったと聞いて、その悲しみは倍増しました。
謹んでご冥福をお祈りします。
千葉県でも、京都での事故に続き、またもや集団通学のため、バスを待っていた列に車が突っ込む事故が起きました。
1人のお子様が犠牲になったということですが、何ともいたたまれない気持ちになりました。
京都での事故でも、重体だった女の子がその後、亡くなったそうです。
いずれも、まったく無防備な乗客や道路わきにいた人たちが犠牲になってしまったわけです。
犠牲者から見れば、どんなに注意していても、防ぎようがなかった事故だったのです。
運転する側が気をつけるしかないのです。
だから余計に悲しく、いたたまれなくなるのです。
何も罪がない人たちが犠牲になることほど悲しいことはありません。
運転手のマナーや資質を問うしかないのでしょうか。
今後、このような事故がないことを祈るしかありません。
私も車を運転することがあります。
今まで以上に、慎重すぎるほど慎重に運転することを誓います。
体調などにも十分、注意して運転したいと思います。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120429-00000111-yom-soci
大井町はマンション建設ラッシュです
私は品川区の大井町駅周辺に住んでいます。
最近、この近辺はマンションの建設ラッシュに沸いています。
私が見る限りでも、5箇所もあるのです。
それだけでなく、戸建ての建築も7箇所くらい目にしました。
景気が低迷しているという話ですが、その割には多いのではないかと思うのです。
いったいどんな理由があるのでしょうか。
考えられることは、幾つかあります。
一つは、やはり「駅近」は強いということです。
これは、今後も変わりませんし、更に強くなるのではないかと思います。
二つ目は、大井町という地の利です。
品川駅に近い、臨海線や東急東横線がある、そして羽田空港にも近いということです。
羽田空港も国際空港となりましたし、将来、品川駅はリニアモーターカーの発着駅として予定されているのです。
三つ目は、震災の影響などで資材の調達など遅れたり、心理邸影響も加味して、建設・建築を控えていた期間が過ぎたのではないかと思います。
いずれにしても、ここ最近では見たことがないくらいの、建設・建築ラッシュです。
そして、更に凄いのは、完成物件があっという間に埋まってしまっている現実です。
首都圏の直下型地震が心配されるのをよそに、これほどの人気はいったい何故なのでしょうか。
やはり花の東京、腐っても東京なのでしょうか?
一方、地方の中古住宅を探す人も確実に増えている感もします。
私たちの商売柄、それも実感する毎日です。
時代は常に移り変わり、風景もそれに応じて変わるものです。
変化の激しい東京と、時間がゆっくりと過ぎているかのように感じる田舎の、両方に関わる仕事は、何か少し得をしたかのような気にさせてくれるものです。
いよいよ新緑が美しい季節。
リゾート地もシーズン突入です。
気になるマナー違反
東京に住んでいて、少しばかり気になるマナー違反の話です。
一つは車の信号無視。
完全な信号無視というよりも、黄色信号から赤信号へ変わった直後の、無理な突っ込みです。
こういう車があまりにも多いこと。
それが日常茶飯事です。
もう一つは、電車でのこと。
駅に着いた時に、ドアの近くに立っている人は、降りる人のことを考えて、一旦、降りてまた乗るとかして欲しいと思うのです。
堂々と立ちつくしているため、降りる人がスムーズに降りることが出来ないで困っていることが多いのです。
相手の立場に立って考えることが出来ないのでしょうか。
気が利かないと言ってしまえばそれまでです。
私も過去のおいて、このようなマナーがすべて守られていたのかと考えれば、完璧ではなったかもしれません。
人間はとかく自己中心的な動物です。
特に車を頻繁に利用していた時には、黄色信号から赤信号に変わるときの、無理な突っ込みをしたことがあったかもしれません。
今から思えば、恥ずかしいかぎりです。
相手の立場に立って考えること。
すなわち、思いやりこそ、大切なマナーであると考えます。
しっかりと、このマナーを守っていきたいと思います。
対応の悪さが招いたもの
あるお客様から相続案件の相談を受けました。
10年以上前に、司法書士に相談して、ある物件の相続登記をし、その物件を売却しようとしたところ上手くいかなかったというのです。
再度、挑戦したいということになって、弊社「日本マウント」に相談に来たわけです。
弊社「日本マウント」の特色は、リゾート物件や田舎暮らし物件など、比較的手の掛かる物件を沢山こなしてきたことによって培った独特の実務力があることです。
いわゆる、複雑で手が掛かる物件も手がけることが出来る、フットワークの軽さや、それなりのスキルがあることなのです。
今回も、10年前のちょっとした対応の悪さが、相手の気分を害してしまい、相続登記が阻まれたという原因を突き止めました。
早速、お客様と共に相手方へ訪問し、一緒に頭を下げたことで、大きく一歩前進したのでした。
しかし、10年の歳月は新たな障壁ももたらしたのでした。
相続人の1人が亡くなり、新たに相続人が数人増えるという問題が起こりました。
また、相続物件の売却価格が、この10年の間に、およそ30パーセントも下がってしまったのです。
その時のわずかな対応の悪さで、貴重な時間とお金を失ってしまったわけです。
なんとも、もったいない話ですが、専門家の役割がいかに大きいかということが分かりました。
素人は専門家を頼り、信じることしか出来ないわけですから、その責任は重大であると痛感しました。
人事ではなく、自分にも当てはまることとして、肝に命じたいと思います。
量から質への転換点か
量が質を生む。
言わずと知れた有名な言葉です。
天才も蓋を開けてみれば、圧倒的な量をこなしていたと言う話は有名です。
弊社「日本マウント」も、関東甲信静岡地方で、とにかく物件数という量を追いかけてきました。
そのおかげで、少しは知名度も上がってきたような気もします。
ある程度は認知されてきたような昨今なのです。
いよいよ量から質への転換点が来たのでしょうか。
最近、そんなことを感じさせられることに多く出くわしました。
何事も時代が進むにつれて、何かしらの転換点は、必ず訪れることでしょう。
弊社「日本マウント」は後発の零細企業でしたから、とにかく物件を集めることに集中してきました。
物件収集だけで手一杯だったといっても過言ではありません。
これからは、より素晴らしい、素敵な物件を集めていきたいと思います。
また、お客様から直接、売却を頼まれた物件を、丁寧に真心を込めて取り扱っていきたいと思うのです。
不動産の専門用語になりますが、お客様と専任媒介契約を交わした物件、一般媒介契約を交わした物件を、より大切に取り扱っていきたいと考えています。
すべてはお客様のために。
常にベストを尽くします。
桜の美しさを堪能する
早朝4時頃には目覚めて、約1時間ウォーキングする毎日。
最近は夜明けが早くなってきたので、ウォーキングが終わる頃には辺りが明るくなるようになりました。
先日、いつものウォーキングコースから少し脱線して、目黒川沿いを歩いてみました。
理由は川沿にある満開の桜並木があまりにも美しく、それがどこまでも続いているのに魅せられたからです。
頭上を見上げながら、川の向こうにも咲き乱れる満開の桜を観ながら、美しいそれが途切れるところまで、ついつい歩き続けてしまいました。
桜は日本の国花であるといわれています。
その美しさは格別です。
1年間でわずか1週間ほどのしか姿を見せない桜の花は、その命が短いからこそ、美しさもより一層、映えるのでしょう。
待つ時間が長ければ長いほど、その価値は増すのだと思います。
失われた20年といわれるほど、未だ日本の低迷期が続いていると思われるのですが、忍耐の期間が長ければ長いほど、いずれ将来、再び日本が世界で輝くときには、より一層、その輝きを増すのでしょう。
そんな期待を日本の未来に寄せたいのです。
資本主義が行き詰まり、超大国が行き詰る昨今、過去の幾たびの危機を乗り越えてきた日本が再び、近未来の危機を乗り越えて、世界をリードする日が来るのかもしれません。
桜の美しさを観て、そんなことを感じたのでした。
これから、必ず、日本の時代が来る。
なんとなく、そんなことを確信した、気持ち良い朝のひと時でした。
移動時間は絶好の読書タイム
私は必ず、移動時間は読書をすることに決めています。
最高の読書空間になるからです。
その中でも特に最高なのは飛行機の中。
携帯電話の電源も切っていますから、完全集中モードになります。
今回の九州への出張では、五木寛之さんが書いた「親鸞」の上下2巻を読破しました。
久しぶりに小説を読みましたが、物語の中に一気に引き込まれていきました。
ビジネス書を読むことが多いのですが、たまに読む小説も本当に勉強になるものです。
読書が最高の自己投資であることを知ったのは、恥ずかしながら最近のことです。
もっと前から今のペースで本を読んでいたら、また全く違った人生を歩んでいたかもしれません。
なんとも悔やまれるわですが、人生で遅すぎると言うことはないと、気持ちを切り替えて、せめて移動時間は読書に没頭するように心がけているのです。
だからこそ、社内の若手には、読書を強く勧めることにしています。
決して損はないと断言できるからです。
インターネットの発達により、これからのビジネスは、ブログやツイッター、フェイスブックなどによる、情報発信が大切なってきた今日であれば、なおさらのことでしょう。
ビジネス力は情報発信力であり、営業力もやはり情報発信力だからです。
情報発信力とは、すなわち文章力や表現力、そして勿論、知識力などになるからです。
そうなると、日頃の読書量が物を言うことになるのです。
とは言っても、就業中にデスクで読書にふけるのは勇気がいること。
そこで、移動時間を生かすという発想が出てくるわけです。
そう考えると、出張こそが最高の読書機会となるのです。
弊社の若手の皆さん、ガンガン物件案内で出張して契約を決め、ついでに移動時間は読書に没頭するといった充実した、これからのリゾートシーズン真っ盛りを過ごしましょう。