量から質への転換点か
量が質を生む。
言わずと知れた有名な言葉です。
天才も蓋を開けてみれば、圧倒的な量をこなしていたと言う話は有名です。
弊社「日本マウント」も、関東甲信静岡地方で、とにかく物件数という量を追いかけてきました。
そのおかげで、少しは知名度も上がってきたような気もします。
ある程度は認知されてきたような昨今なのです。
いよいよ量から質への転換点が来たのでしょうか。
最近、そんなことを感じさせられることに多く出くわしました。
何事も時代が進むにつれて、何かしらの転換点は、必ず訪れることでしょう。
弊社「日本マウント」は後発の零細企業でしたから、とにかく物件を集めることに集中してきました。
物件収集だけで手一杯だったといっても過言ではありません。
これからは、より素晴らしい、素敵な物件を集めていきたいと思います。
また、お客様から直接、売却を頼まれた物件を、丁寧に真心を込めて取り扱っていきたいと思うのです。
不動産の専門用語になりますが、お客様と専任媒介契約を交わした物件、一般媒介契約を交わした物件を、より大切に取り扱っていきたいと考えています。
すべてはお客様のために。
常にベストを尽くします。
桜の美しさを堪能する
早朝4時頃には目覚めて、約1時間ウォーキングする毎日。
最近は夜明けが早くなってきたので、ウォーキングが終わる頃には辺りが明るくなるようになりました。
先日、いつものウォーキングコースから少し脱線して、目黒川沿いを歩いてみました。
理由は川沿にある満開の桜並木があまりにも美しく、それがどこまでも続いているのに魅せられたからです。
頭上を見上げながら、川の向こうにも咲き乱れる満開の桜を観ながら、美しいそれが途切れるところまで、ついつい歩き続けてしまいました。
桜は日本の国花であるといわれています。
その美しさは格別です。
1年間でわずか1週間ほどのしか姿を見せない桜の花は、その命が短いからこそ、美しさもより一層、映えるのでしょう。
待つ時間が長ければ長いほど、その価値は増すのだと思います。
失われた20年といわれるほど、未だ日本の低迷期が続いていると思われるのですが、忍耐の期間が長ければ長いほど、いずれ将来、再び日本が世界で輝くときには、より一層、その輝きを増すのでしょう。
そんな期待を日本の未来に寄せたいのです。
資本主義が行き詰まり、超大国が行き詰る昨今、過去の幾たびの危機を乗り越えてきた日本が再び、近未来の危機を乗り越えて、世界をリードする日が来るのかもしれません。
桜の美しさを観て、そんなことを感じたのでした。
これから、必ず、日本の時代が来る。
なんとなく、そんなことを確信した、気持ち良い朝のひと時でした。
移動時間は絶好の読書タイム
私は必ず、移動時間は読書をすることに決めています。
最高の読書空間になるからです。
その中でも特に最高なのは飛行機の中。
携帯電話の電源も切っていますから、完全集中モードになります。
今回の九州への出張では、五木寛之さんが書いた「親鸞」の上下2巻を読破しました。
久しぶりに小説を読みましたが、物語の中に一気に引き込まれていきました。
ビジネス書を読むことが多いのですが、たまに読む小説も本当に勉強になるものです。
読書が最高の自己投資であることを知ったのは、恥ずかしながら最近のことです。
もっと前から今のペースで本を読んでいたら、また全く違った人生を歩んでいたかもしれません。
なんとも悔やまれるわですが、人生で遅すぎると言うことはないと、気持ちを切り替えて、せめて移動時間は読書に没頭するように心がけているのです。
だからこそ、社内の若手には、読書を強く勧めることにしています。
決して損はないと断言できるからです。
インターネットの発達により、これからのビジネスは、ブログやツイッター、フェイスブックなどによる、情報発信が大切なってきた今日であれば、なおさらのことでしょう。
ビジネス力は情報発信力であり、営業力もやはり情報発信力だからです。
情報発信力とは、すなわち文章力や表現力、そして勿論、知識力などになるからです。
そうなると、日頃の読書量が物を言うことになるのです。
とは言っても、就業中にデスクで読書にふけるのは勇気がいること。
そこで、移動時間を生かすという発想が出てくるわけです。
そう考えると、出張こそが最高の読書機会となるのです。
弊社の若手の皆さん、ガンガン物件案内で出張して契約を決め、ついでに移動時間は読書に没頭するといった充実した、これからのリゾートシーズン真っ盛りを過ごしましょう。
プロフェッショナルとは
某東証1部上場の経営コンサルタント会社の、著名な経営コンサルタンに相談する機会がありました。
相談内容はリフォームについて。
リフォームに関しては、第一人者と聞いていました。
弊社「日本マウント」は、関東甲信静岡地方のリゾート物件や田舎暮らし物件をメインに取り扱う、売買仲介会社です。
お客様からリフォームに関する相談を受けることが多いのですが、今までは地元のリフォーム会社を紹介することだけで対応してきました。
それでも、昨年は1年間で20件を超えるリフォーム工事の紹介をしたのです。
相談内容は、今後のリフォームに関して、弊社としての方向性に関することにさせていただきました。
私の質問に、実に的確な明快な答えが次々に返ってきました。
まさに、プロフェッショナルというものを実感した瞬間でもありました。
詳しい内容は、このブログでは紹介することはできませんが、期待以上の収穫が得られたという満足感が残ったのです。
なるほど、プロフェッショナル、そして、スペシャリストというのは、かくも違うものなのでしょうか。
経験を蓄積し、勉強を続けていく中で築き上げたものは、光り輝くことができるのでしょう。
果たして、私たちはお客様の目にどのように映っているのでしょうか。
プロフェッショナルであり、スペシャリストとして恥ずかしくない姿でしょうか。
あるいは、コンシェルジュとして相応しい姿となっているのでしょうか。
まだまだ、命がけで努力しなければならないと反省させられたひと時でもありました。
未来に向けて奮起させられたひと時でもありました。
お客様のために、より一層、精進したいと思います。
佐藤可士和の活躍
アートディレクターの「佐藤可士和」さんが、セブンイレブン・ジャパンと組んで、食品分野に続き、雑貨のプライベートブランドを企画するそうです。
デザインと品質を重視した、やや高価格な商品構成で、独自性を打ち出すそうです。
まさに、コンビ業界の雄である、セブンイレブンの戦略は、流通業界の時代をリードするものなのでしょう。
佐藤可士和さんと言えば有名なのが、楽天やユニクロのデザインを手がけたことです。
明治学院大や新東京美術館のデザインも話題になりました。
共通することは、とにかく「シンプル」であること。
この一言に尽きるのです。
私のポリシーも「シンプル イズ ベスト」です。
とにかく、佐藤さんのデザインのシンプルなところに共感します。
佐藤さんの著書の中に、佐藤さんの事務所の写真が出ていましたが、その整然と整理整頓された、超シンプルな事務所は圧巻でした。
今、私が考えていることは「デザイン」ということです。
人生をデザインする。
会社をデザインする。
しかも、よりシンプルに。
佐藤可士和さんから学びたいと思います。
あるコンビニの風景
弊社「日本マウント」の会社の近くには、幾つかのコンビニがあります。
S社、F社、R社など、会社が違う3店です。
私は3店とも利用するのですが、その品揃えの違いは歴然としています。
圧倒的にS社の店が優れています。
在庫量にこれだけ差があるということは、きっと1日の売上の差も大きいことでしょう。
私は仕事柄なのか、レストランに入っても、コンビニに入っても、その店の売上などを計算する癖がついてしまっているのです。
このS社が優れている点が幾つかあります。
挨拶が素晴らしい。
店員が教育されているがよく分かります。
もうひとつ、隠れた素晴らしいことを発見したのです。
この店は早朝、店主自らが店の周りだけではなく、店からかなり離れた場所まで掃除をしているのです。
店主が不在のときや忙しいときは、店員がしています。
店の周りなら当たり前のことでしょうが、周辺の他社や他人に家の前の道路をしっかりと掃き掃除をしていました。
なるほど、繁盛している会社には隠れた秘密があるものです。
早朝のことですから、このことに気がついているお客様はほとんどいないことでしょう。
単なるパフォーマンスでやっているのではないことはよく分かります。
コンビニ本部の指導なのか、この店主の方針なのかは分かりませんが、素晴らしい習慣だと思いました。
掃除の効用は、もはやビジネスでは常識なのでしょうか。
苦戦していた会社が、徹底した掃除をきっかけに、経営状況が改善した言う話は良く耳にします。
何事も基本が大切です。
凡時徹底。
弊社も見習いたいと思います。
勝負の厳しさ
米大リーグの松井秀樹選手の所属先がまだ決まりません。
西岡選手や田沢投手はマイナー降格が決まりました。
福留選手は移籍先が決まりましたが、年棒は実に10分の1となったそうです。
実力主義の米大リーグの厳しさを伝えるニュースです。
過去の栄光も経験も実績も、全く考慮されないのがアメリカ流なのでしょう。
話は変わりますが、最近、ロンドンオリンピックのマラソン日本代表メンバーが決まりました。
いつものことですが、その選考基準がを巡って世論が騒がしくなりました。
曖昧であり、玉虫色であるその選考基準は、日本ならではのものなのでしょうか。
アメリカは実に公平でわかりやす選考です。
選考レースでの一発決着。
過去の実績は一切、関係ありません。
これからはビジネスの世界も同様なのでしょう。
今の実力や実績が評価される時代なのです。
過去の成功体験まで含めたすべてを捨て去ることが、ベテランほど、経験豊富な人ほど、求められる時代なのです。
ユニクロの柳井社長が書いた本のタイトルである「成功は一日で捨て去れ」を思い出します。
過去を振り返ることなく、常に挑戦し続けた結果として、今のユニクロの発展があるのだと思います。
弊社が身を置く不動産業界は益々、厳しくなることが予想されるこれからの時代。
果敢に挑戦し続けることが大切なのだと思います。
良き性格と良き習慣
成功するかしないかは、能力で決まるのではなく性格で決まる。
私が尊敬する経営コンサルタント「佐藤芳直」さんの言葉です。
成功は良き習慣によってのみもたらされる。
良き習慣は良き思考からスタートする。
とも教えてくださいました。
能力より性格ということには妙に納得します。
一時的には能力の方が勝ることはあるかもしれませんが、長い目で見れば、やはり性格の方が勝ることは間違いありません。
性格の良い人がドンドン成長し、能力で勝っていた人をいとも簡単に追い越していくことを何回も見てきたからです。
ですから、人材採用の面でも、性格で採用し能力を鍛えよと言われるわけです。
習慣が成功をもたらすというのも当然のことでしょう。
早起きの習慣、本を読む習慣、勉強をする習慣、運動をする習慣、反省をする習慣など、成功している人は確かに良い習慣が身についている人が多いのも事実です。
きっと良き習慣が良き性格を育むのでしょう。
また、良き性格から発せられる思考が良き習慣をつくるのでしょう。
では良き性格とはどんな性格なのでしょうか。
ドラッカーは明確にこれに対する答えを与えてくれています。
「真摯さ」。
私たちも、この「真摯さ」こそ持ちたいものです。
とっさの判断で
仕事で信州松本へ行くことが多いのですが、先日こんなことがありました。
私は血液型がA型ということもあってか、いつも時間に余裕を持って動くことが習慣となっています。
松本で待ち合わせ時間に余裕を持って間に合うように、また新宿発の特急あずさの出発時間に間に合うように、早めに新宿駅に来ていました。
そこに、あるアナウンスが。
「線路が損傷したので一時、遅れが出る予定です」。
中央線はよくこういうアクシデントがるのです。
私はとっさにバスで行くことを決断し、西口バス乗り場へ走っていきました。
その時間わずか5分。
出発する直前の松本行きのバスに飛び乗ることが出来たのです。
余裕を持ってスケジュールを組んでいたこともあり、お客様への時間の変更をお願いすることもなく、無事に松本まで行くことができました。
勿論、お客様との商談は時間通りにスタートすることが出来ました。
少し待ってれば電車が動いたかも知れませんが、今までの経験などから直ぐにバスで行く決断を下し、そのような行動に出たわけです。
現実の中で常にベストを尽くす。
これが、私のポリシーです。
考えながら行動し、行動しながら考える。
そして、余裕を持って行動すること。
とっさの判断でしたが、この判断は正しかったと思います。
勿論、いつもこのように上手くいくとは限らないことでしょう。
バスが満員だったり、ちょうど良い時間のバスがなかったりとかです。
しかし、ただ待つことよりも、やれることはすべてやり尽くすことが大切だと考えることにしています。
すべてはお客様のために。
歩きながらCDを聴く
早朝ウォーキングを始めて1年以上が経ちます。
雨の日や出張で宿泊したときは休むことにしていますが、1年間のうち、どうでしょうか3分の2くらいは実行したでしょうか。
1時間を目安に歩いているのですが、毎回、CDを聴くことにしています。
そのほとんどが経営に関するセミナーなどのCDです。
本を読むのとはまた違った楽しみがあります。
言葉に力が込められていたり、抑揚があったり、流暢であったり、語り手によって違いがあるのも、とても勉強になるのです。
本も同じですが、CDも1回聴くだけではなく、何回も聴くことによって、その度に新しい学びが得られることが魅力です。
何回か聴いて、初めて腑に落ちたという経験をたくさんしました。
繰り返すことの重要性をこれほど実感したことはありません。
私はどちらかというと、現場出ることが多いわけですから、本で読んだことやCDで聴いたことなど実践する機会がかなりあります。
実践した後に聴くCDは、実践前の何倍もの価値があるのだと思います。
ざっと数えても、この1年で延べ250本以上聴いたことになります。
これを続けたら、どれほど成長することが出来るかと考えると、ワクワクしてくる自分がいるのです。
継続は力なり。
やはりこの言葉に尽きるのでしょう。
これからも続けます。