テプラ開発秘話
今や誰もが知るデジタル文具「テプラ」の開発秘話を、製造元であるキングジムの宮本社長から、あるセミナーを通して伺う機会がありました。
この開発には実に4年以上の歳月がかかったそうです。
順調に推移してきた会社の業績の中、あえて新しいことに挑戦したのが、現社長の宮本さんが中心となったプロジェクトチームだったそうです。
この企画も例に漏れず、多くの反対にあったそうです。
この手の成功秘話の多くは、ほぼ全員の反対を押し切ってというのがほとんどです。
この「テプラ」もそうだったそうです。
しかし、この会社の分析では、そもそもヒット商品は人口の1割の人すら買っていないというのです。
社内で1割の賛成があれば、大ヒットになる可能性が高いのだとか。
そういう考えで、次の大ヒットになった商品が「ポメラ」だそうです。
この商品は1割どころか1人の熱烈な支持で商品化したそうなのです。
ついには、宮本社長の念願であった、日経ヒット番付の前頭4枚目に名を連ねることになったのいうのです。
宮本社長は、多数決には落とし穴があると断言します。
ちなみに、この大ヒット商品の「ポメラ」を開発した社員は、何をやっても駄目な駄目社員だったそうです。
この開発が、まさしく起死回生の大ホームランになったというのです。
失敗は学びであり、挑戦しないことが本当の失敗であると教えてくれました。
私たちも、常に挑戦し続ける集団でありたいと思います。
まだまだ、課題も多く若い集団の日本マウントですが、お客様のために常にベストを尽くします。
信州人の野望
「信州人の野望」と言うと、少しおぞましいタイトルだとお思いでしょうが、実はこういうことなのです。
2014年の大河ドラマは「黒田官兵衛」に決まったそうですが、信州人は郷土の英雄である「真田幸村」に決まることを強く期待していたのです。
長野県の上田市に行くと、真田幸村のシンボルでもある「六文銭」の旗がたなびいているのを観たことがある人も多いことでしょう。
まさしく、真田幸村は信州人、とりわけ長野県の東北信の人たちにとっては郷土の英雄であるわけです。
大河ドラマで取り上げていただければ、全国的な知名度も上がり、観光客も多く訪れ、経済効果の恩恵も受けることが出来るからです。
昨年、NHK連ドラ「おひさま」の舞台となった安曇野は、やはり知名度が上がり、観光客人数の大幅な増加に伴う経済効果がかなりのものがあったようです。
それまで、最寄の「豊科インター」という名称だったインターチェンジも、今年になって「安曇野インター」に変わりました。
弊社「日本マウント」の守備範囲であった安曇野地方でも、中古別荘や田舎暮らし物件の売買数は急上昇したりしました。
人気ドラマの影響は、これほどのものかと実感した1年だったのです。
連ドラでもこれだけの効果があるわけですから、まさに看板ドラマである「大河ドラマ」の舞台になるということは、それだけ期待をもてることになるのです。
さて、信州人にとっての郷土の英雄はもう1人いるのです。
「木曽義仲」がその人です。
地元では例に漏れず、やはり大河ドラマの主人公として取り上げてくれることを熱望しています。
将来、信州人の野望がかなう日が来るのでしょうか。
そういう私も、何を隠そう長野県出身の「信州人」なのですが。
想定外の出来事
ある物件売買の決済でのことです。
この物件は任意売却物件だったので、決済と同時に競売の取り下げの作業が必要でした。
いつもの決済のときより多い登場人物でした。
債権者としての弁護士、裁判所では弁護士事務所の事務員、債権者の口座に現金で入金するために別の銀行には私と銀行の担当者、そして司法書士や売主関係者。
諸般の事情があり、買主が全額現金で決済することになっていたのです。
買主側の大手仲介業者の事務所ですべての手続きをした後に、最寄の信託銀行で現金を下ろす予定になっていました。
ところが、銀行の統廃合のため、その支店では現金が下ろせないことが発覚。
急遽、現金が下ろせる近くの銀行へ行ってもらったのですが、現金を抱えて戻ってくるまでに2時間以上の時間がかかってしまいました。
この結果、多くの関係者に迷惑をかけてしまったのです。
客付けの仲介業者の責任とはいえ、弊社も非が全くないとは言えない立場です。
相手が大手仲介会社だということで油断していたのかもしれません。
用意周到に、念には念を入れて確認しておくべきだったのでしょう。
あらゆることを想定して、大手仲介会社の担当者にも助言をしておくべきだったと反省しています。
想定外のことが起きたときの行動も大切です。
真っ先に関係者に連絡入れて安心させること。
心から謝罪の言葉を伝えること。
最善の行動は何かを判断して、直ぐに行動すること。
今回は、多くの教訓を学ばせていただきました。
同じ轍は二度と踏まないことを心に刻みました。
かなり涼しくなりました
東京でも最近はかなり涼しくなりました。
朝晩は特に顕著です。
毎朝、ウォーキングをしているので、その差には敏感になりました。
あっという間に冬なってしまうのは嫌なものです。
秋は長いほどいいと思うのは、私だけではないでしょう。
今年は冬が長く、春が短く、夏が長かっただけに、せめて秋くらいはと、つい思ってしまうものです。
人間なんて、大自然を前にすれば、何てちっぽけなものなのでしょうか。
これほど科学が発達しても、自然に関しては無力であることを感じることばかりです。
自然に対抗するのではなく、自然と向き合い、共生することのほうが賢いことが分かってきた昨今なのでしょう。
信州では、蒔きストーブに火が入ったという一報も届きました。
山では初雪の一報も届く日も近いかも知れません。
リゾート物件や田舎暮らし物件は、いよいよ秋の追い込みになってきました。
例年、年末までは忙しくなる秋のシーズンなのです。
紅葉も期待できる待望の秋真っ盛りは目の前です。
温泉が恋しい季節でもあります。
信州安曇野や那須高原、八ヶ岳に富士五湖などの紅葉を、ぜひ楽しんでください。
10月10日と言えば
10月10日と言えば、昔は「体育の日」でした。
私が子供の頃は、市のスポーツ大会が行われるのが恒例でした。
小学校の頃は、その市のスポーツ大会で行われるマラソンン競技に参加するのが楽しみでした。
市のマラソン競技の小学校部門ですから、上級生に混じっての競争です。
学校の運動会などは、学年やクラス内での競争ですし、いわゆる短距離走の競争だったわけです。
ですから、この市のマラソン競技は大人数でしかも上級生とも対等に競争するわけですから、何かと刺激的な1日でいつも楽しみにしていた記憶があります。
このマラソン競技で、私は自分が短距離走よりも長距離走の方が得意であることに気がつくのです。
クラスや学年では短距離走も速かったのですが、長距離走では上級生に勝ってしまうほど活躍をしました。
このときの体験が、後の中学高校の陸上部での活躍に繋がるわけです。
人は褒めて育てろと良く言われますが、この市のマラソン競技で活躍する度に、先生や同級生からやけに褒められたという記憶があります。
きっと、それで気を良くして、更に頑張ったのではないかと思うのです。
小学生の頃は、素直と言うか単純な年頃です。
周囲の人に認められたという喜びが、その後の努力の後押しをしてくれたのでしょう。
人間にはそれぞれ個性がありますし、得意分野があるものです。
それを仕事に活かして、お客様や社会の役に立つことが出来れば、それが何よりも一番幸せであると思うのです。
弊社「日本マウント」にも個性的な社員がたくさんいます。
個性を活かして、得意分野で大活躍することを期待しています。
私も、褒めて育てるということを意識しなければなりませんね。
スマートフォンにも慣れました
携帯電話をなくしたハプニングから、思い切ってスマートフォンに変えて1ヶ月が経過しました。
アクシデントがなければ、あまり乗る気でなかったスマートフォンでしたが、変えて大正解だったと今では思っています。
今までとは比較にならないくらい、仕事でもプライベートでも効率が上がっています。
少し残念なのは、アイフォーン5が発売になったことでした。
もう少し待っていれば、最新のアイフォーン5を使いこなしていたかもしれないのです。
しかし、それは欲が深いというものでしょう。
今の私にはむしろ身分不相応。
まだまだ、今のアイフォーン4Sですら使いこなせているわけではないからです。
まずは、今の機種を使いこなせるようになりたいものです。
今後はスマートフォンが益々、全盛の時代になっていくことでしょう。
今の若い人の中には、固定電話が家にない人もいるように、将来はパソコンを持たない世代が出現してくるかもしれません。
それほど、スマートフォンは優れた機能を持ちつつあるのです。
弊社「日本マウント」も、今後はスマートフォン対応に力を入れていきたいと思います。
そして、営業マンも当然、それを使いこなせるような力をつけていなければならないのです。
近い将来、スマートフォンで物件の売却依頼を受けて、営業マンが現地からスマートフォンで売却承諾を頂き、同じく現地から物件をホームページにアップするようになることでしょう。
そんな予感する昨今です。
指導者に求められる資質とは
指導者に求められる資質とは何でしょうか?
日本のビジネス書で多いのは、決断力、実行力、判断力だそうです。
しかし、イタリアでは少し違うようです。
これは、塩野七生さんの著書である「ローマから日本が見える」に書いたあったことですが、興味深かったのでご紹介します。
イタリアの普通高校で使われている歴史教科書には次のように書かれているそうです。
「指導者に求められる資質は、次の五つである。知力。説得力。肉体上の耐久力。自己制御の能力。持続する意志。カエサルだけが、このすべてを持っていた」。
日本のビズネス書に良く出てくる、決断力、実行力、判断力などは、人の上に立とうとする以上は、当然持ち合わせているべき資質で、改めて採り上げるまでもないというらしいのです。
ちなみに、イタリアでは普通高校では大学での専門教育を受けるに必要とされる基礎、つまり一般教養を与える機関という位置づけがされているそうです。
さしずめ、高校が単なる受験予備校となっている日本とは大違いです。
この指導者の資質という内容に妙に納得してしまったのです。
特に最近感じるのは、体力がいかに大切かということです。
私自身、最後は体力勝負という場面に何回も出会ったからです。
そして、持続する意志も必要でしょう。
諦めないでやり続けた者が、最後に勝つことが多いことも実感しています。
日本のビジネス書とは少し変わった指導者の資質に対する見解がとても斬新に感じました。
何事も学びであると思います。
運動会で感じたこと
ある小学校の運動会を少し覗いて感じたことです。
クラス全員で走るリレーの競技がありました。
ある男の子が走っている最中に帽子を落したのです。
その帽子がちょうどトラックのコーナーにある、一番コーナーよりのところに落ちてしまったのです。
つまり、普通にコーナーを走るとしたら、必ず通るような場所に帽子が置かれているような状態になりました。
私は次のランナーが通過するのに危険だなあと思っていました。
帽子を避けようとして転んだり、帽子に足を乗せて滑ったりしなければ良いのにと心配になったのです。
次のランナーが刻々とそのコーナーに近づいていきます。
そのとき、かなり離れた場所から、猛然とダッシュしてこの帽子を拾い上げた人がいました。
若い女性教師でした。
その素早い行動や、落ちた帽子の存在に気がつく機転に感動したのです。
その行動は、何かマニュアルにあったから出来たわけではないと思います。
また、そういうことが事前に想定されていて、そのときには誰が対処するのかが決められていたわけではないと思うのです。
その若い女性教師がとっさの判断で行動したのでしょう。
問題のコーナーの近くにいた多くの教師がただ突っ立っていたのに対して、この若い女性教師はかなり離れた場所から凄いスピードで走ってきたからです。
自分で判断して行動することの大切さを教えられました。
その後、その女性教師は、他の場面で、とても気の利いた素早い動きをしていました。
私たちの仕事も同じでなければなりません。
マニュアルや決められたこと以上に、いかに自分の判断で正しい行動をすることができるかです。
そんな私自身、そして社員でありたいと思います。
巨人、優勝おめでとう
プロ野球セリーグで巨人が3年ぶりにリーグ優勝を決めました。
終わってみれば、独走優勝でした。
これだけの独走優勝を誰が予想できたでしょうか。
確かに戦力が充実していたのは事実です。
しかし、勝負は下駄を履いてみなければ分かりません。
特にプロ野球に関しては、戦前の予想どおりの結果になることは、そう多くありませんでした。
巨人軍終身名誉監督の長嶋さんは、この優勝を決める試合を観戦していて、優勝の最大の要因を、原監督の統率力や采配にあると語っていました。
監督としての記録や実績をみれば、先のWBCでの優勝を含めて、もう既に申し分ない実績を残しつつあります。
原監督のこれだけの監督としての能力を、予想した人は少なかったかもしれません。
私が忘れられないのは、原監督が現役時代に長嶋監督に代打を送られたシーンでした。
試合の終盤に右バッターである原選手が、同じ右バッターである長嶋一成選手に代えられたことがありました。
その少し前の試合では、同じようなケースで左バッターの吉村選手に代えられたことがありましたが、そのときでさえ屈辱だったと思いますが、このときは試合を観ているすべての人が目を疑ったのです。
常識ではありえない、当時の原ファンが激怒し「一生忘れないと」と言うほど、まるで原いじめのような采配だったわけです。
それほどの屈辱を、当時の原選手は味わったのでした。
長嶋さんは後ほど、この采配を「原君を将来の指導者にするためにやった」と語ったことがあったそうですが、もしそれが本当だとしたら、それこそ今の原監督は長嶋さんが育てたと言っても過言ではないかもしれません。
今年の原監督の采配には、勝負に徹する非情采配がいくつかありました。
あのときの屈辱が活かされているのではないかと思うものでした。
人生では、ときには屈辱を味わうことがあります。
そのときは悔しくて涙が出そうなことも、時が経てば肥やしとなり経験となって、未来に活かされることが多いものです。
セリーグ巨人の独走優勝は、私にそんなことを思い出させてくれました。
運動会の季節です
まだ残暑が残る日々ですが、全国各地では運動会が盛んです。
運動会といえばなんといっても「かけっこ」です。
そして、花形はクラス代表による「リレー」。
私は小さい頃、他には余りとりえがありませんでしたが、走るのだけは速かったのです。
したがって、運動会では常にスターでした。
勿論、クラス代表のリレーの選手にはいつも選ばれていました。
足が速いというのは、やはり血筋があるようです。
父親や母親はさほど速かったわけではないようですが、祖父は村一番足が速かったという話を聞いています。
そういえば、私は兄弟が多いのですが、兄弟全員が足が速かった記憶があるのです。
家内も小学校の頃は足が速くて、やはりリレーの選手だったそうです。
そうなれば、子供たちもきっと速いだろうと思ってたところ、やはりそうでした。
2人とも毎年、リレーの選手に選ばれました。
どんなに小さなことでも1番になれば自信になります。
弊社「日本マウント」も、関東甲信地方のお買い得な中古別荘の売買仲介での1番を目指しています。
まだまだ、課題は多いのですが、目標達成のために、社員一同頑張っていきたいと思います。
秋は運動会の季節ですが、別荘の売買にもより一層、拍車がかかる季節でもあります。
残暑に負けずに、ベストを尽くしたいと思います。