箱根駅伝で思ったこと
箱根駅伝は日本体育大学が30年ぶりの総合優勝を飾りました。
前年は19位という惨敗。
今年は予選会からのスタートでした。
予選会からの総合優勝は史上2校目という快挙でした。
私が京都で行われる全国高校駅伝を目指していた中学高校時代は、箱根駅伝ではまさしく日体大の黄金時代でした。
当時はラジオ中継を聞きながら、応援していたことを思い出します。
箱根を走りたいという思いから、日体大を目指すことまで考えた時期もあったような気がします。
この日体大の勝因になったと推測される、いくつかのエピソードを知ることが出来ました。
まずは、昨年の惨敗の直後に、来年の4年生ではなく3年生を主将に選んだことです。
選ばれた3年生は驚き、当然4年生は反発したそうです。
いわゆる、荒療治というやつでしょうが、これが功を奏したのかもしれません。
主将は往路最終区5区の山上りで快走し、今大会の最優秀選手に選ばれました。
4年生は復路で全員が区間2位という好成績で、総合優勝を演出したのです。
もはや失うものが何もなかったどん底の状態だったからこそ出来た荒療治だったのでしょうが、認められた者はその期待に応え、はずされた者は一代奮起したのでしょう。
もう一つは、高校駅伝の名門校の監督を指導者として招いたことです。
この指導者は、当初は週1回程度の指導の予定だったのが、合宿所に泊り込み連日指導をしたそうです。
生活が乱れていたからという理由だったそうですが、きっと基本的なことを徹底的に指導したのでしょう。
最近では、プロ野球でもアマチュア野球の指導者を招いて成功した例を聞いたことがありましたが、それと似たようなケースかもしれません。
すっかりお正月の風物詩になった箱根駅伝ですが、今年もいろいろなことを教えていただきました。
来年の箱根駅伝が楽しみです。
ディズニーランドで気づいたこと2
昨日の続きです。
今回、久しぶりに東京ディズニーランドで見た光景の中で、少し驚いたことがいくつかありました。
一つは、働いているスタッフのことです。
東京ディズニーランドでは、働いているスタッフのことをキャストと言うのだそうですが、このキャストの笑顔の素晴らしさや、礼儀正しさやマナーなどの教育が徹底されていることはもはや有名な話であり、今回もその姿は前と変わりはありませんでした。
私が驚いたことは、そのキャストは若者ばかりと思っていたところ、かなり年配の人も混じっていたことです。
勿論、その割合は少ないのですが、明らかに見るからに年配の人たちがスタッフとして働いていることに気がつきました。
これには少し感動してしまいました。
明らかに年配のお客様にとっては、年配のキャストの姿は好感が持てることだと思うからです。
落ち着いた雰囲気もそうですが、これから超高齢化社会を迎える日本ですから、年配のキャストが明るく元気よく働いている姿に希望を感じることでしょう。
もう一つ、気がついたことがありました。
車椅子のお客様が何人もいたことです。
そして、そのお客様に丁寧に接しているキャストの姿です。
車椅子のお客様でも、アトラクションを楽しめることが出来る体制が整っていることは、素晴らしいことだと思います。
それを可能にしている、東京ディズニーランドだからこそ、人気があるのは当たり前のことなのかもしれません。
車椅子の人の喜んでいる笑顔を見て、悪い気持ちがする人はいないと思うからです。
子供と楽しい時間を過ごしながら、いろいろなことを学ばせていただいた元旦となりました。
ディズニーランドで気づいたこと
元旦は東京ディズニーランドへ行きました。
そこで感じたことがいくつかありましたので、このブログで2回にわたってご紹介したいと思います。
今までは毎年、元旦はスキー、2日はスケートをするのが恒例でしたが、今年は子供の希望もあって、東京ディズニーランドへ行くことにしたわけです。
というのも、元旦は通常の週末よりも空いているという情報を入手したからです。
私は東京ディズニーランドがオープンした頃に、何回か行ったことがありましたが、今回久しぶりに行ってみて、その進化に驚いたことがいくつかあったのです。
流石、アミューズメントパークでは、断トツ独走状態での一人勝ちを続ける東京ディズニーランドの、その秘密を垣間見たような気がしました。
毎日の予想入場数を始め、各アトラクションの待ち時間など、タイムリーにインターネット上で情報提供しているのです。
この情報提供の徹底は、利用する人からすれば、何ともありがたいサービスであると思います。
私たちは、開門時間の数時間前から待っていたわけですが、開門予定時間の5分前に開門するというアナウンスを聞きました。
たとえ、5分前でも、そのサービスには、ありがたみを感じるものです。
東京ディズニーランド関連のホテルに宿泊した人たちは、特別のゲートから、通常の開門時間の15分前に入場できるシステムになっているのです。
こういうサービスも、ホテルに宿泊した人たちには好評でしょうし、ホテルの宣伝にもなり、また宿泊客のリピートにもつながる工夫のひとつであると思います。
人気のアトラクションは、過去と同じように長蛇の列は当たり前の光景でしたが、ファストパスという券を持っている人たちは、優先的にそのアトラクションを利用できる仕組みが出来ていました。
何時間も待っている長蛇の列の横を、悠々と先に歩いていくファストパスの利用者の優越感は相当なものだと思います。
このファストパスは、誰でも簡単に入手できるものですが、入手方法や使い方などに研究の余地があるようです。
これも、東京ディズニーランドの魅力の一つになっているような気がします。
利用者が経験を重ね少し工夫することによって、効率的にアトラクションを利用できるような仕組みを作り、リピーターの増加につなげているという、東京ディズニーランドの練り上げられてた戦略を知ることが出来たような気がしました。
明日に続きます。
松井選手の引退に思うこと
米大リーグの松井秀樹選手が引退を表明しました。
日本で10年、アメリカで10年、合計20年のプロ生活でした。
長い間、本当にお疲れ様でした。
私たちに、数々の素晴らしいプレーや言動で、沢山の感動を与えてくれたことに感謝します。
松井選手の思いでは、甲子園での5打席連続敬遠から始まります。
あのときの真摯な態度は、その後の松井選手の活躍や成長を予感させるものでした。
日本では数々のタイトルを獲得し、巨人軍の優勝にも貢献しましたが、常にチームのためという言動は大リーグに行ってからも終始、ぶれることはありませんでした。
日本での一番の思い出は、東京ドームの天井にぶつける大飛球を打ったことです。
一度は規定によりツーベースヒットとなり、もう一度はそのまま角度を変えてスタンドに飛び込むホームランになりました。
米大リーグでの思い出は、ヤンキーススタジアムでのデビュー戦でのグランドスラムと、手首を骨折して連続出場記録が途絶えた後の復帰戦でも猛打賞の活躍です。
いずれも、ヤンキーススタジアムの観客は、スタンディングオベーションでその快挙に応えていました。
そして、何といってもワールドシリーズ制覇とMVPの獲得です。
マスコミへやファンに対しての真摯な対応や人の悪口を一切言わない性格は、多くの人々の心を捉えました。
松井選手は、私たちに本当に多くの夢と感動を与えてくれたのです。
そして、人生の様々な教訓も教えてくれました。
20年間、本当にお疲れ様でした。
そして、心から、ありがとうございました。
駅伝の季節になりました
先日、高校駅伝の中継をラジオで聴きました。
丁度、お客様をログハウスに案内する仕事中の、移動する車の中でのことでした。
今年は愛知県代表の豊川高校が、歴代4位の好記録で優勝しました。
都大路を走った7人のメンバーの内、5人までが仙台育英高校からの転校生だったそうです。
震災の影響がこんなところにもあるのでしょうか。
ケニヤの留学生を含めると、6人までが県外の出身の高校生で占められたそうです。
このメンバーならば勝てて当然という声も少なからずありました。
私も高校時代には全国高校駅伝で京都の都大路を走りました。
高校1年と2年の時のことです。
今では懐かしい思い出です。
この季節になると、つい駅伝のニュースを探してしまう自分がいます。
あの頃は、走ることが青春そのものでした。
勉強をするために高校へ通ったというよりも、部活動をするために通ったようなものでした。
生活の中心がすべて部活動だったといっても過言ではないくらい夢中になっていたのです。
これからも駅伝のニュースから目が離せません。
箱根駅伝、そしてニューイヤー駅伝、都道府県対抗駅伝などが控えています。
数々のドラマや感動物語が生まれることでしょう。
選手の活躍を祈ります。
立ち食い蕎麦が美味しい季節です
最近は紹介営業が加速度を増しています。
私はほとんど会社にいることがなくなりました。
朝から晩まで電車で移動する毎日です。
情報量は移動距離の二乗に比例すると言われています。
これほど移動が多い毎日ですから、この言葉にはとても励まされます。
確かに電車の中では、なるべく立つようにして読書に励んでいます。
なるほど集中できる環境だけに、読書のスピードも進むのでしょう。
分単位で移動する毎日ですから、ゆっくり昼食を取る暇がありません。
こういうときは駅の立ち食い蕎麦が便利です。
すきっ腹にはこたえられない一品です。
特に寒い季節には暖かいお蕎麦を食べると生き返ったような感覚になるのです。
私が特に好きなのは、春菊天のお蕎麦です。
元々、お蕎麦大好き人間でしたが、いろいろな具で食べ比べてみた結果、この春菊の天ぷらにはまってしまいました。
寒い日に午前中から突っ走って疲れ果てていても、というのは私は朝4時から活動しているものですから、移動の途中で駅の立ち食い蕎麦を食べれば、息を吹き返し元気いっぱいになって、また夜ま再び突っ走ることが出来るのです。
これから益々、立ち食い蕎麦が美味しき季節になります。
エンジン全開で寒さを吹き飛ばして、年末まで突っ走りたいと思います。
今年も残すところ1週間を切りました。
定額制サービス
世は定額制サービスの時代なのかもしれません。
忘年会がたけなわの時期ですが、飲み放題定額制というのは今や当たり前。
中には、食べ放題・飲み放題の時間無制限という、びっくりサービスも登場したという話も聞きました。
携帯電話でも、10分以内ならば通話料無料というものまであるそうです。
弊社の社員の何人かも使っているのですが、10分を超えそうになると、一回切ってまたかけ直しているのを目にしたりします。
インターネットは、もはや定額制は常識なのでしょう。
さて、私たち不動産に関する定額制の話です。
不動産の査定依頼を受けたときには、あるソフトを使って評価を出しています。
これは、もちろん有料なのですが、件数が多くなると当然のことですが、費用がかさむことになります。
査定依頼が多いということは、それだけ媒介契約が増える可能性があるわけですから、ありがたいことなのですが、比例して経費も増えるので、正直なところ嬉しさ半分といったところでした。
ところが、物件調査のソフトで定額制の優れものが現われたのです。
弊社のように毎月相当数の物件調査をする会社にとっては、本当にありがたいことです。
早速、導入して使いこなしたいと思います。
これで、費用を気にすることなく、お客様のために物件調査をすることが出来るようになりそうです。
選挙結果に思うこと
選挙が終わりました。
結果は自民の圧勝でした。
私はどこの党を支持したと言うのではなく、結果に対して客観的に思ったことがあります。
やはり、シンプル イズ ベストだと思います。
歴史を見れば複雑怪奇なものは、必ず淘汰されてきているのです。
軒並み分裂や合併を繰り返したり、名前を変えたりした党は、その冴えたるものなのでしょう。
政党をその都度、乗り換えている人たちも同様です。
初心を貫徹し、決してぶれない党は、小さくても生き残るのだと思います。
目先の利益に惑わされることなく、長い目で見て損得よりも理念を優先できる人は、生き残るのだと思います。
動機や目的がどこのあるかということが大切なのです。
今回は、ベテランや知名度が高い人が落選したり、選挙のプロといわれるような百戦錬磨の仕掛け人の見通しが外れました。
今までの常識は通用しない時代になってきたのでしょう。
益々、難しい時代になってきたのだと思います。
企業でも同様です。
パナソニックやシャープなどの伝統ある大企業が、何年も大赤字を出すほど、今の時代に勝ち続けることは難しいのです。
こういうときだからこそ、基本を徹底的に大切にすることが大切だと思います。
そして、やはり「シンプル イズ ベスト」なのです。
選挙結果を見て感じたことでした。
いよいよ投票日です
今日は衆議院選挙の投票日です。
東京は知事選挙もあります。
衆議院の方は、自民党が圧勝の予想なのですが、果たしてどうなるのでしょうか。
勝負は蓋をあけてみないと分からないといわれています。
当日の天気や直前の大きなニュースで、無党派層の動向が変わるからです。
最近では、無党派層の数が増えている傾向にあるそうです。
今回の選挙の特徴は、乱立する新党を含めて政党の数の多さです。
どの党がどんな特徴があるのか、把握することだけで難しい状況です。
選択肢が幾つかあるのはありがたいことですが、ありすぎるというのも迷惑な話です。
私は何事も「シンプル イズ ベスト」だと思っているので、基本的には2大政党制にはどちらかと言うと賛成です。
そのためにも、単純小選挙区制にするのが一番いいのではないかと思います。
一番分かりやすい、シンプルな方法です。
力のない政党は淘汰することでしょう。
また、小選挙区で落ちても、比例区で救われる敗者復活当選という、分かりにくい仕組みもなくなります。
区割りなども見直せば、もっと少ない議員の数にすることも出来るでしょうし、1票の格差の問題も解決がつくことでしょう。
果たして、今日の選挙の結果、日本はどうなっていくのでしょうか。
結果が気になります。
ある忘年会での出来事
取引先の忘年会に参加しました。
一流ホテルでの忘年会は、大変盛況でした。
多くの社員や取引先の人々で賑わっていました。
ビンゴ大会もあり、豪華景品が用意されていました。
液晶テレビやマウンテンバイク、一流ホテルのペア宿泊券、マッサージチェアーなど、豪華景品が目白押しでした。
私も張り切って参加したのですが、残念ながら、その豪華景品をゲットすることはできませんでした。
早々、リーチとなったのですが、なかなかビンゴまでいかなかったのです。
リーチになった後も、早々ダブルリーチとなりました。
そして、トリプルリーチ。
やがて、マージャンで言えば「四面待ち」。
遂には、「五面待ち」。
しかし、結果は無残な敗退。
残念無念でした。
こういうこともあるものだと気を取り直したのですが、物は考えようだと思います。
ビンゴごときに運を使わなくて良かったかもしれません。
この運は後にとっておいて、もっと大きなことに使うようにしたんだと考えたわけです。
これぞ、まさしく「プラズ発想」。
今年も残りわずか。
ラストスパートを頑張ります。