古民家は日本の宝
先日、長野県のある田舎町に行ってきました。
古民家をリノベーションしたお客様のお披露目会に招待されたのです。
購入金額の、およそ30倍もの費用をかけたリノベーションでした。
お披露目会には、施工した大工をはじめ建築士や左官屋、設備屋など関係者の他、近所の人々が大勢参加していました。
オーナーは国際カップルで、長年海外在住だったこともあり、地域の人々との交流を考えてのお披露目だったようです。
お蕎麦やお寿司が振る舞われた他、落語家による落語の披露もありました。
これには、近所の人々も大喜びでした。
オーナーも、何とも味な企画を考えたものです。
その素敵なセンスに感動しました。
しかし、人々の心を感動させたのは、何と言っても古民家そのものの魅力でした。
黒光りした太い梁や柱に高い天井。
窓から見える小川や山々など、風光明媚な景色も素敵でした。
まさに、ここに日本の宝があると実感しました。
海外在住だったオーナーによれば、海外でも古民家の人気は高まっているようです。
日本の古民家を、複数の家庭でシェア出来ないかという相談を受けたようです。
弊社も、そういう需要に少しでも協力したいと思いました。
日本の田舎を元気にする。
日本の素敵な古民家を、海外の人々にも紹介する。
ぜひ、頑張りたいと思います。
一年間ありがとうございました
平成26年も終わりに近づいています。
弊社「日本マウント」も無事に新しい年を迎えることができそうです。
これもひとえにお客様、取引先の皆様、関係者の皆様のお陰です。
心から感謝したいと思います。
今年は弊社にとっても逆風が相次ぎました。
冬の大雪には悩まされました。
長野県や山梨県は、しばらくの期間は営業することが出来ませんでした。
広島県の土砂災害の被害は、数々の風評被害をもたらしました。
山に近い別荘地や田舎町は、いわゆる土砂災害警戒区域に指定されているところが多いのです。
御嶽山の噴火による火山灰は、安曇野や八ヶ岳まで風に流されていきました。
お客様の出足も鈍ることが多くなりました。
白馬村の地震による家屋の倒壊もありました。
やはり、安曇野や白馬の物件売買には影響がありました。
そして、消費税の増税による影響は、不動産建築業界には思った以上に長い期間逆風をもたらしました。
予想では7月には元に戻るということでしたが、元に戻らず、その影響もあってか解散総選挙となったのはまだ記憶に新しいことです。
しかし、良いこともありました。
リーマンショック以降では考えられなかった高額中古別荘の売買が出来ました。
世界的に有名なお客様との取引もありました。
現地スタッフに人数が増え、より良いサービスが提供できるようになりました。
今年最後に思うことですが、弊社は今年も運に恵まれたということです。
数々の逆風の中、無事今年を終えることが出来るからです。
このことに感謝しつつも、実力をつけることに急がなければならないと感じた一年でもありました。
今年最後に、縁があったすべての皆様にお礼を言いたいと思います。
一年間ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
500物件を突破しました
弊社のホームページ掲載物件数が500件を突破しました。
年頭からずっと目標にしてきたのですが、遅ればせながらやっと達成したと言ったところです。
物件を増やすのは、簡単なようでなかなか難しいものです。
当たり前のことですが、物件は売れたらその分だけ掲載件数は減りますし、売主が売るのをやめたらやはり減ることになるのです。
物件によっては他決と言って、他業者で売却に至こともあるので、せっかくホームページにアップしても、直ぐにダウンすることになることも多いのです。
ですから、数を増やすのは、一進一退といったところでしょうか。
まるで、水前寺清子の365歩のマーチのようです。
1日1件、3日で3件、3件アップして2件ダウンするような感じなのです。
目標を持って数を増やすことも大事ですが、数を追いながらも、当然質の向上を心がけています。
そして、毎日コツコツと地味な仕事を継続することを大切にしています。
さて、次の目標は550件です。
今年中の達成は無理かもしれませんが、来年の夏ぐらいには達成したいと思っています。
いよいよシーズン真っ盛り
リゾート物件や田舎暮らし物件の繁忙期は夏から秋にかけてです。
首都圏在住者が避暑を目的に購入するケースが多いからかもしれません。
まとまった休みが取れるのが、夏休みやお盆休みしかないという人もいるからでしょう。
今年は冷夏が予想されましたが、どっこい予想通りにはならなかったようです。
連日、猛暑を記録する日本列島の昨今です。
余りにも暑いのも問題です。
出不精になってしまい、リゾート物件や田舎暮らし物件の案内も減ってしまうからです。
程々の暑さが一番良いのでしょうが、そうは簡単に問屋は卸さないようです。
いずれにしても、梅雨明けと同時にリゾート物件や田舎暮らし物件のシーズン真っ盛りとなります。
忙しさにかまけて、基本がおざなりにならないようにしたいものです。
目の前の仕事とお客様に、常にベストを尽くすこと。
この精神を忘れることなく、猛暑に負けることなく、日々邁進したいと思います。
名義変更の大切さ
以前にある物件売買に伴い名義変更の手続きをお手伝いしたことがあります。
相続登記を完了しないと売買できない物件だったのですが、何代か前の人の名前になっていたため、法定相続人を調べたところ実に数十人に登ることがわかりました。
結果的には、無事に相続登記が出来たのですが、それまでに費やした年月と費用は膨大なものとなりました。
土地や建物の名義を、被相続人のままにしておくこと人が意外に多いのが気になります。
一番問題なのは、代が変わるごとに、法定相続人の数が増えることです。
相続登記をするのには、法定相続人全員の実印による押印と印鑑証明書が必要になるのです。
中には金銭を要求する人もいます。
また、連絡先が分からない人もいます。
遠方に引越していた場合には、了解を取るのに出向いて行くとしたら大変な時間や経費がかかるのです。
私が担当した相続登記の中で、相続人の一人がアメリカに移住している人がいるケースがありました。
その人はもう高齢となっており、妻はアメリカ人で日本語が堪能ではありませんでした。
その時は、幸いなことに近くの親しい友人に日本人の方がおり、私とその人の間で何回もメールのやり取りをし、相続登記に必要な書類を用意することが出来ました。
相続登記を先延ばしにすることは危険です。
遺産分割協議書を作らなければなりませんし、相続登記の費用もかかりますが、やはり相続時にしておくことが一番です。
先延ばしすることは、必ずリスクが生じることになるのです。
梅雨明けが待ち遠しい
今年の梅雨入りは豪雨から始まりました。
その後、東京でひょうが降るなど、異常気象が連発しました。
台風接近や通過による被害もありました。
年々、異常気象が多くなってきていることに不安が高まり、今度は何が起こるのかと戦々恐々とする日々でした。
今後は何も起こらずに、このまま無事に梅雨明けしてくれることを祈るばかりです。
弊社のビジネスは、他ビジネスの多くがそうであるように、天候の影響をもろに受けます。
お客様をリゾート物件や田舎暮らし物件に案内する時に、天候によってはその日を延期したり、案内そのものが中止になったりすることも多くあります。
異常気象などに遭遇すれば、その地域購入そのものを検討することすら止めてしまうお客様もいるのです。
しかし、少なからずのリスクはどの場所でもあるものです。
山に近ければ土砂災害、海に近ければ津波のリスクがあります。
夏涼しいところは冬は寒さが厳しいですし、冬暖かいところは夏は暑いのは当然です。
大切なことは、どんなリスクがあるかをしっかりと把握して、リスクを回避することでしょう。
別荘や田舎暮らし物件は、賢く使えばリスクを考えてメリットがあるものです。
弊社は梅雨明けと共に、リゾート物件や田舎暮らし物件売買の繁忙期になります。
梅雨明けが待ち遠しいこの頃です。
台風が心配です
今年は異常気象が続きます。
大雪に始まり、豪雨やひょう、そして台風の接近です。
今回の台風は油断できないような規模だと聞きます。
このまま行くと日本列島に上陸しそうな気配です。
一番心配なのは交通機関です。
私は今週、移動の予定がビッシリなので、今から心配しています。
特に都心の交通機関は、災害には極端に弱いからです。
リゾート物件や中古別荘、田舎暮らし物件も、築年数が古いものは心配です。
台風の直撃を喰らえば、建物に被害が及ぶ可能性もあるからです。
台風の進路がずれることを祈るばかりです。
自然災害が報道される度に思うことは、人間は自然の前には余りにも無力であるということです。
自然を大切にしなければと思います。
自然を破壊し、大切にしなかった分だけ、いつか自然に牙を向けられるのだと思うのです。
自然逆襲です。
今起こっている異常気象は、そんな自然からの警告のような気がするのです。
繁忙期に備えて
リゾート物件や中古別荘、田舎暮らし物件の売買は、梅雨明けの夏から秋にかけてがピークとなります。
特に盛夏が繁忙期になります。
例年、この時期は忙しくて猫の手も借りたいくらいになります。
今年も例外ではないようです。
週末は毎週、案内ラッシュになりそうですし、契約予定日が続々と決まってきています。
私たちにとって大切なことは夏バテ防止。
健康管理を徹底して、真夏の激務をこなさなければなりません。
食事と睡眠、そして適度な運動を心がけています。
そして、焦らず着実に、日々の業務をこなすことです。
簡単なこと、小さなことに手を抜かないことです。
一時が万事と言いますが、簡単な仕事や小さな仕事に対する姿勢こそ、その会社やその人の本当の価値を表していると思うのです。
忙しいと、ついつい手を抜いたり、適当にやってしまいがちになるものです。
だからこそ、忙しくなる前に周到な準備をする。
今がその時期なのでしょう。
備えあれば憂いなし。
常にベストを尽くします。
契約ラッシュに備えて
弊社はお陰様で、今年も今のところ順調に、リゾート物件や田舎暮らし物件の契約が進んでいます。
今年は冬に大雪に見舞われたり、梅雨に入った途端に記録的な大雨となったり、消費税の増税の影響があったりし出足が鈍かったのですが、ここへきて契約予定が急増してきました。
やはり、リゾート物件や田舎暮らし物件の売買のピークは、夏から秋にかけてなのでしょう。
契約ラッシュになるのは嬉しいことですが、気をつけなければならないことは小さなミスです。
スケジュールがタイトになると、小さなミスを見逃しがちになります。
大勢に影響がないので、それほど深刻に考えなくても良いのですが、実はその甘い考えに落とし穴があるのです。
小さなミスが重なると、やがてそれは大きなミスを招きます。
小さなミスは、明らかに大きなミスの呼び水となるのです。
また、大きなミスが起こる前提として、小さなミスが連続して起こるものです。
神は細部に宿ると言います。
優秀な人ほど、細部にもこだわり、小さなミスも許さないものです。
きっと、妥協しないで完璧を目指すのでしょう。
私たちも、そういう真のプロフェッショナルになりたいものです。
古民家を求めて
先日、千葉県四街道に古民家を見に行きました。
江戸時代に建てられたらしいのです。
大きな門があるのには驚きました。
門が建物になっているようで、実際にも門番が住んでいたとのこと。
時代劇のロケにも使えそうな物件です。
敷地の広さにも驚きました。
母屋の他、蔵、別棟など、何れも昔の建物が残っているのです。
古民家マニアがヨダレを出して喜びそうな物件でした。
古民家の人気が年々、高まっています。
ありきたりの注文住宅では満足しない人たちが増えてきたのでしょう。
構造もしっかりとし、黒光りした太い柱や梁は、とても魅力的で美しいものです。
一度みると、その魅力に魅せられる若い人たちも多いことでしょう。
最近では、若いカップルも、古民家を探している人が増えてきました。
私も昔から古民家には目がありません。
古民家を売却したいと聞けば、日本全国どこへでも飛んで行きたいくらいです。
しかし、今回古民家には度肝を抜かれました。
こういう物件こそ、大切にしたいものですね。