刑事コロンボ

刑事コロンボ。

子供の頃、夢中になってテレビにかじりついて観た番組です。

見た目が冴えない風貌のコロンボが、犯人とののらりくらり会話をしながらも、最後は明快な推理でその犯人を自白させてしまうのです。

別れ際に、思い出したかのように、もう一つだけと言って質問するコロンボの姿がトレードマークでした。

この最後のやり取りが絶妙のタイミングなのです。

いやむしろ、タイミングをずらして、本音を引き出す技だったのでしょう。

弊社のビジネスでも同じです。

別荘の案内を終わったときのお客様との会話です。

ただプッシュしても逆効果です。

「よく考えてお決めになられたらいいですよ」「焦って決めない方がいいですよ」。

私ならこのような会話をします。

そして別れ際に、そう刑事コロンボのように、

「ひとつだけ大事なことを言い忘れていました」

「もし先着で申し込みが入ってしまったら御免なさい」「でもそのときは、もっといい物件を必ず探しますから」。

これが意外な効果があるのです。

翌日、お客様から購入申し込みが入るのです。

リゾートを扱っている会社の多くは、何が何でもそのときに決めようという完全なプッシュ型の営業なのです。

私の営業手法は、その真逆。

しかし動機はどこまでも「お客様のため」であり、その一点だけはぶれてはいけません。

ある低迷していた営業マンに、このことをアドバイスしてあげたところ、見事に購入申し込みを頂きました。

ポイントは刑事コロンボのようにです。

そう、刑事コロンボ。

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節約癖をつけよう

弊社の主な業務は、関東甲信静岡地方の比較的低価格なリゾート物件や田舎暮らし物件の売買仲介です。

都心の高価格な物件の売買仲介とは違い、低価格な物件の売買仲介なので、その手数料も微々たるものです。

ですから、ローコスト経営が大前提となります。

いかに経費をかけないかが生命線となるのです。

交通費だけでもばかになりません。

物件の案内や調査、契約などで、遠方は那須高原や北信州まで行くこともあるのです。

必要なのは営業マンが持つ「経営感覚」です。

いかに最小の費用で最大の効果を発揮できるかです。

いかに費用対効果を高められるかです。

創意工夫をしながら、試行錯誤を重ねている毎日です。

カーシェアリングを使ったり、高速バスを使ったりもしています。

現地に行ったときには、1件でも多くの物件を見ることを、また1件でも多くの地元業者を回ることを心がけています。

今がまさに正念場。

震災不況を乗り越えて、ひとつのビジネスモデルを創り上げるチャンスでもあるのです。

ピンチはチャンス。

そんな気概を持って、日々、ベストを尽くしたいと思います。

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アフター311

アフター311という言葉があります。

震災後という意味だそうですが、震災後に何がどう変化したかを表しているのでしょう。

例えば太陽光発電機を備えたアパートが人気になっているそうです。

停電にも対応できるし、環境にも優しい、そして何よりも原発問題に端を発した電力確保に貢献するからでしょう。

また、逆に高層マンションの売れ行きに陰りが見えてきているという話も聞きます。

停電したときを想定すると、階段を上がって移動する苦労や水が出なくなるなどの弊害が予想されるからです。

家庭菜園では、花よりも野菜にシフトする人が増えているそうです。

何かあっても、野菜を作っておけば安心だという発想からでしょうか。

以上は明らかに、アフター311という現象でしょう。

弊社「日本マウント」ではどうでしょうか。

他の不動産会社と同様に、ひところは自粛ムードもあってか、物件の反響数も激減してしまいました。

しかしこのところ、反響の数はかなり回復してきましたが、やはりアフター311という現象が起こってきました。

茨城県や千葉県の海側の物件の反響は、全くと言っていいほどなくなりました。

変わって、八ヶ岳、安曇野、富士五湖、そして那須高原など、いわゆる「山」への問い合わせが急増しているのです。

「海」から「山」へ。

この傾向はしばらく続くのでしょうか。

アフター311は、まだまだありそうです。

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カーシェアリングを使ってみました

4月から弊社「日本マウント」の営業メンバーが使うことになった話題の「カーシェアリング」。

導入を決めた私が使ってみなくては話にならないと思い、先日、北軽井沢に行くときに初めて使ってみました。

レンタカーと違って24時間対応なのが、そもそも導入を決めた主な理由でした。

早朝6時から使うことを予約すると、その日の朝5時半に携帯電話にメールが届きました。

自宅から歩いて数分のホテルの横に、目的の新型プリウスが駐車してありました。

もちろん手続きはセルフです。

携帯電話に届いたメールからアクセスして手順に従って携帯電話を操作すると、あら不思議。

車が自然に開錠したのです。

勝手に乗り込んでエンジンスタート。

関越道から上信越自動車道に入り、碓氷軽井沢インターで降りて、一般道をひた走り目的の北軽井沢に着きました。

帰り道で給油したのですが、車に置かれていた給油カードでの給油。

土曜日なので高速道路が混むかと思ったのですが、意外と空いていたので助かりました。

おかげさまで、予定時間よりもかなり早く帰ってくることができました。

車を低位置に駐車してから、再び、携帯電話を操作すると、今度もまた自然に施錠したのです。

その後、終了報告のメールが入りました。

今回の走行距離や料金などの情報です。

従来であれば、新幹線で軽井沢駅まで行き、そこでレンタカーを借りていたのですが、今回のカーシェアリングでは、土曜日のETC使用による高速料金の値引きもあって、大幅なコスト削減ができました。

24時間対応がそのコスト削減を可能にしたのです。

すべては携帯電話で手続きできる「カーシェアリング」。

まさに、時代の先端を感じた瞬間でもありました。

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北軽井沢へ行ってきました

今年から営業の第一線から離れたとはいえ、たまには現場に行かなければ、弊社が提唱する「三現主義」は絵に描いた餅となってしまいます。

ちなみに「三現主義」とは、このブログでも詳しく書かせていただいたことがあるのですが、「現地に行き、現場を見て、現実を知る」ということです。

そんな理由もあって、先日、久しぶりに北軽井沢を訪ねました。

通称「北軽」(きたかる)です。

軽井沢には、この北軽のほかに通称「中軽」(なかかる)と言われている「中軽井沢」と、同じく「旧軽」(きゅうかる)と言われている「旧軽井沢」が有名です。

北軽の特色はなんといっても浅間山が近いこと。

もし、噴火すれば危険なリスクがありますが、その雄大な景色は圧巻です。

今回も白装束に身をまとった男らしい浅間山が、威風堂々と、私の目の前に聳え立っていました。

そして、湿気が少ないこと。

これは、旧軽や中軽が湿気が強く、建物の痛みが早く激しいことと比べて、北軽の最大のメリットでもあると思います。

さらに、価格が安いこと。

リフォームのいらない中古別荘で1000万円以下は当たり前、500万円以下で購入できるものもあります。

まさしく、軽井沢の中では「穴場」であると言ってもいいでしょう。

今回はもはや夏を思わせる暖かい日でしたが、日陰にはまだ少し雪が残っていました。

夏にはクーラーなどは全くいらないという避暑地である「北軽」。

この夏の計画停電や電力制限などの不安が渦巻く中、意外と人気を博することになるかもしれせん。

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成功するためには

「成功している人は例外なくフットワークが軽い人」

これは、「楽天」社長の三木谷さん言葉です。

今まで出会った成功した人で、たった一人の例外もなかったと断言されています。

成功するかしないかの差は、能力の差ではなくフットワークの差であるとも言っているのです。

走りながら考えるのではなく、考えるために走るのだ。

これも三木谷さんの言葉です。

そして、かの有名な楽天の「成功のコンセプト」では、スピード!スピード!スピード!と唱えているのです。

船井総研が提唱する船井理論の中に「即時主義」というのがあります。

船井幸雄さんが、愛弟子である天才コンサルタント「佐藤芳直」さんや現船井総研会長「小山政彦」さんを指導したときの有名なエピソードがあります。

船井さんがある人を紹介するからと言って、その人の電話番号を書いたメモを渡してくれたときのことだそうです。

「ありがとうございます」と言って、当時の船井会長の会長室を出ようとしたときに、「何故、今、この場で電話しないのか」とたしなめられたというのです。

この場で電話すれば、私が変わって「よろしく頼む」と言うこともできるではないかという指導だったそうです。

なるほど、これが「即時主義」の基準なのでしょう。

どうやら、成功の秘訣というのは、意外と単純なことろにあるのかもしれません。

今やるべきことを絶対に先送りしない。

このことを肝に銘じたいと思います。

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原発問題を憂える

最近、弊社「日本マウント」へのお問い合わせに中に「電気は東京電力ですか?」という質問が増えてきました。

原発問題に端を発した、計画停電や消費電力制限、電気料金の値上げ、停電のリスクなどを考えている人が増えたことによるものでしょう。

また、茨城県や千葉県の海に近い場所に対するお問い合わせはめっきり減ってしまいました。

冬から春にかけては、かなりの人気エリアだっただけに残念な現状です。

福島県にいたっては皆無といってもいいほどになってしまいました。

いまだ余震が続くのだから仕方が無いのかもしれません。

しかし、一番の原因は原発問題にあるのです。

特に海に放射能に汚染された水を放出しましたが、そのことが一番インパクトが強かったようです。

漁業関係者の痛みはいかばかりだったでしょうか。

海水浴場を経営する人やサーフィン関係の商売の人たちの怒りは想像だにできません。

海に近いログハウスの売買契約ですらキャンセルになってしまうほど、この問題は影響を与えたのです。

弊社も人事ではない多大な損害を被りました。

お隣の韓国やロシアからも激しい非難を浴びていました。

原発事故評価もレベル7に引き上げられてしまいました。

チェルノブイリと同じというこの数値。

不安はまだ続き、さらに増長されていくのでしょうか。

一日も早い解決を祈るばかりです。

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おひさま

「おひさま」

NHK朝の連続テレビ小説のタイトルです。

4月4日から始まりました。

私は普段はほとんどテレビを観ないのですが、この「おひさま」だけはつい観てしまいます。

このドラマの舞台が信州の安曇野だからなのです。

テレビで映されている景色もなんと美しいことでしょうか。

白いそばの花が咲き乱れている光景。

透き通った水が流れる清流。

雪化粧した北アルプスや常念岳。

現在の安曇野もこの光景がまだ残っているのです。

この美しい安曇野にある別荘や田舎暮らし向き住宅を扱っているのが、弊社「日本マウント」です。

一年前に入社した新人営業マンがコツコツと一年かけて物件を収集してきました。

ですからこの安曇野は弊社にとっては開拓地にあたるのです。

それだけにこのドラマの始まりと相まって、何か感慨深いものもあるのです。

今年一番力を入れていきたと思っている「安曇野」なのです。

自然の美しさのみならず、食べ物の美味しさ、今や生活の便利さも含めて、自信を持って勧めることができる、まさしく折り紙つきのリゾート地でもあります。

東京からも約3時間から3時間半。

「ひまわり」の舞台、安曇野で過ごす別荘ライフ、田舎暮らしライフはきっと最高でしょう。

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福岡へ行ってきました

九州の福岡で不動産の仕事があったので行ってきました。

羽田空港から飛行機での日帰り出張でした。

珍しく、窓側の席が取れたのですが、離陸からしばらくの間、東京の景色がよく見えました。

密集する家並みや高層ビルの数々。

1300万人余りの人々が暮らす大都会。

渋滞する車の長い列。

もしこの東京で直下型の大地震が起きたらと考えてしまいます。

今回の震災の直後からの混乱を思うと、東京を直撃した場合のことは想像がつきません。

備えあれば憂いなし。

とは言うものの、弊社や私個人を取り上げても、正直、何の備えがないというのが実情です。

ライフラインがズタズタになり、交通網が完全に麻痺し、復旧の目処すらたたなかったとしたら、一体全体、どうなってしまうのでしょうか。

考えたくないというのが本音ですが、今回の震災によって、今まで見ないようにしてきたこと、考えないようにしてきたこと、すなわち逃げてきたことに対して、正面から向き合わなければならなくなっということでしょう。

気持ちは焦るばかりですが、今度ばかりは避けて通ることはできないと思います。

今こそ危機管理が叫ばれるとき。

最悪を想定した準備をしていかなければならないのです。

想定外だったという言い訳をしないような。

飛行機の窓から小さくなる東京の街並みを見ながら、ふとそんなことを思ったのでした。

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お問い合わせの数

戦後最大の惨事となった東北関東大震災か10日が過ぎました。

先日は奇跡的に80歳代の老婆とその16歳の孫が救助されました。

幾つもの条件が重なった、まさに奇跡だという話ですが、悲惨な被災地の状況の中で一筋の希望という光明を見ることができたような気がしました。

原発の問題も、死をも恐れない勇敢な現場のスタッフの頑張りによって、最悪の事態を免れたというニュースも伝わってきました。

まだ予断を許さない状況だと思いますが、命を削ってまでも国と国民を守るという「大儀」に生きる「決死隊」のチームワークによって、必ず解決されることを信じています。

さて、こんな中ですが、弊社「日本マウント」も休まず営業を続けてまいりました。

というのは、千葉県や茨城県の海に近い物件を購入したお客様や売却を依頼しているお客様が沢山いらっしゃったからです。

物件は大丈夫かというお問い合わせが相次ぎました。

なかなk確認が取れないで時間だけが過ぎていきましたが、ようやくここへきて、弊社に関係する物件はそれほど被害を受けていないことがわかってきたのです。

一日も早く、お客様に安心していただけるように、引き続き確認に全力を上げたいと思います。

また、激減していた購入に関するお問い合わせの数が少しずつですが、回復してきたように感じます。

しかし、おそらく海に近い物件はしばらくの間は敬遠されることでしょう。

現に今まで海の近くを検討していたお客様の中には、少し海から離れた内陸の物件に切り替えたお客様も現れはじめました。

想定外の津波の恐ろしさをまざまざと見せられた今回の震災の影響は、私たちの仕事においてもしばらくは続くだろうと思います。

私たちも、今回の震災の教訓をしっかりと胸に秘め、お客様のためにベストのアドバイスをしていきたいと思います。

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