牧草地の売買
北軽井沢にある土地の売買にまつわる話です。
北軽井沢、通称「北軽」(キタカル)と言っても群馬県もしくは群馬県境の長野県ということになります。
この「北軽」にある土地の売却依頼を受けました。
困難を極めたのが、廃車同然の車が捨ててあったのです。
警察署に電話して、ナンバープレートから所有者を割り出したところ、既にお亡くなりになっていたので、その親族の方を探し出して、撤去してくれることをお願いしました。
幸い、この親族の方が良い方だったので事なきを得たのです。
次なる壁は、廃屋が建っていたことです。
しかも未登記物件。
更に、土地の持ち主には固定資産税の請求すらない、すなわち所有者が確定できない物件でした。
逆にそれが幸いして、解体・撤去することが容易になりました。
最後の壁は、この土地の地目が牧草地になっていたのです。
牧草地はれっきとした農地なので、一般には売買しても所有権が移りません。
農業資格者が農業委員会の許可を得てから、初めて名義が移る土地だったのです。
そこで、土地家屋調査士に依頼して、農業委員会や法務局に根回しをして、現況が宅地だからという理由で、宅地に地目変更をしていただくことにしたのです。
地元の関係者の協力を得て、晴れてこの土地の地目は、牧草地から宅地へと地目変更がなされました。
さて、いよいよ売買が出来る準備が整いました。
これから、売却依頼をしてくださったお客様のために、売買契約成立までベストを尽くしていきたいと思います。
看板の効果か
以前に看板の効果で土地が売れた話をしました。
今回も、看板の効果があったようです。
田舎ですが、駅前近くの好立地である土地が売れそうなのです。
インターネット全盛のデジタル時代ですが、立て看板というアナログ広告も捨ててはおけないものです。
弊社「日本マウント」は、中古別荘や田舎暮らし向きの中古住宅がメインで、その売買仲介を最も得意としてきた会社です。
しかも、インターネットのみで広告宣伝してきた歴史があります。
その中古別荘や田舎暮らし向きの中古住宅以外では、首都圏の投資物件や分譲中古マンション、中古住宅、土地などを扱っています。
その他にも数は少ないですが、地方の土地も扱ってきました。
その地方の土地は、ここのところ立て看板による販売が功を奏しているようです。
確かに、インターネットでは土地の形状は掴みにくいかもしれません。
現地で確認して、はじめてその土地の良さが分かるものです。
希望する場所に出向いて、どこか良い土地がないかと探す人が多いのだと思います。
さて、その地方の土地ですが、相変わらず売却依頼が多いのも事実です。
しかし、残念ながら、田舎の土地には売却しずらい土地もあります。
道路に接続していないとか、市街化調整区域で家が建たないとか、ライフラインがまったく設備されていないとか、原野商法などで騙されて買わされてしまった土地とかです。
私たちも、出来る限りベストを尽くして、土地の売買には協力を惜しみませんが、場合によっては媒介をお断りする場合もありますので、その点はご了承ください。
これからも、立て看板を武器に、地方の土地の売買も積極的に進めていきたいと思います。
ブログの効果か
弊社「日本マウント」の営業マンから報告がありました。
先日、申し込みを頂いたお客様は、その物件に興味を持ったきっかけが、担当者が書いた「営業マンブログ」だったそうなのです。
こういう類の話を聞くと、嬉しくなってしまう私です。
営業マンの個性を十分に反映した営業マンブログは、物件情報やリゾート地や田舎暮らし向きの市町村の地域情報が満載なのです。
ホームページではお伝えできない情報も、ブログなら可能ということたくさんあるのです。
ホームページが、より客観的な情報であるとすれば、ブログは営業マン各々の、より主観的な情報だともいえるのです。
特に地域情報などは、面白いものが目白押しです。
お祭りの情報や、素敵なお店の情報、地域の名産や名物などは、実際に現地に行って体験した旬な情報としてお伝えしています。
営業マンがそれぞれ、個性を発揮した独特な表現で情報を発信しているのも、ひとつの特色です
こうしてみると、表現方法にもいろいろな個性があることが分かります。
たどたどしい文章ですが、プロのライターが書いたものではないので、多少の誤字脱字は勘弁してください。
習うより慣れろという格言のとおり、とにかく数多く投稿して、場数を踏むことによって文章力は、きっと上手くなることでしょう。
これからもブログには力を入れていく所存です。
そういえば、2週間前から参加したブログ村も、IN、OUTともに4位とまずまずの成果を上げているようです。
皆様の応援をよろしくお願いします。
スマートフォンの恩恵
スマートフォンに変えてからしばらく経ちました。
いろいろなアプリがあるようですが、それを使いこなしている人は凄いことだと思います。
私も数は少ないですが、いくつかのアプリを使わせていただいています。
スマホに変えてとにかく便利になったのが、フェイスブックやツイッターなどのSNSです。
投稿の頻度も増して、今のところすこぶる順調です。
頻繁に使っているのが、ホテルの予約やカーシェアリングの予約、電車の乗り換え案内などです。
先日、実に助かったのがお客様宅への訪問のときでした。
駅からの道順を音声で、しっかりと案内をしてくれました。
携帯電話でも使っていたのですが、やはりスマホでの仕様は使いやすさなど、一日の長があります。
私などはこの程度しか使いこなせていないのですが、まだまだ使えば便利なアプリが山ほどあるに違いありません。
仕事にも使えそうな便利なアプリが沢山あることでしょう。
じっくりと研究して少しずつですが便利な物は使っていきたいと思います。
時代は確実に変わりつつあります。
時代の変化には常に敏感でありたいと思います。
これからは、若い人から学ぶことも多くあることでしょう。
不動産における持分問題
最近、相談事で多いのは不動産の持分比率の問題です。
土地を2分の1ずつ持っているとか、自分は3分の2を持っていて、残りの3分の1は他人が持っているとかのケースです。
持分を所有している人の足並みが揃わない限り、その不動産が売れないのです。
相続問題や後見人問題が絡んでくると、より複雑になります。
元々は、共有財産だから、1人の人が勝手に売れないようにするために手段だったと思われます。
しかし、最近ではそれが仇になっているケースも多く見かけられます。
持分を所有している人の全員が同意して売るのがベストなのですが、どうしても売りたくない人がいる場合には別の方法があります。
該当する土地を分割登記する方法です。
持分の比率に応じて分割するのです。
土地の形状が良ければ、この方法は意外と早く問題が解決します。
土地の形状が悪かったり、建物があったりした場合には簡単にはいかないかもしれません。
しかし、専門家に相談してみる価値はあるのでしょう。
意外と発想を変えれば、問題解決の道が隠されているものです。
全員の足並みも揃わないし、分割も無理な時は諦めなければいけないかというとそうでもないのです。
価格は安くなってしまうかもしれませんが、持分だけを買い取ってくれる業者も存在するからです。
また、債務がある場合には、持分が差し押さえられて競売にかかり、その持分を落札されてしまうこともあるのです。
持分だけなら誰も落札しないだろうと考えるのは早計です。
落札した人が他の持分の人に購入交渉をすることもありますし、法律的には他の人の持分を競売にかける権利を有することになるからです。
いずれにしても、持分のことで悩んでいる人は専門家に相談することをお勧めします。
津波災害警戒区域
千葉県や神奈川県の海に近い物件に関しては、津波災害警戒区域に指定される地域が出てきました。
恐らく、将来的には海に近い地域は、ほとんどこの「津波災害警戒地域」に指定されてしまう可能性があると思います。
お客様はこの言葉を聞くと不安になってしまうに違いありません。
3.11以降、こういう条例が定まる傾向が益々、強くなってきました。
海に近いというだけで、こういう地域に指定されてしまうわけです。
勿論、用心することに越したことはないのですが、お客様がその言葉だけで引いてしまうのが心配です。
海ではなく山の方は「土砂災害警戒区域」となってしまいます。
山が近いというだけで、ほぼすべて地域がこういう表現になるわけです。
今までは、この件を伝えてだけで、かなりのお客様が引いてしました。
日本は海に囲まれているうえに山が多いので、本当に完璧に安全な場所というのは少ないのです。
活断層があったり、活火山や休火山があったりなど、自然災害の恐怖とは常に隣りあわせなのです。
原発からの距離を考えると、なおさらなのかもしれません。
いずれにしても完璧な場所など、ほとんどないと言っても過言ではありません。
そういう中で、ある程度妥協したり、優先順位をしっかりと決めたりして、お気に入りの場所を絞っていくのが賢明でしょう。
私たちもお客様のために、しっかりとしたアドバイスが出来るように頑張りたいと思います。
投資物件について
弊社「日本マウント」でも、数は多くありませんが、しっかりと投資物件も扱っています。
ほとんどが縁故や紹介のお客様の物件です。
主に首都圏の物件です。
弊社「日本マウント」のメインは、関東甲信地方のお買い得な中古別荘や田舎暮らし物件なので、ホームページのみの掲載ではなかなか投資物件を購入するお客様を獲得することが出来ません。
そこで、ポータルサイトに頼ることになるわけです。
大手のポータルサイトへの投稿は効果があります。
複数のポータルサイトへ投稿すれば、その効果が更に大きいのかもしれません。
ポータルサイトも今や群雄割拠の時代。
まさに戦国時代と言ってもいいのでしょう。
その中でも専門性が際立ったものが出てきています。
投資専門のポータルサイトもありましたので、投資物件はそこに投稿することにしました。
面白いのは、ペンジョンなども投資物件の対象として考えられているのです。
お試し期間というのがありましたので、20件ばかり投資物件を投稿してみたところ、それなりのアクセス数と問い合わせがありました。
やはり、専門は強い。
これからは専門の時代なのでしょう。
弊社「日本マウント」も圧倒的に強い、そして専門性を持った部門を作りながら、少し弱いところは複数のポータルサイトを上手く利用して補完していきたいと思います。
したがって、ポータルサイトをただいま研究中です。
長野県と山梨県が人気です
弊社「日本マウント」では、ホームページで注目度ランキングを毎日、発表しています。
その日のアクセス数が多い物件の上位を順番に並べて発表しているのです。
今年は長野県と山梨県に人気が集中しています。
毎日、ホームページを見ていただいている方は分かると思いますが、栃木県や静岡県の物件もたまにはランキングに入りますが、ほとんどは長野県と山梨県が独占している状態です。
長野県は原村や富士見など、八ヶ岳の周辺です。
山梨県は北杜市など、やはり八ヶ岳の麓と、富士五湖すなわち河口湖や山中湖などです。
震災の影響などもあってか、海よりも山の方に人気が集中しているのが今このときなのです。
数年先は潮目が変わるのかもしれませんが、しばらくは山の人気が続くことでしょう。
リゾート物件を好む人には海派と山派が存在しますが、今は海派も少し山派に移りつつあるような状態です。
近い将来、リゾート物件の流通が益々進めば、海に1つ、山にもう1つというように両方に持つのが普通になるのかもしれません。
今までは、別荘は富裕層が持つものというのが常識でしたが、時代は変わり、お買い得な中古別荘の流通が進めば、一般人が普通に持てるようになるのでしょう。
私たちは、そんな夢を現実にするために頑張っているのです。
今は海側の別荘は完全な買い手市場です。
安く購入するには最大のチャンス。
山が人気な今こそ、海にも注目してみましょう。
関西での仕事
品川から新幹線「のぞみ」で名古屋まで。
名古屋から「こだま」で米原まで。
そして、米原から「東海道線」で彦根まで行きました。
彦根城近くの商家の古民家調査のためです。
物件の詳細は後日、たっぷりとこのブログで紹介したいと思います。
さて、彦根の後は京都へ。
京都でも物件の調査です。
1年ほど前から、弊社「日本マウント」のホームページで掲載している中古住宅の調査でした。
弊社「日本マウント」は、関東甲信静岡地方がメインですが、縁故や紹介によっては今回のように関西の物件にも手を出します。
過去においても、九州の物件から、富山の物件、仙台や秋田、福島の物件など売買仲介をこなしてきました。
弊社を信頼して依頼してきたお客様の期待に応えたいと思ってきたからです。
その気持ちはこれからも変わりません。
勿論、物理的な限界はありますが、そもそも売買仲介業は地元の不動産会社と協力することにより、全国どんな場所でもやることは可能なのです。
京都も彦根も、日本を代表する素敵な街です。
関西でも、もっと物件が増えてくれば、関西支店を作るなんてことも夢ではないかもしれません。
帰りの新幹線の中で、うとうとしながらも、ふとそんな夢心地のひと時を過ごすことが出来ました。
さあ、9月も残り2週間。
実りの秋にするべく、頑張りたいと思います。
撮影依頼があった物件
ここのところ立て続けにCMやバラエティーなどの撮影依頼がありました。
弊社「日本マウント」のホームページで紹介している物件です。
古民家など、やはり特徴のある物件でした。
以前からも、たびたび撮影依頼の電話やメールがくることがありました。
ドラマや映画、CM撮影だったり、まちまちでしたが、弊社「日本マウント」が都内にあるということもあってか、探すほうとしても目にとまりやすいのでしょうか。
物件の持ち主に交渉すると、皆さんがほとんどが快く応じてくれます。
本当にありがたいことです。
その物件を貸す方からしても、ドラマやCMなどの撮影で使われたということが話題となれば、売却にプラスになるのではないかと考えるわけです。
確かにそういう側面はあるのかもしれません。
売りたい方は、少しでも早く、そして高く売りたいと思っているのは共通の思いなのです。
私たちも出来る限りのことをして、その願いにお応えしたいと考えています。
撮影協力など、少しでも販売にプラスになれば、喜んでお手伝いしたいと思っているのです。
購入を迷っているお客様がいたとしたら、~のCMで使われた物件ですよとか、~のドラマの撮影で使われたことがあるんですよと言って、背中を押してあげることも出来るでしょう。
これからも、より良い物件をたくさん集めて、ドンドンとメディアで紹介していただけるように頑張りたいと思います。
すべてはお客様のために。