雪の信州
連休中は信州を訪れていました。
この時期では珍しことではありませんが、雪が降る日と重なりました。
東京でも勿論、今回のように雪が降ることはありますが、今回が特別であって年々少なくなっていることを感じています。
雪には不思議な魅力があると思います。
豪雪地帯の人には申し訳ありませんが、程よい量の雪であれば、雨よりも良いと思う人が多いことでしょう。
雪は雨よりも絵になると言っても過言ではないと思います。
白は純潔の象徴です。
人間は誰しも純潔に憧れるものかもしれません。
雪をみると、心が洗われるような気持ちになるのも、そういう理由かもしれないのです。
今回の出張で私が宿泊したビジネスホテルは,珍しく露天風呂があるものでした。
もちろん天然温泉です。
しんしんと降りしきる雪を見ながらの露天風呂での入浴も、なかなか贅沢なものだと思いました。
田舎暮らしやリゾート物件を扱っていると、こういうことにも巡り合うことがあるのです。
雪の降る中を東京に戻ってきたわけですが、東京も雪景色になっていたのには驚きました。
弊社が取り扱っている関東甲信地方の多くのリゾート地も、きっとこの冬最大の雪景色に染まったことだろうと思います。
関東甲信地方には、雪景色が魅力のリゾート地もたくさんあります。
これからが、まさしく冬本番であり、雪が最も多い時期になるのです。
ぜひ一度、素敵な雪景色を堪能していただければ幸いです。
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今年の傾向は
今年の傾向を語るには少し早いかもしれませんが、とりあえず感じていることをお伝えします。
今年になってからポータルサイトからの問い合わせが増えています。
今年は物件を購入するとか、良い物件を見つけるとかという目標を立てたお客様が、物件の探し始めとしてポータルサイトを見て、お問い合わせをしてきたのかもしれません。
というのは、物件の探し始めがポータルサイトというケースが多いからです。
そのうちに不動産会社を絞るようになるのが普通です。
探すのに慣れてきたら、会員登録などして、探す手間や時間を省くようななります。
消費税が上がるというニュースが流れる中で、不動産の購入にも一つの勢いが出てくることが予想されています。
そういうこともあってか、この年末年始にポータルサイトなどを閲覧し始めた人たちも多かったのだと予想されるわけです。
消費税増税前の駆け込み需要としては、新築住宅がメインになるのでしょうが、中古住宅でも仲介手数料には消費税がかかりますから、住宅など金額が比較的大きい買い物に関しては、同様に駆け込み需要が予想されるのです。
不動産業界でよく言われるのが、年末年始は普段、時間がなかった人たちが、じっくりインターネットで物件を探すことが多いということです。
その結果、正月明け頃から、気に入った物件に関して、お問い合わせをしてくるのだと思います。
さて、この3連休は、弊社「日本マウント」でも案内ラッシュになりそうです。
別荘地は雪景色のところも多いのですが、別荘を探し始めたお客様にも喜んでもらえるような、気の利いた案内を心がけたいと思います。
苦い経験
これは私の苦い経験です。
あるお客様とメールでやり取りをしていました。
これは契約前からでしたが、電話や直接会うことがほとんどなく、すべてがメールのやり取りだったと思います。
当然、物件の案内時、契約時、決済や引渡し時には会いましたが、問題はその後のことでした。
引渡し後の物件のクレームでメールが来ました。
そのお客様は、夜中にメールを書くのが習慣だったようで、毎朝クレームのメールが来るようになりました。
私も、毎朝のクレームメールに対応していたのですが、そのお客様の要求が徐々にエスカレートしていったのです。
最初のうちは謝罪したり、売主に交渉して対応してもらったりしていましたが、だんだん批判の矛先が仲介業者である弊社になってきたのです。
しかも、メールの内容が攻撃的なものになってきたのです。
これは私が感じていることなのですが、どうやらメールやブログなどに書く文章は、電話で話したり直接会って話すときよりも大胆になる傾向があるようです。
このお客様も、恐らくそういう傾向が強かったと思いました。
最後は、裁判をやるやらないという話になり、結局のところ裁判になってしまいました。
日本の裁判では、民事訴訟は大方、裁判長の和解勧告があるようです。
この裁判も、やはり和解勧告がなされ、お互いにそれぞれの主張を少し妥協して解決しました。
しかし、何とも後味の悪い雰囲気が残りました。
メールなどは便利なのですが、やはり直接電話で話したり、直接会って話したりする方が、コミュニケーションとしては優れているのではないかと思います。
もし私が、このお客様の攻撃的なメールに挑発されずに、冷静に電話や直接会って対応していれば、また違った結果になっていたかもしれないと思いました。
この苦い経験を糧に、これからはお客様とのコミュニケーションも工夫していきたいと思います。
スキー場の近くの物件が人気です
今日から本格的に仕事をスタートする会社も多いことだと思います。
弊社「日本マウント」も、4日からスタートしていましたが、今日は今年初めの朝礼が予定されています。
営業マンも内勤メンバーも、ほぼ全員が揃うことになります。
今年の冬は例年に比べて寒いことが予想されるのですが、リゾート物件も夏に比べて少し動きは鈍くなるのが普通です。
しかし、そう思ってしまえばそれまでのこと。
そこを知恵を使ってどう乗り切るかが腕のみせどころです。
冬人気が高いのは、比較的温かい海側の物件でした。
伊豆・熱海や南房総などの別荘です。
震災の影響もあってか、まだまだ以前のような人気は回復していないようです。
最近の反響で多いのは、スキー場の近くの物件です。
スキー人口は減っているという話を聞くのですが、まだまだ熱烈なスキー愛好者がいるのでしょう。
スキー場近くの古民家がいいとか、ログハウスがいいとか、薪ストーブ付きの物件がいいとか、そういうリクエストが多くありました。
冬でも工夫することによって、リゾート物件は動くのだと思います。
昔からよく言われることですが、リゾート物件は、環境的には真冬が最悪な状態なので、そのときに見て購入するのが賢い選択だというものです。
購入金額の交渉も、冬の方がしやすいかもしれません。
まだ、今年もスタートしたばかりですが、スターとダッシュを成功させ、幸先の良いスタートにしたいと思います。
今年はまだまだ走ります
弊社「日本マウント」の仕事納めは28日の予定です。
ですから、まだまだ走ります。
現に、昨日は決済が1件、今日も契約が1件、お客様の商談が1件、物件の調査や案内が1件予定されています。
仕事納め以降も、お客様の要望によっては、物件を案内することもやぶさかではありません。
現に、数年前には大晦日の日に、信州の中古別荘を案内したこともありました。
どうしてもお客様が、その日しか都合がつかないという理由があったからです。
その時は、女性の営業マンも同行したのですが、その女性営業マンがお客様の担当者だったこともあってか、ぜひ行かせて欲しいという熱意がほとばしっていました。
終わりよければすべて良し。
今年も最後までベストを尽くし、優秀の美を飾りたいものです。
数字以上に、気持ちの上での達成感が大切なのでしょう。
数字だけにこだわってしまえば目標の達成は不可能かもしれませんが、最後の最後までお客様のためにベストを尽くしたということに価値があるのです。
そう考えると、まだまだやるべきことは沢山あります。
やれることも沢山あります。
最後の最後までベストを尽くします。
家庭菜園付き中古住宅も人気です
ログハウスと古民家の人気はとどまるところを知りません。
この2大人気に割って入ろうとしているのが、家庭菜園付きの田舎暮らし向き中古住宅なのです。
家庭菜園が出来るだけのスペースがあるのが特色です。
地目が農地だと名義を変えるのに困難が伴います。
農業資格がないと、農地を取得して名義を変えることが出来ないからです。
仕方なく農地を借りるか、所有権移転の仮登記という登記手続きをして、その農地を取得したかたちを取ることにしています。
しかし、市街化区域の農地であれば、家を建てたり駐車場にするという理由で地目変更の申請をして、許可が出れば所有権移転登記手続きをすることが出来ます。
すなわち、名義変更ができるわけです。
これが、市街化調整区域の農地であればそうわいきません。
文字通り、農業資格を取得しなければ、正式な名義変更をすること出来ないのです。
この場合には、どうしても仮登記というかたちで保全して、その農地を一生使い続けることにするしかないわけです。
宅地の広さが100坪以上あるもの、しかも既に家庭菜園があるものは最高です。
所有権移転は出来ますし、管理も簡単だからです。
これからも、そういう物件を沢山集めていきたいと思います。
古民家の人気も相変わらずです
昨日は、ログハウスの人気が続いていることをお伝えしました。
今日は古民家の話です。
古民家人気も相変わらず続いています。
古民家の魅力は何といっても、その黒光りした太い柱と梁にあります。
そして、釘を使わないで組み立てている職人技の構造です。
まさに芸術品といっても過言ではありません。
考えて見れば、京都や奈良の五重塔を初めとした神社や仏閣などは、何百年経っても堂々と建ち続けているわけです。
古民家も同様なのです。
関東大震災を初めとした数々の地震や台風などを凌いできた歴史があるわけです。
夏が涼しく過ごしやすいのも古民家の良いところです。
京都に都があったときに、いかに暑さを凌ぎ夏に過ごしやすい家を建てるかということが、その後の古民家というか日本建築の原点になったそうです。
信州などは冬が寒く大変なのですが、それを補うのが昔は「掘りごたつ」や「いろり」だったのでしょう。
現代に活躍するのは、薪ストーブです。
ログハウスのみならず、古民家にも薪ストーブは似合います。
最近では古民家を改装してのレストランもブームです。
日本食やお蕎麦が主流と思いきや、フレンチやイタリアンも増えてきました。
ミスマッチが何ともいえない魅力をかもし出しています。
これからも、古民家から目が離せません。
ログハウスの人気は続きます
冬の寒さは一段と厳さを増してきました。
毎朝、早朝にウォーキングをしている私ですが、流石に寒い朝はサボりたくなる気持ちとの闘いです。
リゾート地や田舎の地方都市は、最低気温が氷点下になるのが珍しくなくなってきたようです。
先日、北軽井沢のログハウスを訪れました。
隣地の土地を購入してくださったお客様との契約で伺ったのです。
素敵なログハウスの家でした。
当日はやはり寒い日でした。
家に上がったときに、ログハウス独特の木の香りがしたのです。
なんともいえない素敵な香りでした。
なるほど、森林にいるような素敵な木の香りや温もりこそ、ログハウスの魅力なのだと思いました。
そのお客様によると、普通の家よりも冬は暖かいという話でした。
薪ストーブの存在が、ログハウスを更に魅力的なものにしているのです。
薪ストーブ用の薪が、家の外に高く積まれているのがまた絵になるのです。
ログハウスは古民家と並ぶ人気のある物件です。
特色のある物件を求める人が多くなってきた昨今、ログハウスが人気というこの傾向は、今後も当分続くことでしょう。
これからも、魅力あるログハウスを沢山集めていきたいと思います。
物件を見ないで購入するお客様
不動産を購入するお客様には、いろいろなお客様がおりますが、該当する物件を見ないで購入する人が少なからずいます。
インターネットの発達により、物件の写真を大量に見ることが出来ることや、その物件の周辺情報なども把握することが出来るようになったからでしょう。
また、低価格の中古別荘であれば、その物件と同レベルのものが市場で流通していることが分かれば、思い切って物件を見る前に購入申し込みをして、物件を抑えてしまうという行動に出る人もいるわけです。
地方の高利回りの、やはり低価格の投資物件も同様であるようです。
先日も、そういうお客様に遭遇しました。
実際には、購入申し込みは後日、撤回できることや、その際に金銭的な損失がないことからも、人気のある物件に限って、物件を見る前から購入申し込みをする人も増えてきたようです。
私が過去、一番驚いたのは、物件を見ることもなく、購入申し込みを入れるという手続きをするわけでもなく、いきなり売買金額全額を送金してきたお客様がいたことです。
そうかといえば、見ないで購入後に、わずか数日で物件が気に入らなかったという理由で、売却されたお客様もいらっしゃいました。
そのお客様は、何事もなかったようにごく自然にそのような手続きをしていました。
よく言われることですが、不動産の売買はタイミングです。
商機を逃すとか、あるいは勝機を逃すと言う言葉がありますが、まさにそのような絶好のタイミングがあり、ぼやぼやしていると、それを逃してしまうことも多いのです。
一歩遅かったと悔やむ人もいれば、あの時売っておけばと悔やむ人もいるのです。
よく、第一印象が大事だとか、最初の直感が大切だとか言いますが、不動産売買に関しても案外そういうものなのでしょう。
土地の売買について
土地の売却依頼が増えています。
これは、正直な話ですが、リゾート地の土地の売買はかなり難しいのが現実です。
理由は簡単です。
需要と供給のバランスが崩れているからです。
リゾート地の土地を求める人が極端に少ないのです。
現在不況なのと、この先も不況が続くと思っているため、土地を買って別荘やセカンドハウスを建てる人が少なくなってきているからです。
しかも、土地の価格は年々、下がっています。
今後、土地の価格が上がることは、リゾート地ではありえないことなのです。
しかも、まだ使える中古別荘が有り余っているのが現実です。
リフォームやリノベーションの技術が進んでいるので、中古別荘でも少し手を入れれば新築と見間違うくらいに綺麗になってしまうものなのです。
リゾート地の別荘暮らしの体験がない人が、まずは安い中古別荘を買って様子を見てから、その別荘地を気に入れば土地を買って新築を建てようと考えるのは無理もありません。
結果、リゾート地の土地売買は簡単にはいかないとなるわけです。
しかし、弊社でもリゾート地の土地の売買を、今年も4~5件は行いました。
看板を立てたところとお客様が付いたり、隣地の方が購入したのです。
厳しい中でも、やりようはあるのだと思います。
諦める前にぜひ一度、弊社に相談してみてください。