継続することの大切さ
不動産売買仲介業で大切なことは、如何に地味な日々のルーティンワークを継続できるかということです。
例えば物件集め。
ホームページの物件掲載件数と実績はある程度、比例することが分かっています。
うかうかしていれば、他社で決まってしまった物件などが増えて、あっという間に掲載物件数が少なくなってしまうものです。
次にブログの更新。
これも更新回数と実績がやはり比例することが分かってきています。
忙しさにかまけて更新頻度が落ちてくると、数ヵ月後にしっぺ返しを食らうことになります。
まさに継続すればするほど効果があり、価値が増していくのがブログによる情報発信なのです。
メールの返信や折り返しの電話、販売状況の報告、媒介契約の更新などの作業はいうまでもありません。
これらは地味な仕事ですが、決して手を抜いてはいけない大事な仕事であるのです。
簡単なようで継続することは、意外と難しいものです。
だからこそ、継続出来る人と出来ない人で、その差がついていくのでしょう。
継続は力なり。
継続こそ力なり。
最近、痛感する言葉です。
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人とのつながり
不動産売買仲介業の面白さは、人から人へとその紹介の輪が広がっていくことです。
地方の投資物件のことで、投資物件専用のポータルサイトを通じて問い合わせをしてきた高校時代の友人が、田舎暮らし物件を競売で落札したお客様を紹介してくれました。
その物件をリフォームする予定の地元リフォーム会社の方とも仲良くなり、他にも売り物件を紹介してもらえそうな状況です。
持つべきものは友ではありませんが、30数年ぶりの出会いは仕事の上でも大きなものをもたらしてくれそうな気配です。
やはり、1年以上前に古民家を売買したときの売主業者が、大々的にログハウスを販売し始めました。
モデルルームなどを造り、いくつかの現場も抱えているようです。
最近、弊社のお客様で中古住宅を探している方がいたのですが、土地を購入してログハウスを建てるという方へ気持ちが傾きつつあるのですが、この業者も紹介できそうな気がしています。
一度、取引している業者は、その手の内も分かっているので、お客様にご紹介するのにも安心して出来るものです。
不動産売買仲介業とは、つまるところ紹介業なのです。
お客様と物件のベストマッチングをすることが本業なのです。
いかにお客様の本当のニーズを把握しベストの物件を、新築やリフォームの場合はやはりベストの業者をマッチングすることが出来るかが仕事の大半になるのです。
そう考えると、人とのつながりほど大切なことはありません。
お客様のみならず、関連業者とも、出会いを大切にし、つながりを大事にしていかなければならいのです。
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冬の八ヶ岳
長野県茅野市玉川というところへ行ってきました。
JR中央線で茅野駅から車で15分くらいの場所でした。
茅野駅は新宿から特急あずさで約2時間から2時間半という場所にあります。
ここから見える八ヶ岳の美しさは格別なものがあります。
今が一番美しい季節ではないかと思います。
晴れた日は特にその美しさが際立ちます。
空の澄んだ青と山頂の白い雪のコントラストがとても美しいのです。
冷たい空気はその美しさを更に際立たせます。
雲ひとつない晴れた日は、特に空気が冷たいのです。
ここでは、東京では味わうことが出来ないほど、いわゆる空気が美味しいのです。
標高が高いとか、森林が多いとか、いろいろな理由があるのでしょうが、明らかに美味しいと感じるのは私だけではないのでしょう。
昔、同じ長野県の大岡村の中古住宅を買った人が、そこから見える絶景の北アルプスが見える景色を指して「私は物件ではなくて、この景色を購入した」と言ったことを思い出しました。
絵画など芸術品に価値があるように、リゾート物件や田舎暮らし物件には、通常の不動産の価値とは違った価値があるのです。
その場所で、見たり感じたりしてみなければ分からない価値なのです。
そのお客様が評価した大岡村のからの北アルプスの景色ですが、真っ青な澄んだ青い空に、真っ白な雪化粧した山々の麓に、その大岡村から雲が絨毯のように続いている、まさしく絶景が見られることもあるのです。
このようにまるで絵画のような景色のほか、言葉では言い表すことが出来ない美味しい空気など、付加価値が大きいリゾート物件や田舎暮らし物件であることを実感したひと時でした。
今回の物件調査では、地元の関係者の心温かな親切にも触れることが出来ましたが、リゾート物件や田舎暮らし物件には近所の素敵な人間関係が付加されることも多くあります。
これもこういう物件の、もう一つの魅力かもしれません。
昨日の敵は今日の友
ある物件をめぐって競合した相手がいました。
不動産免許業者ではなく保険屋さんなのですが、2000件以上にものぼる顧客を持っているとかでとにかく顔が広いのが売りの方でした。
弊社はその時には、いわゆる競争に負けたのですが、その後にその物件の売買がなかなか進まない事態が生じたので、再び弊社に相談が舞い込んできたのです。
今回は、その時に競合した保険屋さんとタッグを組むことになりました。
今まで進めていた経緯がありましたので、それをひっくり返してというよりも、延長線上で処理した方がベターであると思ったからです。
いわゆる、昨日の敵は今日の友というやつです。
話はこれで終わらないのがみそなのです。
その後、この保険屋さんとは仲良くなり、お客様を紹介していただきました。
弊社が得意分野としているリゾート地や田舎暮らし物件などのお客様です。
そのお客様もどこに相談していいのか悩んでいたそうです。
まさに、ベストマッチングの出会いでした。
世の中にはこういうこともあるものです。
不動産売買仲介業は、つまることころ紹介業であるのです。
業者間のお客様の取り合いというよりか、お客様と物件のベストマッチングを、業者間で協力してやれるかどうかが大切だと思います。
それが分かれば、この業界で活躍することが出来るようになるのです。
出会いを大切にし、敵を味方にする術を身に付けたいものです。
面倒くさい仕事も丁寧に
年間100件を超える売買仲介をしていると、いろいろなお客様に出会うことになります。
ほとんど手がかからないお客様もいれば、その逆のお客様もいるのです。
権利証を無くしたとか、マスターキーを無くしたとか、なかなか連絡が取れないとか、内覧の日程が合わないとか、とにかくいろいろあります。
ときには、担当者がイライラしたり、ため息が出るほど、厄介なことに遭遇し、振り回されることもあります。
時間は浪費し、その割には利益にならないことが多いからです。
割に合わないと思ってしまうのも無理がないと思うのですが、そう思ってしまった負けだと思います。
面倒くさいことを喜んでやるのがプロだからです。
人の嫌がる仕事を、率先して喜んでやれる人こそ、本当のプロであると思います。
だからこそ、売買仲介業の仕事が存在するのです。
その時には、割に合わない仕事になっているかもしれませんが、常にお客様のことを第一に考えてベストを尽くし続ければ、いつか別のお客様で報われるようになっているものなのです。
それを計算に入れて、今の理不尽を我慢しろというのとは少し違います。
お客様を差別することなく、常にベストを尽くせということです。
目の前の仕事に、常に全力で取り組めということなのです。
まずは私自身が、そのことを徹底したいと思います。
お客様には雪が好きな人もいる
今のこの時期は、一年で一番雪が多くなる時期でしょう。
リゾート地や田舎では寒さも半端ではありません。
雪や寒さを凌ぐことは簡単なことではありません。
自然の脅威の前には、人間の力など無力に等しいからです。
弊社「日本マウント」は関東甲信静岡地方の物件をメインに扱っているのですが、新潟県を扱っていないのにはそれなりの理由があります。
東京から少し遠いのと、雪が多いからです。
お客様の多くが、寒さは我慢するけれど、雪には耐えられないという人だからです。
なるほど、雪かきや雪おろしは重労働になるからでしょう。
しかし、世の中は広いもので、今まで出会ったお客様の中には、雪が多いところというリクエストをしてきた人もいました。
雪が好きなお客様なのでしょう。
ちなみに、このお客様は沖縄出身の方でした。
スキー場の近くというお客様もいます。
スキー人口は年々減っていると聞いていますが、熱烈なスキー愛好者もいるのです。
ホテルや旅館、民宿などでは満足できない人たちです。
今年もこれから、雪の好きなお客様からの連絡が増えるかもしれません。
今年は例年よりも雪は多く、寒さも厳しいと聞いています。
雪や寒さに負けないように、私たちも案内業務に精を出したいと思います。
リゾート物件を複数持っている人たち
知り合いから紹介された、新しいお客様と会いました。
栃木県の那須塩原市に幾つか土地を持っているとのこと。
事前に住所などの資料を頂いたので、近隣の売買事例や同じく近隣の売り出し金額などを調べてから会いました。
定住用に整備された分譲地の一画でしたが、数カ所持っており、売りあぐねていた物件でした。
幾つかの売買手法を提案して、専任媒介契約を締結したのですが、話が終わる頃、他の那須の土地の相談を受けました。
このお客様は他にも土地を持っていたのです。
その那須の土地も売却の依頼を受けることにしたのですが、その話が終わろうとした時に、千葉県の南房総にも土地を持っていることが分かりました。
弊社「日本マウント」は、関東甲信地方のリゾート物件や田舎暮らし物件をメインに扱っていますので、その南房総の物件の売却依頼も受けることになりました。
その話が終わりに差し掛かった頃に、お連れの方から相談がありました。
東北地方に所有している一棟アパートを売却したいと言うのです。
最近、弊社「日本マウント」でも、地方の収益物件を取り扱うことになり、ポータルサイトなどで盛んに宣伝していました。
したがって、この物件も早速、調査して取り組むことにしました。
昔、景気が良かった頃、投資など目的として、リゾート物件などを複数購入した人たちがいたのです。
その人たちの多くは、かなり高齢になってきました。
生きているうちに処分したいと思っている方も多いことでしょう。
そういう方々に対して、少しでもお役に立ちたいと思います。
とにかく動き回っています
今年は忙しい年になりそうです。
年始からとにかく動き回っています。
営業の仕事は距離を稼ぐことでもあるからです。
移動距離と実績は、ある程度比例します。
情報量は移動距離の二乗に比例するという話を聞いたことがありますが、なるほど確かにそういうことはあるのだろうと実感します。
「百聞は一見に如かず」なのです。
見るだけでは駄目で、行動しなければ、その情報の価値は半減してしまいます。
百という数を見るよりも、一つの行動や体験の方が勝るというのです。
すなわち「百見は一行に如かず」なのです。
最近、パソコンの調子が悪かったので、しばらくパソコンがない生活をしていました。
すべて、アイフォーンやアイパッドで作業をこなしたのです。
ブログやツイッター、フェイスブックやメール対応などです。
移動しながらでも、ある程度の作業が出来ることが分かりました。
というよりも、現在の私の仕事の大半は、移動中に出来てしまうことが分かったのです。
そうであれば、何の気兼ねもなく、ドンドン行動して移動距離を稼ぐことが出来るのです。
今やホテルにも駅にもパソコンが備わっている時代です。
どうしてもパソコンが必要な時にも、移動先でも困ることはありません。
安心して躊躇なく行動する年になりそうな気がします。
売却のタイミング
今までに何度も、この売却のタイミングの話しをしました。
同じことを何度もいうようですが、不動産の売却にはタイミングがあります。
売り急いではいけませんが、売り渋ってもいけないのが不動産の売却なのです。
今が買い手市場であることは、どうやら疑う余地はありません。
そう考えると、買い手が現れた時が、紛れもなく最高のタイミングであるのです。
特に田舎暮らし物件やリゾート物件は、そういう傾向が強いかもしれません。
値段が折り合わずに売却を見送った物件が、その後に売却できずに困ったケースを何十件となく見てきたからです。
その時に断った金額を下回っても売れないケースがほとんどなのです。
これには明確な理由があるのですが、建物は年々古くなることと、地方は特に人口が減っているので土地の値段も下がってきているのです。
明らかにスポットで使う別荘などは、リゾートマンションやリゾートホテルなどの競合の煽りを食っています。
海外旅行の格安ツアーやディスカウントチケットなどの影響も少なからずあります。
最近では首都圏の物件もうかうかしていられなくなりました。
デフレ経済の中、狭い敷地に3階建の木造住宅など、リーズナブルな新築住宅が出回るようになってきたからです。
消費税の増税が、その傾向に拍車をかけています。
そうなると、たとえ首都圏であっても、中古住宅の流通には逆風となり、やはりここでも買い手市場という今の常識があてはまってしまうことになります。
いずれにしても、この傾向はしばらくは続くことでしょう。
また、地方から始まり、やがて都会にも波及してくることでしょう。
不動産を売却する時は、今の時代は買い手市場ということをしっかりと頭にいれておく必要があるのです。
縁を大切に
田舎暮らしらリゾートの物件から、首都圏の物件へ波及することは良くあることです。
不動産とは縁ものであり、縁と関係が深いからです。
弊社「日本マウント」は、せっかく東京の品川に事務所があるのですから、その地の利を活かして田舎暮らし物件やリゾート物件から波及した首都圏物件は、取りこぼすことなく取り組んでいきたいと考えています。
そこで、年頭から思案していた首都圏物件の専用サイトを、独立したサイトにしていく作業に取りかかっています。
サイト名も新しくする予定です。
社内でその名前も募集しているところです。
しかし、そうは言っても、首都圏の物件がまだそれほど多いわけではありません。
縁を大切にして、そこから生まれる首都圏ぶっけんを、コツコツと少しずつ増やしていかなければならないのです。
知名度もありませんから、ポータルサイト頼み、レインズからの客付業者頼みからのスタートになることでしょう。
最近、思うことですが、システムや仕組みももちろん大事でしょうが、人間臭いアナログ的な、いわゆる縁を大切にする営業も、それ以上に大切だということです。
弊社「日本マウント」の営業マン全員が、そのことをしっかりと理解して行動することが出来れば、縁による紹介営業は加速度的に拡大して、首都圏の物件もあっという間に今の何倍にも増えることでしょう。
せっかくの縁を、もっと大切にしようという気持ちを持つことから始めたいと思います。