遂に売却が出来るかも
長野県の北部に聖高原という別荘地があります。
聖湖という湖があるのですが、かつてはリゾート地として栄えたことがあったようです。
というのは、ホテルがあった跡があるからです。
博物館のようなものもあり、キャンプ場などもあるのですが、年々利用者が少なくなってきたようです。
スキー場もありましたが、数年前に閉鎖になったようです。
この聖高原には幾つかの別荘も点在しています。
今では完全にマイナーな別荘地となってしまったのですが、田舎暮らしを楽しむには最適な場所かもしれません。
但し、冬はやはりそれなりの積雪量ですし、寒さもかなりこたえるようです。
しかし、夏は涼しいでしょうし、春や秋も魅力があること請け合いです。
弊社ではこの別荘地で中古別荘を何件か紹介しているのですが、かなり前から売却依頼されていた物件がありました。
一度、お客様が付いたのですが、値段の折り合いがつかず、契約まで至らなかった物件でした。
その後、何度となく問い合わせか来たり、案内をしたのですが、購入申し込みまで至らなかったのです。
ところが昨日、案内したお客様がこの物件を気に入り、購入申し込みをしました。
金額は以前に売主が断ったものより50万円ダウンとなりました。
以前に断らなければ、その時に今回よりも50万円高く売れたことになるのですが、意外とこういうケースが多いのがリゾート物件や田舎暮らし向き物件なのです。
しかし、やっと売れることになった売主は大喜びでした。
契約、決済・引き渡しまで、まだまだ安心できませんが、一つ肩の荷が下りたような気がします。
定住向き物件の動きが活発になる時期
弊社「日本マウント」は関東甲信地方の中古別荘や田舎暮らし向き中古住宅が最も得意分野です。
これらの物件が一番活発に動く時期はズバリ夏です。
避暑が目的の人が多いというのが理由かもしれませんし、夏休みにじっくり探すというのも理由かもしれません。
代わって、首都圏など定住向きの物件はこれからが一番動く時期になるのです。
4月が年度初めという官公庁や大企業では、いわゆる人事異動というものがあるからです。
人事異動に伴う居住地の移転がピークになるのがこの時期です。
賃貸専門の不動産会社はこれからの時期、忙しくて猫の手も借りたいくらいでしょう。
売買仲介の会社もそれほどではありませんが、やはり忙しい時期となることでしょう。
弊社「日本マウント」でも、首都圏の物件が増えたこともあり、これからの時期が忙しくなることが予想されています。
少しずつですが、首都圏の定住向き物件の問い合わせが増えてきたような気がします。
今まで動かなかった物件も動きが出てくる予感がします。
今年はアベノミクス効果があるかもしれませんし、消費税増税前の追い風があるかもしれません。
冬から春にかけて、あらゆる動植物が活発に動き始めるように、不動産関連の物件も動き始めるのでしょう。
忙しくて猫の手も借りたいというほど活発になってくれることを期待します。
商業物件の動向は
今年は景気の回復の期待があるようです。
景気が良くなると動き出すのが商業物件です。
弊社「日本マウント」で扱っている物件では、旅館、ホテル、ペンション、保養所などになるのでしょうか。
不景気の時は人間は誰しも消極的になるようです。
新たに商売をする気になれなかったり、事業を拡大しようとは思わないからです。
別荘などは新築を建てるという気持ちよりも、安い中古を買って様子を見ようとする傾向があるようです。
したがって、別荘地の売買は振るわなくなります。
ところが景気が良くなれば、今までの不景気とは傾向が変わってくるのです。
商業関連物件が動き始めます。
新築別荘の需要が高まれば、別荘地の売買が活発になってくるのです。
今年はまだ始まったばかりですので、昨年までの傾向が変わるかどうか分かりません。
問い合わせ数などから、今年の傾向を見極めていきたいと思っています。
リゾート地には埋もれている商業関連物件が山ほどあります。
もったいないと思っているのは私だけではないでしょう。
景気回復と共に、そのような物件が活発に動いてくれることを期待します。
頼りにされるということ
頼りにされるということはありがたいことです。
まだ、具体的にビジネスにつながったわけではありませんが、あるお客様など数人から頼りにされているようなのです。
何かあれば、必ず声をかけてきてくれます。
頼りにされていることが分かれば俄然、応援したくなるのが人情です。
知っていることは何でも答えてあげたいし、力になれることは何でも力になってあげたいと思うものです。
そこには損得を超えた感情が芽生えるのかもしれません。
打算があっては出来ないこともあります。
しかし、与えてものは必ず返ってくることを信じているのです。
その人から返ってくこなかったとしても、めぐりめぐって返ってくるものなのでしょう。
人生は出会いが大切です。
どんな人に出会ったかで、その人の人生が決まると言っても過言ではないでしょう。
私も、そんな素敵な出会いを期待している一人です。
そして、将来の誰かにとって、素敵な出会いの一人となれるように頑張りたいと思っています。
査定依頼が増えてきました
最近、リゾート物件や田舎暮らし物件の査定依頼が増えてきました。
物件の売却などを検討している人が増えてきたからでしょう。
景気に対する期待感もあるのかもしれません。
土地はともかくとして、中古住宅や中古別荘などの建物は、月日が経つにつれて価値が下がっていくのは否めません。
金融機関の評価なのでは、木造建築では築20年で資産価値ゼロとみなされてしまいます。
下手をすれば、解体費用分が土地の評価からマイナスになってしまうほどです。
実際には、大事に使い手入れが行き届いている建物は価値がゼロというこことはありません。
しかし、あくまでも管理状態によってその価値は違ってきてしまいます。
使わなくなってしまった建物ほど、傷むのが早く、その価値はあっという間に劣化してしまうものです。
たとえ使わなくなってしまった建物でも、定期的に空気を入れ替えて、掃除などして管理していれば、その価値をある程度は維持することが出来るものです。
簡易査定などは、コンピューターで簡単にその評価だ出るのですが、実際に現地を見て、物件の中まで見てみないと本当の価値は分からないものです。
これからも、中古別荘や田舎暮らし物件などの査定依頼は増え続けることでしょう。
お客様に対して的確な査定が提供できるように頑張りたいと思います。
継続することの大切さ
不動産売買仲介業で大切なことは、如何に地味な日々のルーティンワークを継続できるかということです。
例えば物件集め。
ホームページの物件掲載件数と実績はある程度、比例することが分かっています。
うかうかしていれば、他社で決まってしまった物件などが増えて、あっという間に掲載物件数が少なくなってしまうものです。
次にブログの更新。
これも更新回数と実績がやはり比例することが分かってきています。
忙しさにかまけて更新頻度が落ちてくると、数ヵ月後にしっぺ返しを食らうことになります。
まさに継続すればするほど効果があり、価値が増していくのがブログによる情報発信なのです。
メールの返信や折り返しの電話、販売状況の報告、媒介契約の更新などの作業はいうまでもありません。
これらは地味な仕事ですが、決して手を抜いてはいけない大事な仕事であるのです。
簡単なようで継続することは、意外と難しいものです。
だからこそ、継続出来る人と出来ない人で、その差がついていくのでしょう。
継続は力なり。
継続こそ力なり。
最近、痛感する言葉です。
https://resort-estate.com/
人とのつながり
不動産売買仲介業の面白さは、人から人へとその紹介の輪が広がっていくことです。
地方の投資物件のことで、投資物件専用のポータルサイトを通じて問い合わせをしてきた高校時代の友人が、田舎暮らし物件を競売で落札したお客様を紹介してくれました。
その物件をリフォームする予定の地元リフォーム会社の方とも仲良くなり、他にも売り物件を紹介してもらえそうな状況です。
持つべきものは友ではありませんが、30数年ぶりの出会いは仕事の上でも大きなものをもたらしてくれそうな気配です。
やはり、1年以上前に古民家を売買したときの売主業者が、大々的にログハウスを販売し始めました。
モデルルームなどを造り、いくつかの現場も抱えているようです。
最近、弊社のお客様で中古住宅を探している方がいたのですが、土地を購入してログハウスを建てるという方へ気持ちが傾きつつあるのですが、この業者も紹介できそうな気がしています。
一度、取引している業者は、その手の内も分かっているので、お客様にご紹介するのにも安心して出来るものです。
不動産売買仲介業とは、つまるところ紹介業なのです。
お客様と物件のベストマッチングをすることが本業なのです。
いかにお客様の本当のニーズを把握しベストの物件を、新築やリフォームの場合はやはりベストの業者をマッチングすることが出来るかが仕事の大半になるのです。
そう考えると、人とのつながりほど大切なことはありません。
お客様のみならず、関連業者とも、出会いを大切にし、つながりを大事にしていかなければならいのです。
https://resort-estate.com/
冬の八ヶ岳
長野県茅野市玉川というところへ行ってきました。
JR中央線で茅野駅から車で15分くらいの場所でした。
茅野駅は新宿から特急あずさで約2時間から2時間半という場所にあります。
ここから見える八ヶ岳の美しさは格別なものがあります。
今が一番美しい季節ではないかと思います。
晴れた日は特にその美しさが際立ちます。
空の澄んだ青と山頂の白い雪のコントラストがとても美しいのです。
冷たい空気はその美しさを更に際立たせます。
雲ひとつない晴れた日は、特に空気が冷たいのです。
ここでは、東京では味わうことが出来ないほど、いわゆる空気が美味しいのです。
標高が高いとか、森林が多いとか、いろいろな理由があるのでしょうが、明らかに美味しいと感じるのは私だけではないのでしょう。
昔、同じ長野県の大岡村の中古住宅を買った人が、そこから見える絶景の北アルプスが見える景色を指して「私は物件ではなくて、この景色を購入した」と言ったことを思い出しました。
絵画など芸術品に価値があるように、リゾート物件や田舎暮らし物件には、通常の不動産の価値とは違った価値があるのです。
その場所で、見たり感じたりしてみなければ分からない価値なのです。
そのお客様が評価した大岡村のからの北アルプスの景色ですが、真っ青な澄んだ青い空に、真っ白な雪化粧した山々の麓に、その大岡村から雲が絨毯のように続いている、まさしく絶景が見られることもあるのです。
このようにまるで絵画のような景色のほか、言葉では言い表すことが出来ない美味しい空気など、付加価値が大きいリゾート物件や田舎暮らし物件であることを実感したひと時でした。
今回の物件調査では、地元の関係者の心温かな親切にも触れることが出来ましたが、リゾート物件や田舎暮らし物件には近所の素敵な人間関係が付加されることも多くあります。
これもこういう物件の、もう一つの魅力かもしれません。
昨日の敵は今日の友
ある物件をめぐって競合した相手がいました。
不動産免許業者ではなく保険屋さんなのですが、2000件以上にものぼる顧客を持っているとかでとにかく顔が広いのが売りの方でした。
弊社はその時には、いわゆる競争に負けたのですが、その後にその物件の売買がなかなか進まない事態が生じたので、再び弊社に相談が舞い込んできたのです。
今回は、その時に競合した保険屋さんとタッグを組むことになりました。
今まで進めていた経緯がありましたので、それをひっくり返してというよりも、延長線上で処理した方がベターであると思ったからです。
いわゆる、昨日の敵は今日の友というやつです。
話はこれで終わらないのがみそなのです。
その後、この保険屋さんとは仲良くなり、お客様を紹介していただきました。
弊社が得意分野としているリゾート地や田舎暮らし物件などのお客様です。
そのお客様もどこに相談していいのか悩んでいたそうです。
まさに、ベストマッチングの出会いでした。
世の中にはこういうこともあるものです。
不動産売買仲介業は、つまることころ紹介業であるのです。
業者間のお客様の取り合いというよりか、お客様と物件のベストマッチングを、業者間で協力してやれるかどうかが大切だと思います。
それが分かれば、この業界で活躍することが出来るようになるのです。
出会いを大切にし、敵を味方にする術を身に付けたいものです。
面倒くさい仕事も丁寧に
年間100件を超える売買仲介をしていると、いろいろなお客様に出会うことになります。
ほとんど手がかからないお客様もいれば、その逆のお客様もいるのです。
権利証を無くしたとか、マスターキーを無くしたとか、なかなか連絡が取れないとか、内覧の日程が合わないとか、とにかくいろいろあります。
ときには、担当者がイライラしたり、ため息が出るほど、厄介なことに遭遇し、振り回されることもあります。
時間は浪費し、その割には利益にならないことが多いからです。
割に合わないと思ってしまうのも無理がないと思うのですが、そう思ってしまった負けだと思います。
面倒くさいことを喜んでやるのがプロだからです。
人の嫌がる仕事を、率先して喜んでやれる人こそ、本当のプロであると思います。
だからこそ、売買仲介業の仕事が存在するのです。
その時には、割に合わない仕事になっているかもしれませんが、常にお客様のことを第一に考えてベストを尽くし続ければ、いつか別のお客様で報われるようになっているものなのです。
それを計算に入れて、今の理不尽を我慢しろというのとは少し違います。
お客様を差別することなく、常にベストを尽くせということです。
目の前の仕事に、常に全力で取り組めということなのです。
まずは私自身が、そのことを徹底したいと思います。