カントリージェントルマン
カントリージェントルマンという言葉を聞きました。
都会を離れて田舎に住みながら、田舎に同化されず、都会的なセンスを失わない人のことを言うのだそうです。
それが、これからのトレンドになる予感がします。
今回、北海道で見た会社やお店は、いずれも場所は田舎の僻地にあるにもかかわらず、都会にあるどの会社やお店よりも輝いていました。
そこで働く人々も、いわゆる、田舎の人とは違いました。
まさしく、カントリージェントルマンであり、カントリーレディだったのです。
あれだけの僻地に、多くのお客様を集客できるのは、余程の魅力がなければ不可能でしょう。
本物であれば、立地を凌駕する、集客力があるのです。
まさに、今回は、その本物を、この目で見ることは出来ました。
最近、田舎暮らしに興味がある人が確実に増えています。
農業に関心がある人も同様です。
そして、本物を目指す人々も、やはり確実に増えていくことでしょう。
昔のトレンドは、シティーボーイであり、シティーガールだったのです。
しかし、これからは、カントリージェントルマンであり、カントリーレディなのでしょう。
私たちも、このトレンドを、本当にトレンドにするべく、頑張りたいと思います。
今日から北海道へ
今日から北海道への出張です。
北海道で仕事をするのは、弊社にとっては初めてのことです。
私自身も、人生で二度目の北海道となります。
弊社は、関東甲信地方のリゾート物件や田舎暮らし物件を得意としている、不動産売買仲介会社です。
その中でも特に得意としている地域は、那須高原、安曇野、八ヶ岳、富士五湖周辺です。
そして、お買い得な中古別荘や古民家、ログハウスに力をいれています。
ですから、北海道というのは珍しいことになります。
しかも借地の売買に関することで、わざわざ行くことになりました。
お客様の紹介だったことと、なかなか難しい物件だったこと、そしてちょうど北海道で参加したかったセミナーがあったので、それに合わせたかたちとなりました。
このような縁故の物件の売買などで、関東甲信地方を飛び出すこともたまにあるのです。
過去に行ったところは、福岡、岡山、京都、金沢、蔵王、仙台などです。
遠出は楽しみでもありますが、採算を取らなければなりませんから、その時がまさに真剣勝負でもあります。
今日からの二日間。
体験することすべてが学びだと思い、全力で体験していきたいと思います。
相続問題を回避する
相続税増税による余波が、ひたひたと押し寄せてきています。
控除金額の縮小や税率のアップによる、対象者が急増する可能性があるからです。
今まで他人事であったのが、そうではなくなってくる人が増えるのです。
後でもめないためには、公正証書遺言書を残すことを勧めます。
遺言書がなければ、法定相続で遺産を分割することになります。
しかし、遺言書があっても、それですべてが丸く収まるとは限りません。
遺留分を侵害する場合もあるからです。
侵害された人が、減殺請求をする場合もあるからです。
そうなった時は、遺言書通りにならない場合も出てくるわけです。
いずれにしても、早めに周到な準備をすることが大切なのでしょう。
教育資金や住宅取得資金としての贈与は非課税になる場合があり、それを実行することによって、税率が下がることもあるからです。
早めの専門家への相談をお勧めします。
リゾート物件の季節到来
ゴールデンウィークが終わりました。
寒いような暑いような、スッキリしない天気でしたが、高速道路や鉄道は相変わらず混み合ったようです。
空港も同様だったようです。
ゴールデンウィーク中の物件案内は、冷やかし客も多かったようです。
近くまで来たので、ついでに見たいという人たちです。
それはそれで悪くないのですが、やはり成約率が落ちることは否めません。
物件を見るためわざわざ来るのと、ついでに見るのでは、真剣さが違うからです。
これからのお客様は、その真剣さがより増していくのでしょう。
いよいよ、リゾート物件や田舎暮らし物件は、シーズン真っ盛りになるからです。
物件を見学するのにも、一番いい季節になります。
少し肌寒かった時期も終わり、過ごしやすい気候になってくるからです。
真夏は真夏で、リゾート物件も、その魅力は大きなものですが、夏に向かうこの季節も、また違った素敵さがあるものです。
桜の花は、ほぼ散りましたが、これからはツツジが綺麗に咲く時期です。
そして、ユリ。
リゾート地、別荘地は、また新しい別の顔を見せてくれるのです。
これからが楽しみです。
橋にも棒にもかからない物件
最近良く、土地の売却依頼を受けるのですが、調査してみると、橋にも棒にもかからない物件であることが分かるケースがあります。
先日、調査した千葉県の物件もそうでした。
地図でみると、分譲地の一画のように見えるのですが、侵入道路が未舗装で草が生えていて、その土地まで入ることすら困難だったのです。
隣の人ならば購入する可能性があると思い、連絡をとってみると、うちこそ売って欲しいという答えが返ってきます。
こういう土地が意外と多いのです。
そして、売却することが限りなく困難なのです。
では、絶対に不可能かと言うと、そうではありません。
世の中には、不思議な人もいるもので、全く価値がない土地を買い集めているコレクターみたいな人もいるのです。
そういう人が購入する可能性もあります。
現に、弊社でも、価値のない土地、いわゆる、橋にも棒にもかからない土地を、いくつか購入して頂きました。
この、通称土地コレクターと言われる方は、その土地を果たしてどうするのでしょうか?
それは、この場では、とりあえず内緒ということにしておきます。
いずれ、またの機会に、ご紹介したいと思います。
別荘定住という流行
昔は別荘を購入する人は、お金持ちというのが相場でした。
あきらかに、贅沢品だったわけです。
庶民には高嶺の花だったわけです。
時代は変わりました。
今や、別荘は誰でも購入できるようになりました。
目的も、多目的になりました。
その中でも多いのが、定住です。
別荘地の方が、多少は管理費などがかかっても、近所づきあいなどが楽でいいという人たちもいるのです。
なるほど、田舎ほど、田舎独特の風習や決まり事などがあるものなのです。
そういう煩わしさがないのが、別荘地のいいところでもあります。
別荘地も千差万別です。
しっかりと管理がいき届いたところもあれば、荒れ果てたところもあります。
管理がしっかりとしていないと、別荘地内道路や水道などが古くなると大変なことになってしまうものです。
別荘管理会社が破綻して、利用者が組合を作り自主管理をしているところもあります。
自主管理している別荘地は、利用者の管理費の滞納が増えると、回収がなかなか進まず、先に書いたような管理や修理に支障がきたすようになってしまうのです。
最近では、別荘地に定住する人が、確実に増えているようです。
別荘地選びが心配です。
私たちは、正しい別荘地選びの、お手伝いをさせていただきたいと思います。
ニコイチ物件について
不動産を扱っていると、ニコイチ物件に遭遇することがあります。
ニコイチ物件とは、昔の長屋のような物件のことです。
長屋と言っても、若い人は分からないかもしれません。
建物がつながっている物件で、土地と建物はそれぞれが所有者が違う物件のことです。
一つに建物に二人の所有者が、真ん中から登記が別れているケースが多く、それでニコイチという呼び名が使われるケースが多いのです。
こういう建物は、最近では珍しくなりましたが、今でも京都や高山、郡上八幡などの元宿場町には度々見かけます。
こういう物件は、なかなか売りづらいものです。
金融機関も担保に取るのが難しいようです。
従って、売りづらい、改装しづらいということになってしまいます。
こういう物件は、出来れば二つまとめて売却するのが一番です。
ダメな場合は、片方の建物を壊して、その土地だけを売却するか、ニコイチのまま片方の土地建物を売却することになってしまいます。
壊す場合は、その技術やその後の残った建物の処置が問題になるでしょう。
また、そのまま片方だけ売却する場合は、買主はキャッシュで買わなければならないことになるでしょう。
昨年末には、京都にあったニコイチ物件を売却しました。
今は青梅にあるニコイチ物件の売却に挑戦しています。
さて、こにニコイチ物件の運命はいかに。
別荘の温泉権についての注意事項
温泉付別荘は人気があります。
弊社でも人気がある物件は、古民家、ログハウス、家庭菜園付、そして温泉付別荘です。
やはり、日本人は誰もが温泉好きなのでしょう。
温泉付別荘とは、温泉の権利、すなわち温泉権が付いている別荘のことを言います。
実は、この温泉権が曲者なのです。
温泉権には名義書換料がかかる場合があります。
あるいは、ある一定の年数が経つと、更新料がかかるケースもあるのです。
温泉の配管などが古くなったため、修繕費などの費用に充てるためです。
金額が決まっている場合と、その都度変わる場合とがあります。
更新期間は10年というところが多いようですが、一切更新料がかからない、いわゆる永久湯権を謳っている別荘地もあります。
那須塩原市にある、塩原第一自然郷という別荘地は、この永久湯権が売りです。
温泉も源泉の温度が高いものと低いものがあります。
低いものは当然、加熱が必要となります。
蛇口を捻れば、暑いお湯が勝手に出てくるとは限らないのです。
このように、温泉付別荘の温泉権にも、いろいろな種類があるのです。
温泉付別荘を購入する際には、抑えておきたいポイントです。
投資物件について2
投資物件については、大切なことがあります。
それはこまめに修繕すること。
修繕費などは、地元の業者の相見積もりなど、費用を抑える努力は必要でしょう。
最初のうちは自分でやるという手もあります。
勿論、簡単な修繕に限りますが。
一番大切なことは、修繕履歴を残しておくことです。
これは、物件の付加価値を高めます。
また、将来に転売する時にも役立ちます。
税金の控除になることがあるからです。
収益物件を購入した時の契約書なども大切に保管しておきましょう。
やはり、将来に売却する時には、とても大切なものになるからです。
これがない時は、取得原価が分からないものとみなされ、売却時に多額の税金を払わなければいけなくなります。
アベノミクス効果がこの先どうなるか分かりませんが、今は収益物件がお買い得かもしれません。
興味を持ち始めている人も多いようです。
弊社も、少しでもそういう人の力になれるように頑張りたいと思います。
投資物件について
アベノミクス効果もあってか、投資物件が動き始めています。
全国的な傾向なのか、不動産売買の件数が増えたせいか、法務局がとても混んでおり、以前に比べて登記に時間がかかっているようです。
投資物件と言えば、首都圏で駅近、鉄筋コンクリート造りというのが、いわゆる鉄板なのですが、そういう物件は得てして高額であり、競争率も高いものがあります。
初心者は、まずは地方の低価格、しかし高利回りの物件から始めることをお勧めします。
キャッシュフローを高めて、次の投資物件への準備をするのです。
土地としても価値がある物件ならば、たとえ地方で駅から遠くても、最後は建物を解体して土地とし売り逃げることも出来るからです。
最初は修繕や管理などにはお金をかけないで、自分でやるか近くに住む主婦の方に頼みます。
最近では生活保護を受ける人が増えていますが、行政に交渉してそういう人を入居せてもらうことも出来ます。
行政から直接、家賃が振り込まれますので、取りっぱぐれがありません。
地方の戸建も穴場です。
地方に行くほど、戸建賃貸の需要が高くなるからです。
これこそ、将来は中古戸建として、手間なく売却することが可能になります。
私の知っている投資家の中で、地方の戸建にターゲットを絞って購入し、賃貸と売買で相当儲けている人もいます。
弊社は関東甲信地方のリゾート物件や田舎暮らし向きの物件のエキスパートですが、最近では紹介営業などで地方の投資物件や、首都圏の土地やマンション、戸建、投資物件なども取り扱うようになってきました。
いずれは、この分野は別事業部か別会社にして伸ばしていきたいと思っています。