飯綱高原での素敵な出会い
長野県の飯綱高原で素敵な出会いがありました。
戸隠高原に物件調査に行った帰り道のことでした。
せっかく近くまで来たからと、戸隠高原の隣にある飯綱高原にある、弊社で扱っているログハウスを見に行ったのです。
私がまだ見たことなかった物件だったからです。
外から写真を撮っていると、声をかけてきた、ある夫婦がいました。
建物の中を見れますか、ということでした。
私と一緒にいた担当者が鍵を持っていましたので、中を見ていただいたのです。
何と、この夫婦は、この物件を借りて、数年前まで娘夫婦や孫たちと住んでいたのでした。
懐かしい、懐かしいと言って喜んでしました。
まさか、もう一度、中を見る機会が持てるとは思わなかったと言っていました。
現在、娘夫婦と孫たちは、アメリカのメーン州に住んでいるそうです。
夫がアメリカ人だそうで、飯綱高原には楽しい思い出が、いっぱいあるそうです。
お互いにあの物件に行くのが、わずかな5分でもずれていたら出会わなかった夫婦だと思います。
出会いは素敵です。
そして、不思議なものです。
この仕事の魅力は、このような素敵な出会いがあることです。
夫婦の笑顔とお礼の言葉が、いつまでも、私の心に残りました。
タクシー運転手と寿司屋のマスター
現地へ行き、現物を見て、現実を知る。
三現主義は、経営の世界ではあまりにも有名な言葉です。
いろいろな解釈もあるようで、現地、現物、現人と言う人もいます。
私は営業最前線を突っ走っているので、現地へ行く機会が多くあります。
現地では、現地の人に必ず話かけることにしています。
現地の人の生の声こそ、最高に価値がある情報だからです。
私がよく話しかける人は、タクシーの運転手と寿司屋のマスターです。
話好きの人も多く、いろいろな話をしてくれます。
私はもっぱら聞き役に徹しています。
最近聞くことは、アベノミクス効果について。
今まで聞いた中では、ほぼ100パーセントの人が、その効果は感じていないという答えでした。
まだまだ、一握りの人しか景気回復を実感していないようです。
地方に行くほど、そういう傾向が高いと思います。
平塚が熱いです
最近、何故か平塚に縁があります。
物件の調査依頼などが殺到しているのです。
平塚市に行くことも多くなりました。
弊社「日本マウント」の事務所は品川区平塚というところにあります。
五反田駅から東急池上線に乗って二つ目にある、戸越銀座駅から歩いて5分くらいのところにあります。
平塚という地名が何とも不思議な気持ちにさせられます。
不動産売買仲介の仕事をしていると、いくつか不思議なことに出会うのですが、その一つが一時期に物件や地域に問い合わせが集中することがあることです。
今まで、閑古鳥が鳴いていたような物件や地域が、ある日を境に人気が出てくるような現象です。
今回の平塚現象はそんなようなことでしょうか。
弊社にとっては、しばらく平塚の熱さは続きそうな気がします。
勿論、これから夏に向けて益々、暑くなりそうですが、別の熱さも加速度を増しそうな勢いなのです。
土地の一部を売却する時の注意
土地の一部を売却する時の注意です。
残した土地も、いずれ売却することを前提として、一部を売却することが重要です。
自宅がある土地を、一部売却する時など、特に気を付けなければなりません。
まさか、将来自宅を売却することなど考えないという人が多いのです。
その結果、残った土地の資産価値が減るようなこともあるからです。
私が出会った最悪のケースですが、土地の奥にある自宅を残し、手前の土地を売却した人がいました。
自宅に侵入する宅地延長部分を、間口1・8メートルしか取らなかったのです。
これでは、自宅を建て替えることが出来ません。
勿論、再建築不可物件ですから、売却することも難しいことになります。
信じられないことですが、現実にあった話です。
よくあるケースは、売却した土地に建物が建った結果、陽当たりが悪くなったり、残った自宅の土地が二つに割れる面積なのに、やはり宅地延長部分の幅が狭いため、実際には割れなかったりすることなどです。
いずれも、一部売却した時の売り方に問題があるケースです。
残った土地の資産価値や売却のことを考えないと、こういう罠にはまることになるのです。
自宅を売ることはあり得ないという発想から、こうなってしまうわけですが、その後の時代の変化などから、いざ売る時になって困ることになるのです。
今や、想定外という言葉は古くなりつつあるようですが、こと不動産に関しては、想定外はあり得ないという姿勢で臨むことが必要なのかもしれません。
買取業者の視点
首都圏のある物件を買取業者に査定していただきました。
私はその現場に立ち会ったわけですが、とても勉強になりました。
三社に見ていただいたのですが、まさに三者三様というのか、三社三様だったからです。
買取業者のそれぞれの視点が、微妙に違ったのには驚きました。
まさに、百聞は一見に如かず、だったのです。
最近、くどいくらいに痛感する言葉です。
リゾート物件や田舎暮らし物件も、買取業者が存在します。
業者はリフォームをして転売することになるわけですが、どの位の予算でどのようにリフォームをするのかが、その業者の腕になるわけです。
業者による視点の違いは、このようなことから生じてきます。
気になる買取価格ですが、市場の七掛け前後が相場になります。
売主は、安くても早く売りたいか、長くかかっても高く売りたいかの選択肢の中で、とにかく早く売りたい人が、買取業者による買取を選ぶことになるのです。
気になる今回の金額は、週末には出揃いそうです。
笑顔が大切ですね
当たり前のことなのですが、笑顔の大切さを感じることがありました。
北海道へ行った時の飛行機の中で、客室乗務員の笑顔を見たり、訪れた先のお店の店員の笑顔を見たりした時のことです。
また、お世話になっているコンサルタント会社のセミナーなどに参加したときの、その社員の、やはりとても素敵な笑顔に触れたりした時にも痛感しました。
果たして、私たちも、そういう笑顔ができているのか不安になりました。
不動産業はサービス業にもかかわらず、そういう面では遅れている業種だと思います。
賃貸や都心の売買仲介の分野は、まだ進んでいるのでしょうが、地方の売買仲介やリゾート物件などを扱う分野は、立ち遅れているのが実情です。
昔から、社員の態度がでかいとか、不親切だったとか、怪しげだったという苦情が多かった業界でもあるのです。
だからこそ、そういう業界の悪しき慣習を打破しなければなりません。
まずは、笑顔からなのです。
明るく、元気良く、笑顔で挨拶することから始めるのです。
そして、常に腰を低く、謙虚に振舞うことでしょうか。
まずは、自ら実践しなければなりませんね。
那須土地コレクター
那須土地コレクターは健在でした。
久しぶりにお会いしたのですが、とても85歳を超える老人とは思えないくらい若々しかったのです。
駄目もとでお願いした那須の土地の購入を、快く引き受けてくれました。
これで、十数件あった那須の土地が、さらに増えることになったわけです。
まさに、那須土地コレクターの本領発揮です。
不思議なのは、橋にも棒にもかからない、家を建てることが不可能な土地でも購入することです。
それが、コレクターたる所以なのでしょうか。
その収集意欲は素晴らしいものがあります。
若さや健康の秘訣は、そういう意欲にあるのかもしれません。
とにかく、元気はつらつでなのです。
この人は、定期的に用がなくても電話をしてきてくれるのです。
元気ですか、という一言だけですが、何か心温まる電話なのです。
今回も久し振りの電話からの再会となり、那須の土地の売買にこぎつけることが出来ました。
これからも、まだまだ長くお付き合いが続くような気がします。
とにかく元気で素敵なS様。
どうぞ、よろしくお願いします。
薪ストーブの魅力
北海道では、「北の住まい設計社」を訪れる機会がありました。
一言でいえば、手作り家具のお店なのですが、かなり特色があります。
旭川に近い東川町の山すそ「クラフト街道」の奥にあるのです。
東京人から見れば、いわゆる「山奥」です。
こんなところに、お客様が来るのだろうかというところなのです。
素敵な手作りの家具が展示してあるショールームがメインですが、カフェがありベーカリーショップがあり、工場もあります。
廃校した小学校がその工場となっていました。
家具の中に混じって、調理器具や食器、文具、洋服まで展示してありました。
それは、素敵な空間でした。
驚くべきは、平日なのにもかかわらず、多くのお客様で賑わっていたのです。
特異性や質は、立地の不利を凌駕してあまりあることを立証する光景でした。
私に目が釘付けになったのは、薪ストーブ。
スウェーデンから輸入したというそれは、斬新でシンプルなデザインでした。
説明によると、素敵な機能も備わっていました。
数々のログハウスや古民家に、マッチする光景が目に浮かびました。
薪ストーブの魅力にみせられる人が増えています。
そんな人たちに、紹介したい気持ちにさせられました。
北の大地の恵
北海道への出張から帰ってきたのですが、何故か調子がいいのです。
体調はもとより、精神的にもそうなのです。
これも沢山の自然に触れることが出来たからでしょうか。
二日間の北海道は、とても充実したものでした。
二日間とも北海道の大自然を満喫しました。
見るもの、聞くもの、そして触れるもの、すべてに新鮮さがあり、驚きがありました。
空気も、水も、食事も、すべてが満足いくものでした。
共に学ぶ、師や友の笑顔に癒されました。
少し疲れ気味だった身体が、蘇ったかのように元気になりました。
北の大地は、私に素晴らしい恵みをプレゼントしてくれたのです。
なるほど、環境が変わることが、これほどの内なる刺激を与えてくれるものなのです。
大自然の力は、これほどの力があるのでしょうか。
いつも、プラス発想で明るく前向きに学び続ける友との触れ合いは、人間を蘇生する力があるのでしょうか。
もしそうであるとすれば、仕事をする環境や、共に働く人こそ、賢明な選択が大切なのだとも考えさせられました。
田舎暮らしの良さを、もっともっと多くの人たちに広めていきたいと思います。
それこそ、私の使命なのだと思うのです。
百聞は一見に如かず
今はコンピュータの発達により、物件の評価が瞬時に出るようになりました。
少し手間をかければ、かなりのレベルで正確に出すこと出来ます。
路線価、公示価、固定資産税評価額、近隣の売買事例など、情報を入手することが簡単に出切るようになったからです。
しかし、やはり現場で直接、物件を見ることが大切なのです。
今回、北海道に行き、そのことを実感しました。
該当物件を見る。
隣の人の話を聞く。
近くを車で走って見る。
実際に近隣で売買された物件を見る。
まさに、百聞は一見に如かず、なのです。
今まで、弊社の足場であり、ホームグラウンドであった、関東甲信地方のリゾート地に関して、そこまで徹底できていなかったことを反省しました。
もう一度、初心に帰って、現場主義に徹したいと思います。