最後は体力勝負
最後は体力勝負。
これは私の持論です。
もちろん、体力だけでは駄目です。
頭を使うことも重要でしょう。
これだけ変化の激しい時代ですから、瞬時に機敏に変化に対応できる柔軟性も大切です。
コツコツ毎日のルーティンワークをやり続ける、勤勉さも当然必要でしょう。
情熱も無くてはいけません。
しかし、激しく競り合い、最後の胸の差、タッチの差での勝敗を分けるのは、意外と体力なのです。
次々にM&Aを仕掛けて大きくなる、今や注目の日本を代表する会社となった日本電算の永守重信さんは、毎週4万5千歩は必ず歩くようにしているそうです。
楽天の三木谷さんやソフトバンクの孫さん、ワタミの渡邉さん、ユニクロの柳井さん、京セラの稲盛さんなど成功した最近のトップの皆さんは、いずれも例外なく休まず働き続けることができた体力が備わっていたのです。
例外なのは、体が弱かったといわれた、松下幸之助さんくらいではないでしょうか。
この松下幸之助さんですら、実は意外と体力があったのではないか、そうでなければあれほどやはり休みなく始終、動き続けることはできなかっただろうといわれているのです。
晩年は病院から直接、会社に出勤されていたという話も聞いたりしています。
そんな話も総合すると、やはり、体力は重要です。
日頃の運動や体調管理、そして食生活にも気をつけたいものです。
不動産業界の変化
先日の神戸での仕事は、信州の白馬村の別荘の売買契約でした。
白馬村はNHK連ドラの舞台、信州の安曇野のさらに北にあるリゾート地です。
冬季オリンピック長野大会のときに、スキーのジャンプが開催された場所です。
原田選手のあの顔をくしゃっくしゃにして泣きながら受けたインタビューシーンが懐かしいものです。
この白馬村の物件を購入されたお客様が神戸に住んでいらっしゃる方でした。
では売主はというと、これが愛知県に住んでいる方なのです。
弊社は東京の品川です。
今回は売主、買主ともに弊社の担当者がメールでやり取りをして、現地の案内は地元のパート社員にやっていただき、無事に契約にこぎつけました。
ですから、神戸の契約のときに初めて、弊社の担当者と買主の方と顔を合わせたことになります。
愛知県にお住まいの方が所有する信州白馬村の物件を、東京品川にある弊社が仲介して、神戸にお住まいの方が購入したのです。
これが、インターネットによる不動産売買の現実です。
地元である信州の白馬村の不動産会社は介入していません。
こんなこともありました。
長野市にお住まいの方が長野市に所有する物件を、弊社が仲介して、同じ長野市にお住まいの方が購入したのです。
同じく長野市の不動産会は登場してきません。
このときは案内は私がしました。
これが現実なのです。
インターネット時代の象徴的な出来事です。
これから、益々この傾向は加速することでしょう。
最近そのことを強く感じます。
夏が恐ろしい
今年の夏は原発問題の影響もあって、各企業とも電力消費を控えようと考えています。
15パーセント削減とか25パーセント削減とか表明して、いろいろ作戦を立てているところも多いでしょう。
サマータイムを実施する会社。
Tシャツや短パンを許可する会社。
この際、夏休みを多めにしようという会社。
どの会社も様々な工夫を凝らして、この夏を乗り越えようと必死で頭をひねっていることだろうと思います。
弊社「日本マウント」も例外ではありません。
さらに弊社はもっと切実な問題を抱えているのです。
それは土・日・祝日は、基本的に空調が止まるということです。
つまり冷房が効かないということを意味します。
ビル全体で空調を管理しているためです。
事前に申請をすればいいのですが、当然、冷房を効かせればその分は個別に料金がかかるのです。
ローコスト経営を提唱し、徹底して実践する弊社にとっては、この余分な経費はまさしく鬼門です。
実はこの冬も暖房なしで乗り切った実績はあるのですが・・・。
夏はまた別だと言う手厳しい意見も。
営業マンは土・日・祝日は、物件の案内などがあるのが普通なのですが、当日案内が入らなかった営業マンで
前月に実績が無かった者が、電話当番として出勤していました。
とすると、この夏はまさしく罰ゲームのような雰囲気になるのではないかと予想されるのです。
6月7月にしっかりと実績を出し、ここぞとばかりにしっかりと案内のアポイントを取らないと、この夏は大変なことになってしまうかもしれません。
なんて、恐怖心を煽ってはいけませんね。
大丈夫ですよ。
私をはじめ、役員がしっかりと城を守りぬきますから、営業マンは張り切って、リゾート地でお客様を案内がてら夏を満喫してください。
インターネットの時代
ビックカメラが楽天に出店するというニュース。
驚いたというか、もはやこういう時代になったんだという感想です。
時代が変わるとはこういうことをいうのでしょう。
楽天がスタートしたのは1997年のことです。
まだ15年しか経っていないのです。
ところで、弊社は紙媒体での広告宣伝は一切していません。
100パーセントインターネット広告です。
だからこそわかることがあるのですが、最近は高齢者からの問い合わせも増えてきたのです。
つまりインターネット人口は増えているし、高齢者のインターネット人口が急増していると思われるのです。
退職して時間の余裕が出てきた人たちが、続々とインターネットを学び利用し始めたのでしょう。
この傾向は益々加速するでしょう。
きっと、すべての日本人がインターネットをやる時代が、もうそこまで来ているのです。
楽天の三木谷さんは、これはまだ序の口、始まりに過ぎないと言い切ります。
これからの僅かな年月で、インターネットは世界を激変させるだろうとも予言しているのです。
何がどう変わるのか。
期待と不安が入り混じります。
しかし激変はもはや事実でしょう。
楽天がスタートした15年前には、今やその主役である三木谷さんも含めて、誰一人として今のインターネット全盛の商売形態を予想できなかったからです。
ある意味ではチャンス。
乗り遅れたら地獄。
決断のときです。
既成概念を打破せよ
新しいぶどう酒は新しい革袋に入れよ。
これは聖書に出てくる有名な言葉です。
新しい時代に新しいことをするのには、過去の既成概念は邪魔になるのです。
もし弊社が折り込みチラシや業界紙に広告宣伝をしており、そこそこの売上があったとしたら、きっと今のような企業形態には成りえなかったと思うのです。
インターネットとソーシャルメディアのみで宣伝している不動産会社はそう多くありません。
しかも得にSEO対策はしていないのです。
PPC広告などもあまり予算は取っていません。
低価格の中古住宅の売買仲介ですから、同業他社から見るといつも不思議がられます。
しかも関東甲信地方という広範囲での商売ですからなおさらです。
仲介手数料が少ない上に、遠方まで行くのに経費がかかるから、普通ではありえないからです。
弊社は3年前まではホームページすらなかったのです。
本格的に営業に力を入れたのは、リーマンショック以降でした。
まだ成功したとか、発展したとは言いがたい、その途上だと思うのですが、曲がりなりにもここまでこれたのは、ひとえに既成概念にまったくとらわれなかったからです。
不動産業界の常識や手法を無視したからです。
弊社で活躍する営業マンもしかりです。
無理に売らない、プッシュしない、駆け引きをしないのです。
ブログを書き、ツイッターでつぶやくなど、ソーシャルメディアを自由自在に操ります。
とても今までの不動産業界の営業マンとは思えない行動なのです。
新しいぶどう酒は新しい革袋に入れなければならないのです。
今はもはや新しい時代なのです。
高いハードル
弊社は吹けば飛ぶような小さな不動産会社です。
歴史も浅く資本や資産も薄い、いわゆる弱小企業であり、ランチェスター戦略の観点で言えば、文字通り「弱者」です。
しかし、田舎暮らし物件やリゾート物件に特化し、インターネットやソーシャルメディアを駆使して販売する、いわゆるベンチャー企業として奮闘している会社でもあります。
営業マンも従来の営業マンとは一線を画しています。
今までの営業マンに求められた営業力は、弊社の営業マンには必要ありませんし、求めてもいません。
いわゆる、弁が立つとか押しが強いといった能力です。
弊社が求める営業マンの能力とは、勤勉や継続に裏づけされた、物件収集力です。
毎日コツコツとパソコンを叩き、電話をして、売り物件をいかに集めるかという地味な作業ができるか否か。
そして、情報発信力です。
ブログやツイッターなどのソーシャルメディアを駆使して、いかに情報発信できるか否か。
いかに速く魅力的なブログを書けるか。
いかに気の利いたつぶやきができるか。
ズバリ、そういった能力を求めています。
そして宅建主任の資格を持っていることです。
地方で契約行為をすることが多い弊社では、営業マンが宅建主任の資格を持っていることが、コスト的にもお客様の信頼を得る上でも断然有利なのです。
いずれ全営業マン100パーセントの宅建主任資格所持を目指すつもりです。
それでも現在、約50パーセントですから、おそらく業界では高水準な方でしょう。
昔ながらの不動産営業マンからすれば、なんとも高いハードルのように思われるかもしれません。
しかし、5年10年さらに30年先を見れば、当然のことと思うのです。
私は信念を持ってこの方針を押し進めるつもりです。
新メンバーが加わりました
今年になって一月に二人、二月に一人、三月に一人の新メンバーが加わりましたが、その内一月に一人、そして四月いっぱいで一人が辞めたというか、試用期間を得て正式採用に至りませんでした。
なかなか本採用には厳しく高いハードルになりつつあります。
そして今回、新しいメンバーが加わりました。
営業一人、営業アシスタント一人、テレアポ一人の三人です。
三人ともこの社長ブログをさかのぼって読んでくれて、理念や考え方に共感してくれたメンバーです。
さらに、必読書として数冊の本も読んでくれて、やはりその内容に共感してくれたメンバーです。
「家族主義」を標榜する弊社の一員として、家族のように、兄弟のように仲良く協力し合いながら、お客様の幸せや会社の発展のために頑張ってくれることを期待します。
きっとブログをさかのぼって全部読むことや、短期間の間に数冊の本を読むことは大変なことだったでしょう。
なぜならば、弊社の求人に応募してきた人は、まずこの社長ブログを全部読むことを要求したときに、ほとんどの人が挫折するのです。
それでも頑張ってそれをクリアーした人も、その後の面接で分厚い本を数冊差し出して宿題を課した後、またほとんどの人はやはり挫折するのです。
そうして残ったメンバーは、試用期間の中で、さらに実践での課題に挑戦し、それをクリアーしなければ本採用されないという、まさに狭き門をくぐらなければなりません。
試用期間中から、毎日早朝、このブログのような内容のもっと過激な社長メールが二通も携帯電話に届くのですから、たまったものではないでしょう。
しかしこの社風に慣れて、理念や考え方が共有できる人は幸いです。
本人が望めば、社外のあらゆる有料セミナーに参加したり、資格試験の補助が出たり、百冊を優に超えるビジネス本などを何冊でも読むことができるからです。
また、仕事中のブログやツイッターもやりたい放題です。
もちろん仕事に関連する内容に限りますが、自分のスキルを磨くには、これ以上の環境はないと言っても過言ではありません。
リゾートや田舎暮らしに興味があれば、まさに趣味と仕事が合致し、まるでゲームのように仕事を楽しむことができ、自分の成長に驚き感動することもできるのです。
今回の新メンバーの活躍が楽しみです。
漫画「太陽に叫べ」好評連載中
弊社「日本マウント」が誇るイラストレーターの「さやえんどう」。
お客様へのサプライズプレゼントの似顔絵も、それを手にしたお客様から大変喜ばれています。
弊社の営業マンを面白おかしく紹介しようということで始まった、連載4コマ漫画があります。
タイトルは「太陽に叫べ」。
昔のテレビの刑事ドラマである「太陽にほえろ」のパロディーとしてスタートしました。
最近では、当時の登場人物のニックネームでは間に合わないくらい社員も増えたので、「太陽にほえろ」の登場人物以外のニックネームにしたり、業務スタッフはスタジオジブリのアニメの登場するキャラクターをニックネームにしたりして、漫画を賑わせています。
おかげさまでとうとう第20話を数えることができました。
私は石原裕次郎が演じた「太陽にほえろ」の登場人物「ボス」を演じているのですが、独断と偏見でわが道を行く漫画家「さやえんどう」先生にかかっては、完全にずっこけ3枚目役者として描かれています。
なんせ、おならプーのオチが2回もあるのですから。
そして、オチの定番は、もはや主演男優賞確実の「ブルース江原」さんです。
その活躍ぶりは、漫画を観ていただければわかります。
独特な風貌なので、漫画としてもインパクトがあるのでしょう。
日本マウントの「アルカポネ」とも言われています。
最近では、漫画での活躍にとどまらず、実際の営業活動での大活躍。
エース級の活躍で、まさに「アルカポネ」、本領発揮です。
お客様もおそらく、彼の愛嬌に魅せられて、心を許してしまうのでしょう。
きっとこれからも、さらに活躍してくれるに違いありません。
営業マンの未来像
業界の違いもありますし、他の不動産会社ではどうなのかわかりませんが、弊社「日本マウント」の営業マンの未来像は、明らかにソーシャルメディアを自由に操れる人ということになります。
年齢や経験、そしてかつてもてはやされた、弁が立つという、いわゆる今までの常識での営業力はまったく関係ないと断言できます。
弊社では営業マンが自分である程度、任地を選ぶことができます。
ある営業マンがある任地を選んだのですが、この時、私は正直言ってこの営業マンはたぶん駄目だろうと思ってしまいました。
その任地はマイナーなところであり、何も特徴が無いのです。
やはりある程度、知名度がないと、得にリゾート物件や田舎暮らし物件は難しいのです。
弊社が取り扱っていることが、市場に浸透するのには、少なくとも一年以上はかかるからです。
案の定、この営業マンは予想通り苦戦しました。
もう駄目かと思いきや、最近、にわかに復活してきたのです。
この任地を開拓して、わずか6ヶ月しか経たない中で、毎週のように案内が入り始めたのです。
もう一人の営業マンは、今回の震災で具体的な被害を受けた場所を任地としていました。
震災直後はやはり任地を変えなければ駄目かと思ったのです。
しかし、震災直後はまったく駄目だったのですが、最近、にわかに復活してきているのです。
やはり、毎週のように案内が入ってきているのです。
この二人の共通点は何だと思いますか。
そうです、ソーシャルメディアである、ツイッターやブログを駆使して、自由自在に情報発信できるということなのです。
これは、これからの営業マンの必須のスキルといっても過言ではありません。
まさしく営業マンの未来像です。
弊社では2年前のエースはもはや風前の灯、見る影もなくなってしまいました。
そして予想を次々と覆す面々の活躍劇。
もはや時代は完全に変わりました。
ゴールデンウィークの案内ラッシュ
今年もゴールデンウィークの季節がやってきました。
今年も例に漏れず例年のごとく、リゾート物件や田舎暮らし物件の案内ラッシュが続いています。
今年は1000年に一度といわれた、東北関東大震災という天災に見舞われ、いったいどうなってしまうのだろうかと心配していました。
震災直後はどの業界もそうだったと思うのですが、いわゆる自粛ムードが漂って、それどころではないという雰囲気となり弊社の営業も低迷しました。
得に茨城県や千葉県の海側の別荘は、震災後に全く問い合わせがなくなるという壊滅的な打撃を受けました。
しかしここへきてにわかに問い合わせの数が回復してきたのです。
中には被災者の方が物件を探しているケースもありました。
私たちにできることは精一杯、全力でさせて頂きたいと思っています。
津波による被害の影響なのでしょう。
相変わらず、海側の物件は全くといっていいほど不人気です。
変わりに大人気なのが「山」なのです。
那須高原は相変わらず人気ですが、地震の影響を受けたところも少なからずあり、人気独走とまではいっていません。
人気が爆発しているところは「八ヶ岳」。
追走しているところが、安曇野や北軽井沢、長野や上田、佐久などの信州です。
そしてもはや定番となった富士五湖周辺でしょうか。
いずれにしても活気が戻ってきたことで一安心しています。
リゾート物件はこのゴールデンウィークから紅葉が終わるまでは、いわゆるシーズンとなります。
これからが本番です。
お客様のためにベストを尽くしたいと思います。