徹底力
組織は徹底力で決まるという話を良く聞きます。
トップの指示・命令が一瞬にして組織に浸透し、それがどれだけ徹底できるかということでしょう。
その早さや完成度が徹底力ということになるのでしょう。
徹底力はなかなか簡単なようで難しいものです。
弊社「日本マウント」のような小さな会社でも、その難しさをひしひしと感じています。
社内ルールが守れなく、方針が徹底されないということが日常茶飯事だからです。
弊社では週1回しか朝礼をしていません。
フレックスタイムの勤務時間となっているのと、営業職は現場に直行することが多く、なかなか全員が集まることが出来ないからです。
そのため、毎朝の朝礼の代わりに、私が「今日の一言」と題して早朝、全社員にメールを送信しています。
私が気づいたこと、感じたこと、気をつけて欲しいこと、注意して欲しいこと、新しい方針などをお伝えしています。
営業マンには「営業マンの皆さんへ」と題してもう一通、更に突っ込んだ内容でメールしているのです。
このメールは正月の3日間を除いて、毎日送信し続けています。
出張などで早朝から移動するときは、あまりにも早い時間、たとえば早朝4時とかにメールを送るのは申し訳ないと思い、前日の夜に「明日の一言」と題して送っています。
このメールで同じようなことを何回も指示するのですが、それでも徹底できていないのが現実なのです。
徹底力というのはそれほど難しいものなのでしょう。
それとも、なかなか徹底できない弊社の徹底力のレベルが低いのでしょうか。
確かに組織力は徹底力だと思います。
弊社「日本マウント」の課題は明確です。
徹底力の強化です。
数字を把握する
弊社「日本マウント」は関東甲信静岡地方のリゾート物件や田舎暮らし物件を、インターネットのみで紹介している不動産売買仲介会社です。
インターネットのみですから、紙媒体の広告や宣伝をしていません。
したがって、Webスタッフは精鋭メンバーが揃っていまして、ホームページの作成から運営まですべて内製しています。
特色があるのは、ソーシャルメディアに力を入れて集客しているところです。
営業マンは全員、ブログを最低週2回は更新しています。
また、全社員がツイッターをしています。
ツイッターの目的はブログへの誘導であり、ブログの目的はホームページへの誘導です。
1日平均2000アクセスというアクセス数を誇る、弊社「日本マウント」のホームページには、ブログから相当数のアクセスがあるのです。
さて、私たちは不動産売買仲介のプロですから、自分の仕事に関するあらゆる数字をしっかりと把握しなければなりません。
Webスタッフであれば、セッション数やコンバージョン数、コンバージョン率、直帰率、離脱率などになるのでしょうか。
営業マンであれば、契約件数、粗利額、案内件数、問い合わせ件数、成約率、経費額、経費率などになると思います。
プロ野球選手の打者であれば、安打数や打率、打点、本塁打数、盗塁数、更に細かくは得点圏打率や長打率などをしっかりと把握しているわけです。
そしてきちんと目標を持ち、ライバルと競い合いながら毎日、自分の数字と睨めっこしつつ、日々戦っているわけです。
そう考えると私たちも、もっと数字をしっかりと把握し、数字に敏感にならなければならないのでしょう。
それが出来てこそ、初めてプロといえるのだと思います。
数字を知ることは現実を正しく知ることでもあります。
現実を直視することでもあるのです。
現実から目を逸らしたり、現実を正しく知らなくては、次の一手を打つことは出来ません。
弊社「日本マウント」の全社員が、数字を正しく把握する習慣を身につけ、正真正銘のプロとなってくれることに期待します。
節電しています
東京電力が値上げを発表しました。
世間ではかなり不満の声が上がっていますが、避けて通れないことなのでしょう。
この夏は電力不足も懸念され、節電を叫ぶ声も高まっています。
弊社では早めに対応することにしました。
空調はビル全体で管理しているので出来ることは限られます。
電灯などで工夫するしかないようです。
弊社は営業マンには決まったデスクはなくフリーアドレスとなっています。
そこで、出勤した営業マンから前から詰めて座るようにしたのです。
出勤者が少ないときには、何箇所かある電灯のうち1カ所だけ点ければ何とか用が足りることが分かりました。
勿論、出勤者が多いときには、もう1カ所余計に電灯を点ければいいわけです。
更に工夫したことは、蛍光灯を何本か抜いたことです。
どこを抜けば仕事の支障がないかをいろいろ研究しました。
不都合があれば戻したり、別のところを抜いたりすればいいのです。
全体的に少しばかり暗くなりましたが、贅沢は言っていられません。
経営的な観点でも、節約癖をつけることは大切なことです。
まだまだ工夫すれば節約できそうなことがたくさんありそうです。
行動の整理整頓
整理整頓が大切なことは言うまでもありませんが、行動の整理整頓も見逃してはいけません。
何を優先して取り組むかというがまず大切です。
優先順位のつけ方に、一つの基準がなければ、日々の忙しさに流されてしまうのです。
次に大切なことは効率を考えることです。
同じ方向に用件があったときは、ついでに済ませてくる要領が必要です。
常に用意周到ということを意識しなければならないのです。
段取り8分とは、昔からよく言われていることです。
余裕を持って行動することも大切です。
いつもギリギリで行動することは、効率がいいようで悪いことが多いものです。
気持ちの焦りは相手にも伝わりますし、逆に余裕も伝わるものです。
待ち合わせ時間にはいつも早めに到着することを心がけましょう。
早めに到着したら、相手を待っている時間に本を読むことも出来ます。
塵も積もれば山となるではありませんが、そういう習慣が出来れば、相当数の本を読むことも出来てしまうものです。
机上の資料などの整理整頓も大切ですが、行動の整理整頓も軽んじないようにしたいものです。
どちらも重要です。
基本中の基本であると思います。
弊社「日本マウント」も、私は先頭に徹底的に、この整理整頓を大切にしていきたいと思います。
新しい仲間たち
6月がスタートしました。
弊社「日本マウント」は12月決算なので、6月は前半戦最後の1ヶ月です。
前半戦の勝敗を決する最後の締めくくりである、重要な1ヶ月でもあるのです。
ラストスパートを成功させて、ぜひ実りある前半戦の終了といきたいところです。
さて、弊社「日本マウント」にも新しいスタッフが加わりました。
正社員1人、パート社員2人の増員です。
それぞれ個性溢れる素晴らしいメンバーです。
1日も早く弊社の雰囲気に慣れて、お客様を喜ばせるという実績を出し、組織に貢献してくれることを期待します。
正社員は30歳の若武者で、自衛隊勤務の後、首都圏で外国人専用の賃貸物件の会社で経験を積んできたそうです。
宅建主任の資格のほか、簿記2級、英検準2級の資格を持っています。
自衛隊で鍛えた体力と前職で経験を積んだ英会話力をいかんなく発揮してくれることを期待したいと思います。
パート社員の1人は大手不動産会社で永く経験を積んだベテラン女性です。
物件調査や契約書作成などの業務でも力を発揮してくれそうです。
もう1人のパート社員は在日中国人の20代の若手です。
経理補佐としての入社ですが、中国語の他、韓国語や英語などの語学に堪能であることから、通訳としての活躍も期待されています。
ぜひ、スタッフ紹介の似顔絵を見て、新しいメンバーも憶えていただければ幸いです。
日本マウントファミリー、そして仲間として、皆様の温かい声援をよろしくお願いいたします。
アナログの力
デジタル全盛時代ですが、アナログの力を思い知らされたことがありました。
看板の力です。
私は良く街中で、法律では禁止されている、電柱に取り付けた看板を見かけます。
いわゆる「捨て看板」というやつです。
「未公開物件」とか「非公開」などの文字が躍っています。
法律で禁止されているというリスクを犯してまでもやる効果があるのだろうかと、いつも不思議に思っていたものです。
あるときこの謎が解けました。
弊社では「捨て看板」ならぬ「立て看板」を、なかなか売れないで困っていた土地に立てたのです。
実のところ、正直言ってあまり期待をしていませんでした。
ところが驚いたことに、看板を見て問い合わせしてくる人が続出したのです。
これには一種のカルチャーショックを受けたのです。
アナログを馬鹿にしていた自分を恥じました。
時代の先端を行くと豪語し、インターネット至上主義に酔いしれていたことを反省しました。
たかが看板、されど看板。
そして、恐るべし「看板」。
看板は時代が進んでも廃れない物の一つなのです。
これからも看板効果が楽しみです。
ランチミーティングのその後
社員との交流を持つために始めたランチミーティング。
忙しい中、仕事の合間を縫って、在社している社員を誘っては、少しずつ実行してきました。
昨日、最後に残っていたメンバーとのランチミーティングがようやく終わったのです。
たとえわずかな時間でもコミュニケーションの大切さを実感しました。
社内で接するのとは違った効果があるものです。
仕事と直接は関係ない話でも、決して無駄にはならないことだと思いました。
いよいよこれからは2周目に突入です。
更にコミュニケーションを深めていくのが得策でしょう。
3周目、4周目もありかもしれません。
回数を重ねていけば、本音の話も出てくるのでしょう。
そんな本音をこれからの改革に生かしていきたいものです。
やはり現場に答えがあり、現場に一番近い社員こそ、きっと本当の答えを知っているのだと思うのです。
1周目は私と2人の社員とでのランチというスタイルでした。
2周目はどうしようか思案中です。
1対1というのもいいかもしれません。
社員の皆さん、お楽しみに。
運勢上昇の兆候が
弊社「日本マウント」にも運勢上昇の兆候が出てきました。
今までは少なからず震災の影響を理由にしては、実績が伸びないことを仕方がないことと思っていたかもしれません。
富士山の近くに見つかったという活断層のニュースは、例年であればこの時期、リゾート物件市場は富士五湖の話題で賑わう頃なのに、そうなっていない現実を見てしまうと、ついつい運がないことを嘆いてしまう昨今でした。
千葉や茨城の海岸沿いも、今後は津波警戒地域という指定を受けるようで、不動産取引のときの必須である重要事項説明者にも記載する義務があるそうです。。
そうなると今後益々、物件購入に慎重になることが予想されます。
そんなこともあってか、なんとなく運勢が今一歩という弊社「日本マウント」だったような気がしていました。
しかし最近、首都圏の紹介営業に拍車がかかってきました。
査定依頼が急増してきたのです。
具体的な結果が出るまで、もう少し時間がかかりそうですが、今後に期待が持てる予感がします。
にわかに運勢上昇の気運が高まってきたような感じがするのです。
会社を経営するということおいて、運ということが大切だと良くいわれます。
成功した経営者のほとんどの人が、その成功の理由を尋ねられたときに「運が良かった」と答えるそうなのです。
下手な戦略を考えるよりか、いかに運を良くするかを考えた方がいいのかもしれません。
弊社「日本マウント」が運勢上昇に転じたとしたら、きっとあのことがきっかけだと思う節があります。
しっかりと結果を出してから、またこのブログで紹介したいと思います。
運勢上昇の兆候が日々強まっていることの実感が、将来の結果に期待を持たせます。
事務所のレイアウト変更
弊社「日本マウント」の事務所のレイアウトを変更しました。
と言っても、業務スタッフのスペースだけですが。
人数も少し少なくなり、また新しいスタッフも加わりましたので、より効率が良く仕事がはかどるレイアウトを考えたわけです。
「マンネリズムは悪魔が放つ網である」
昔、上司から良く聞かされた言葉です。
なるほど惰性で仕事をすることほど非効率なことはありません。
新鮮な気持ちがどれほど仕事の効率を高めることでしょうか。
初めて今の仕事に取り組んだときの、初々しい心、すなわち「初心」が大切なのです。
やはり初めて今の事務所で仕事を始めたときの、ワクワク感を思い出せば、いかにその時がやる気に満ち溢れていたかに気がつくのです。
レイアウトの変更は気分転換になったり、初心を取り戻すきっかけにもなる、一つの戦略でもあるのでしょう。
定期的に行うことが良いのかもしれません。
さて、今回のレイアウト変更の効果はどうでしょうか。
弊社にとっての業務スタッフは、営業マンと変わらぬ活躍を期待されたメンバーです。
何と言っても弊社の最大の強みである「集客力」に責任を持つメンバーだからです。
弊社にとっての、まさに「熱い」夏の始まりです。
フットワークはどこまでも軽く
弊社「日本マウント」が心がけていることがあります。
フットワークはどこまでも軽くということです。
この仕事はスピードが命だからです。
単なる、フットワークは軽くでは駄目なのです。
どこまでも軽くというレベルでなければなりません。
そこに差別化があるわけです。
楽天の三木谷さんの「成功のコンセプト」という本の中の幾つかあるコンセプトの中で、最後に出てくるのが「スピード!! スピード!! スピード!!」というものです。
現代ビジネスで1番大切なことだからこそ、コンセプトの最後に持ってきたというのです。
本の中では、読者には読んだ後に直ぐにでも実行して欲しいから、あえて最後に持ってきたということも書いてありました。
成功のコンセプトが総論であるとすれば、各論としての「成功の92か条」という本の中では、その一番大切というところの「スピード」に関してこのように述べているのです。
今まで出会った成功した人とそうでない人の差は、能力の差ではなくフットワークの軽さの差であった。
そして、これにはただの1人も例外はなかった。
私もこの考えには同感です。
このスピードの差は、行動の早さということもありますが、物事に取り組む初動の早さというものが大きいと感じるのです。
直ぐにやるか、後回しにするかの違いなのです。
この点が、成功者と失敗者の違いなのです。
私の実感では、こういう話を何度しても、駄目な人は駄目ですね。
初動の早さの差は埋めることは出来ません。
この差が今の実績の差、立場の差、実力の差、成長の差、将来性の差となっているのだと思います。
少なくとも弊社「日本マウント」は、私も含めてこの「フットワークの軽さ」にはこだわりを持っていきたいと思います。