指導者に求められる資質とは
指導者に求められる資質とは何でしょうか?
日本のビジネス書で多いのは、決断力、実行力、判断力だそうです。
しかし、イタリアでは少し違うようです。
これは、塩野七生さんの著書である「ローマから日本が見える」に書いたあったことですが、興味深かったのでご紹介します。
イタリアの普通高校で使われている歴史教科書には次のように書かれているそうです。
「指導者に求められる資質は、次の五つである。知力。説得力。肉体上の耐久力。自己制御の能力。持続する意志。カエサルだけが、このすべてを持っていた」。
日本のビズネス書に良く出てくる、決断力、実行力、判断力などは、人の上に立とうとする以上は、当然持ち合わせているべき資質で、改めて採り上げるまでもないというらしいのです。
ちなみに、イタリアでは普通高校では大学での専門教育を受けるに必要とされる基礎、つまり一般教養を与える機関という位置づけがされているそうです。
さしずめ、高校が単なる受験予備校となっている日本とは大違いです。
この指導者の資質という内容に妙に納得してしまったのです。
特に最近感じるのは、体力がいかに大切かということです。
私自身、最後は体力勝負という場面に何回も出会ったからです。
そして、持続する意志も必要でしょう。
諦めないでやり続けた者が、最後に勝つことが多いことも実感しています。
日本のビジネス書とは少し変わった指導者の資質に対する見解がとても斬新に感じました。
何事も学びであると思います。
運動会で感じたこと
ある小学校の運動会を少し覗いて感じたことです。
クラス全員で走るリレーの競技がありました。
ある男の子が走っている最中に帽子を落したのです。
その帽子がちょうどトラックのコーナーにある、一番コーナーよりのところに落ちてしまったのです。
つまり、普通にコーナーを走るとしたら、必ず通るような場所に帽子が置かれているような状態になりました。
私は次のランナーが通過するのに危険だなあと思っていました。
帽子を避けようとして転んだり、帽子に足を乗せて滑ったりしなければ良いのにと心配になったのです。
次のランナーが刻々とそのコーナーに近づいていきます。
そのとき、かなり離れた場所から、猛然とダッシュしてこの帽子を拾い上げた人がいました。
若い女性教師でした。
その素早い行動や、落ちた帽子の存在に気がつく機転に感動したのです。
その行動は、何かマニュアルにあったから出来たわけではないと思います。
また、そういうことが事前に想定されていて、そのときには誰が対処するのかが決められていたわけではないと思うのです。
その若い女性教師がとっさの判断で行動したのでしょう。
問題のコーナーの近くにいた多くの教師がただ突っ立っていたのに対して、この若い女性教師はかなり離れた場所から凄いスピードで走ってきたからです。
自分で判断して行動することの大切さを教えられました。
その後、その女性教師は、他の場面で、とても気の利いた素早い動きをしていました。
私たちの仕事も同じでなければなりません。
マニュアルや決められたこと以上に、いかに自分の判断で正しい行動をすることができるかです。
そんな私自身、そして社員でありたいと思います。
巨人、優勝おめでとう
プロ野球セリーグで巨人が3年ぶりにリーグ優勝を決めました。
終わってみれば、独走優勝でした。
これだけの独走優勝を誰が予想できたでしょうか。
確かに戦力が充実していたのは事実です。
しかし、勝負は下駄を履いてみなければ分かりません。
特にプロ野球に関しては、戦前の予想どおりの結果になることは、そう多くありませんでした。
巨人軍終身名誉監督の長嶋さんは、この優勝を決める試合を観戦していて、優勝の最大の要因を、原監督の統率力や采配にあると語っていました。
監督としての記録や実績をみれば、先のWBCでの優勝を含めて、もう既に申し分ない実績を残しつつあります。
原監督のこれだけの監督としての能力を、予想した人は少なかったかもしれません。
私が忘れられないのは、原監督が現役時代に長嶋監督に代打を送られたシーンでした。
試合の終盤に右バッターである原選手が、同じ右バッターである長嶋一成選手に代えられたことがありました。
その少し前の試合では、同じようなケースで左バッターの吉村選手に代えられたことがありましたが、そのときでさえ屈辱だったと思いますが、このときは試合を観ているすべての人が目を疑ったのです。
常識ではありえない、当時の原ファンが激怒し「一生忘れないと」と言うほど、まるで原いじめのような采配だったわけです。
それほどの屈辱を、当時の原選手は味わったのでした。
長嶋さんは後ほど、この采配を「原君を将来の指導者にするためにやった」と語ったことがあったそうですが、もしそれが本当だとしたら、それこそ今の原監督は長嶋さんが育てたと言っても過言ではないかもしれません。
今年の原監督の采配には、勝負に徹する非情采配がいくつかありました。
あのときの屈辱が活かされているのではないかと思うものでした。
人生では、ときには屈辱を味わうことがあります。
そのときは悔しくて涙が出そうなことも、時が経てば肥やしとなり経験となって、未来に活かされることが多いものです。
セリーグ巨人の独走優勝は、私にそんなことを思い出させてくれました。
投資物件について
弊社「日本マウント」でも、数は多くありませんが、しっかりと投資物件も扱っています。
ほとんどが縁故や紹介のお客様の物件です。
主に首都圏の物件です。
弊社「日本マウント」のメインは、関東甲信地方のお買い得な中古別荘や田舎暮らし物件なので、ホームページのみの掲載ではなかなか投資物件を購入するお客様を獲得することが出来ません。
そこで、ポータルサイトに頼ることになるわけです。
大手のポータルサイトへの投稿は効果があります。
複数のポータルサイトへ投稿すれば、その効果が更に大きいのかもしれません。
ポータルサイトも今や群雄割拠の時代。
まさに戦国時代と言ってもいいのでしょう。
その中でも専門性が際立ったものが出てきています。
投資専門のポータルサイトもありましたので、投資物件はそこに投稿することにしました。
面白いのは、ペンジョンなども投資物件の対象として考えられているのです。
お試し期間というのがありましたので、20件ばかり投資物件を投稿してみたところ、それなりのアクセス数と問い合わせがありました。
やはり、専門は強い。
これからは専門の時代なのでしょう。
弊社「日本マウント」も圧倒的に強い、そして専門性を持った部門を作りながら、少し弱いところは複数のポータルサイトを上手く利用して補完していきたいと思います。
したがって、ポータルサイトをただいま研究中です。
運動会の季節です
まだ残暑が残る日々ですが、全国各地では運動会が盛んです。
運動会といえばなんといっても「かけっこ」です。
そして、花形はクラス代表による「リレー」。
私は小さい頃、他には余りとりえがありませんでしたが、走るのだけは速かったのです。
したがって、運動会では常にスターでした。
勿論、クラス代表のリレーの選手にはいつも選ばれていました。
足が速いというのは、やはり血筋があるようです。
父親や母親はさほど速かったわけではないようですが、祖父は村一番足が速かったという話を聞いています。
そういえば、私は兄弟が多いのですが、兄弟全員が足が速かった記憶があるのです。
家内も小学校の頃は足が速くて、やはりリレーの選手だったそうです。
そうなれば、子供たちもきっと速いだろうと思ってたところ、やはりそうでした。
2人とも毎年、リレーの選手に選ばれました。
どんなに小さなことでも1番になれば自信になります。
弊社「日本マウント」も、関東甲信地方のお買い得な中古別荘の売買仲介での1番を目指しています。
まだまだ、課題は多いのですが、目標達成のために、社員一同頑張っていきたいと思います。
秋は運動会の季節ですが、別荘の売買にもより一層、拍車がかかる季節でもあります。
残暑に負けずに、ベストを尽くしたいと思います。
長野県と山梨県が人気です
弊社「日本マウント」では、ホームページで注目度ランキングを毎日、発表しています。
その日のアクセス数が多い物件の上位を順番に並べて発表しているのです。
今年は長野県と山梨県に人気が集中しています。
毎日、ホームページを見ていただいている方は分かると思いますが、栃木県や静岡県の物件もたまにはランキングに入りますが、ほとんどは長野県と山梨県が独占している状態です。
長野県は原村や富士見など、八ヶ岳の周辺です。
山梨県は北杜市など、やはり八ヶ岳の麓と、富士五湖すなわち河口湖や山中湖などです。
震災の影響などもあってか、海よりも山の方に人気が集中しているのが今このときなのです。
数年先は潮目が変わるのかもしれませんが、しばらくは山の人気が続くことでしょう。
リゾート物件を好む人には海派と山派が存在しますが、今は海派も少し山派に移りつつあるような状態です。
近い将来、リゾート物件の流通が益々進めば、海に1つ、山にもう1つというように両方に持つのが普通になるのかもしれません。
今までは、別荘は富裕層が持つものというのが常識でしたが、時代は変わり、お買い得な中古別荘の流通が進めば、一般人が普通に持てるようになるのでしょう。
私たちは、そんな夢を現実にするために頑張っているのです。
今は海側の別荘は完全な買い手市場です。
安く購入するには最大のチャンス。
山が人気な今こそ、海にも注目してみましょう。
彦根の古民家について
先日、調査してきた彦根の古民家についてです。
彦根駅から徒歩圏内。
彦根城にも近い、元城下町の中にあります。
彦根は京都に近いこともあってか、また近くにお寺が多いこともあってか、この古民家の近くには仏壇店がたくさんありました。
この古民家は、どうやら昔は木工所だったようです。
前の持ち主が3000万円かけて改装したということもあってか、とても綺麗で直ぐにでも住めるような状態でした。
かつて、「ひこねルネッサンス賞」を受賞したこともある建物だそうです。
木工所の仕事場だったことろは、少し手を加えれば飲食店や喫茶、小物店などが出来そうなスペースです。
最近では、古民家レストランなどが流行っていますから、それをやるにはピッタリの物件なのかもしれません。
居住スペースは部屋数も多く、プライバシーが保たれるように出来ていますので、2世帯や3世帯で生活することも十分可能です。
民宿や、ユースホテルなどにも対応できそうです。
小さな庭や大きめのべランドもあり、夢が膨らみそうです。
素敵なのは、土間があったり、古い柱が残っていたり、梁が露出している吹き抜けの空間が多いことです。
まさに古民家の魅力がそのまま残っているのです。
それでいて、居住空間は手直しするところがほとんどありません。
外観も、まさに「古民家」。
商家のものだっただけに、表の格子が美しく映えています。
興味のある方は目の保養に見るだけでも価値があると思います。
ついでに彦根城で「ひこにゃん」に会っていけば、お土産話になるかもしれません。
関西での仕事
品川から新幹線「のぞみ」で名古屋まで。
名古屋から「こだま」で米原まで。
そして、米原から「東海道線」で彦根まで行きました。
彦根城近くの商家の古民家調査のためです。
物件の詳細は後日、たっぷりとこのブログで紹介したいと思います。
さて、彦根の後は京都へ。
京都でも物件の調査です。
1年ほど前から、弊社「日本マウント」のホームページで掲載している中古住宅の調査でした。
弊社「日本マウント」は、関東甲信静岡地方がメインですが、縁故や紹介によっては今回のように関西の物件にも手を出します。
過去においても、九州の物件から、富山の物件、仙台や秋田、福島の物件など売買仲介をこなしてきました。
弊社を信頼して依頼してきたお客様の期待に応えたいと思ってきたからです。
その気持ちはこれからも変わりません。
勿論、物理的な限界はありますが、そもそも売買仲介業は地元の不動産会社と協力することにより、全国どんな場所でもやることは可能なのです。
京都も彦根も、日本を代表する素敵な街です。
関西でも、もっと物件が増えてくれば、関西支店を作るなんてことも夢ではないかもしれません。
帰りの新幹線の中で、うとうとしながらも、ふとそんな夢心地のひと時を過ごすことが出来ました。
さあ、9月も残り2週間。
実りの秋にするべく、頑張りたいと思います。
司法書士の手数料
ある物件の売買で、それに関する司法書士の手数料が疑問に思ったので、複数の司法書士から見積を出していただきました。
事の発端は、弊社が売主仲介の物件で、売主の本人確認が必要になったのです。
買主仲介の業者が指定した司法書士から上がってきた見積もりが少し高かったのと、本人確認に対する手法に売主が反発したのです。
弊社「日本マウント」が日頃からお世話になっている複数の司法書士は、いずれも比較にならないくらい安い金額でした。
今まで、たくさんのお客様に紹介してきたことは間違っていなかったと思いました。
勿論、安いだけではいけないのですが、毎月十数件の契約をしてきた中で、今まで一度も登記に関してはトラブルがなかったわけですから、きっと良い仕事をしてくださったていた思って間違いないでしょう。
地方で決済するときなど、たまに地元業者による地元の司法書士の見積もりを見て、びっくりするような高い手数料に遭遇することがあります。
まるで、観光地価格なのです。
これなら、弊社がお付き合いしている東京の司法書士に出張費を払っても、相当な金額のお釣りがくることでしょう。
前から疑問に思っていたことですが、不動産は売買仲介や賃貸など明確な手数料の上限が決められているのですが、司法書士の手数料にはそれがないことです。
弁護士なども目安のようなものがあり、私も弁護士に表のようなものを見せてもらったこともありました。
今回の本人確認のケースでは、手法の違いがあって一概には比較することが出来ませんが、見積もり金額に4倍近い差があったことも事実です。
同じ手法を用いたとしても、3.3倍の差がありました。
仲介業者の役割は、第一に安全で確実な登記をする司法書士を紹介することですが、ある程度良心的な手数料で仕事をしてくれる司法書士を紹介することでもあると思います。
常にお客様のことを考えて行動する私たちでありたいと思います。
安曇野や白馬は人気上昇中
長野県の安曇野や白馬は、関西方面にも人気があるようです。
白馬のペンジョンなどは関西人の方が経営しているものがほとんどだとか。
スキーのメッカでも知られる白馬は、元々関西からのお客様が多かったようなのです。
先日、スキー好きのお客様から相談を受けたのですが、東京から3時間以内という選択肢で考えると、安曇野や白馬は圏外になってしまうのです。
やはり3時間以上はかかってしまうからです。
首都圏のお客様には、軽井沢や熱海・伊豆・箱根、富士五湖や八ヶ岳、那須高原が比較的近くて、まさに3時間圏内ということになります。
昨年のNHK連続ドラマ「おひさま」以来、すっかり人気となった安曇野。
今まで豊科(とよしな)インターという名称だったものが、この秋から安曇野インターというように変わりました。
安曇野人気にあやかってのものでしょう。
もはや「安曇野」は全国的に有名になったと言っても過言ではありません。
今までの関西での人気に首都圏での人気が加われば鬼に金棒なのでしょう。
安曇野の人気のひとつに温泉があります。
しっかりとした温泉管理会社があり、下水道も完備した優れた温泉設備を管理してくれています。
しかも加熱不要な熱い温泉が低価格で利用できるのです。
周辺には商業施設などもたくさんあり、定住するのには全く不便はありません。
実際に、安曇野に定住し、松本市内の会社に通う人などもたくさんいるのです。
この安曇野や白馬にある中古別荘のホームページ掲載件数は、全国でもトップを争うほどの数になりました。
これからも、関西に人気があり、首都圏にもその人気が波及しつつある、安曇野・白馬に力を入れていきたいと思います。