墓地の隣の物件
墓地の隣にある物件があります。
なかなか、この物件の売却に苦戦しているのですが、墓地の隣というのが障壁になっているようなのです。
やはり、墓地の横というのは抵抗があるのでしょうか。
ものは考えようですが、墓地の横というのは安心だと考える人もいます。
田舎や人里離れた場所でも、彼岸や命日、月命日などでお墓を訪れる人がいるからです。
墓地の近くは縁起が良いと考える人もいるようです。
不動産的な観点から言えば、墓地のあった場所には、建物が建つ可能性はほぼありませんから、そういう意味では隣の土地が転売され、どんな建物が建ち、どんな人が住むのか心配する必要がないのです。
日照が悪くなる心配もありません。
変な人が引っ越してくる心配もないのです。
家を買ったり建てたりするときに一番心配することは、近隣の状況や今後のリスクなのです。
東南の角地が好まれるのは、道路があるために、隣接する建物による日照の問題が緩和されるからです。
また、その道路が隣の家の雑音なども緩和する役割を果たします。
そう考えると、建物が建つ心配がない墓地が隣接していることは、考えようにもよりますがメリットも少しはあるのかもしれません。
価値観が違えば、物の価値も当然違ってくるものでしょう。
一般的には墓地の隣の物件は、相場より安く購入できるので、お買い得な物件だとも考えられます。
査定依頼の増加
最近の傾向ですが、少し前に比べて、リゾート物件や田舎暮らし物件の査定依頼が増えてきました。
これはきっと、売りたいと思っている方が増えているのだと思います。
使わなくなってしまった別荘や中古住宅を、そのままにしておくことほど、もったいないことはありません。
定期的に空気を入れ替えないと、あっという間に傷んでしまうからです。
しかも加速度的に傷みは進行します。
基礎までやられてしまえば、建物としての価値はなくなります。
そうなると解体費用分、土地の価格からマイナスになってしまうわけです。
本来、しっかりと管理していればプラスになるものが、その分マイナスになるのですから、単純に計算しても2倍以上の損になってしまうわけです。
建物の価値は、直ぐに使えるからこそのものであり、手直しが不必要な建物こそ、その価値は倍増するのです。
土地だけの流通は、かなり厳しいものがあります。
今の時代、土地を購入して新築の別荘を建てる人がそれほど多くないからです。
あくまでも弊社の統計ですが、中古別荘と土地の流通量を比べると、土地のそれは建物があるものに比べて十分の一くらいとなってしまっています。
そういった今の傾向も分かってきたのか、売却の意向を持ち、査定依頼してくる人が増えてきたのだと思います。
使っていない別荘や田舎暮らし物件をお持ちの方は、ぜひ査定だけでも依頼してみることをお勧めします。
弊社は査定や調査などは、一切、無料ですので、お気軽にお尋ねください。
牛丼が250円になる日
ついに吉野家が250円の牛丼を販売するそうです。
といっても新しいブランドの店舗をつくり、その店で展開するとか。
既に都内2箇所で実験し、好評だったことから、全国展開することになったそうです。
店舗もローコストで造るそうです。
今の吉野家の店と競合しない場所に限定し、ライバルである松屋やスキ家が強いところにあえて出店すとか。
今までライバルの後塵を拝してきた吉野家の逆襲が始まるわけです。
この250円牛丼を提供する店は、初期の吉野家のように牛丼に特化した店にするそうです。
そういえば、私が大学生だった頃、よく吉野家に行くことがありましたが、確かに牛丼だけのメニューだったような記憶があります。
まさに、選択と集中だったわけです。
この吉野家の牛丼だけのメニューに学んだのが、ヤマト運輸の小倉社長だったのです。
宅急便に進出するときに、今までの業務をすべてやめて宅急便だけに絞った理由は、この吉野家の牛丼のみのメニューに感化されたというのです。
この話は、あまりにも有名な話です。
吉野家は原点回帰をするという気持ちが、あったのかもしれません。
松屋やスキ家も黙ってはいないことでしょう。
もしかしたら、牛丼は250円が標準の価格になるのかもしれません。
その日が来るのも近いことでしょう。
埼玉県の農地付古民家
以前にも、このブログで少し予告した、埼玉県にある農地付中古住宅を見てきました。
西武新宿線の本川越から車で約20分ほどのところにありました。
途中、昔の街並みが続く街道があり、土曜日ということもあり、たくさんの人で賑わっておりました。
「蔵の町・小江戸川越」というそうです。
目的地の中古住宅は、築年数の古い、まさしく古民家でした。
黒光りした太い柱や梁が、しっかりと残っていました。
正面の壁は土壁でした。
昔あった土間の場所には増築した部屋がありましたが、土間の部分も少し残っていました。
五右衛門風呂と思いきや、今は灯油を炊いているそうですが、なごりがある風景が残っていました。
柱や梁などを残し、土間を復活させ、水回りなどは最新式に改装すれば、素敵な古民家になること請け合いです。
元々、この物件は付いている農地が魅力であり、中古住宅と聞いていたのが、古民家だったことは、本当にラッキーなことでした。
そして、お目当ての農地ですが、全部で2000坪弱もあるのです。
この市町村では、これだけの農地を取得すれば、十分に農業資格が取得可能だそうです。
家の直ぐ前には、現況雑種地の農地が広がっており、少し手を入れるだけで、畑にすることができそうです。
田舎暮らしをしながら本格的な農業をやりたいか方や、家庭菜園を楽しみたい方には、ピッタリな物件です。
また、これだけ広ければ、ドッグランやバンカー付きのゴルフの練習場にもできそうです。
更に、古民家に興味がある方には申し分ない物件に違いありません。
車を10分から20分走らせれば、病院やショッピングセンターなどがありますので、生活するには不便はない場所です。
同様に、少しく車を走らせれば、有名な「蔵の街・小江戸川越」にも行くことができます。
この物件は近日中に公開予定です。
ご期待ください。
事故物件について
ごくまれなことですが、「わけあり物件」を探している人もいます。
「わけあり物件」は、いろいろな理由があって売却に出された物件です。
一番の特徴は、市場価格よりも極端に安いということです。
価格重視で物件を探している人は、この「わけあり物件」に興味を持つわけです。
「わけあり物件」にもいろいろな物があります。
道路に接していないために再建築が不可能な物件。
違法建築のため、容積率や建蔽率をオーバーしており、購入時の銀行融資が不可能な物件。
墓地に隣接している物件。
反社会的団体の事務所に隣接している物件。
建物が他人の土地に越境している物件。
市街化調整区域の農家住宅のため、再建築が不可能な物件。
他にも、まだ、いろいろな「わけあり物件」がありますが、心理的瑕疵がある物件すなわち「事故物件」といわれる物もあるのです。
これは、自殺や他殺、事故死などがあった物件です。
あるいは病死でも、そのまま放置されていた物件なども該当します。
こんな「わけあり物件」でも、探している人がいるのです。
世の中広いと言ったらいいのでしょうか。
私が前に聞いたところでは、職業が外科医で、全く気にならない人もいたそうです。
このような「事故物件」を専門に紹介しているサイトもあるそうです。
そういう「事故物件」でも興味がある人は、物件の概要に「心理的瑕疵あり」とか「告知事項あり」という表示がありますので、電話などで詳しく確認することをお勧めします。
専門家の力
弁護士や司法書士、税理士などの専門家に相談するたびに思うことがあります。
こちらの予想を超えた見解など聞かされることも多く、流石、専門家だと感心することです。
その道の専門家ですから、当たり前なのかもしれませんが。
相手に、流石、プロだと思わせて、初めて専門家というべきなのでしょう。
果たして、私たちは、不動産業のプロと思われているのか心配になります。
お客様は当然、専門家であり、プロだと思って相談してきているからです。
リゾート物件や田舎暮らし物件に関しては、不動産業界の中でも少しマイナーな珍しい分野です。
都内の大手不動産売買仲介会社でも、弊社「日本マウント」に聞いてくることがあります。
弊社「日本マウント」を専門家として、認めてくれたからです。
お客様のみならず、同業他社の期待にも応えなければなりません。
そのためにも、日々勉強し、経験を重ね、知識を蓄積し、技術を研磨していかなければならないのです。
専門家として、プロとして恥ずかしくない、営業マンを育てていかなければならないのです。
いつも、弁護士や司法書士、税理士などの専門家に相談する度に痛感することです。
そう考えると、少し焦るような気持ちになります。
自分も含めて、営業マンのレベルアップを急がなければと焦るわけです。
とにかく、全体のレベルアップに拍車をかけいくつもりです。
これからもよろしくお願いします。
案内ラッシュが続きます
今週は3連休という暦もあってか、週末は案内ラッシュの予定です。
香港からも2組のお客様が、信州の物件を見に来る予定です。
晩秋の信州の秋は、また素敵な魅力ある季節なのでしょう。
八ヶ岳や安曇野の人気は相変わらずです。
弊社「日本マウント」の注目度ランキングでは、今年は八ヶ岳が常に上位を独占してきた1年でした。
たまに割って入るのが、安曇野など信州の他の物件であったり、那須高原や塩原温泉郷などの物件だったりしてきたのです。
震災以降は、山の人気が海の人気を圧倒してきたのですが、まだまだこの傾向は続きそうな予感がします。
この時期の案内ラッシュは、勿論、連休があるということもありますが、冬になる前の駆け込み需要ということもあることでしょう。
リゾート地や田舎暮らし向きの地方などは、冬は冬の魅力があるのですが、どうしても寒くなると出不精になったり、消極的になってしまうのは仕方がないことかもしれません。
東京でも、いよいよ、コートが必要な時期になってきました。
あと10日あまりで師走ですね。
晩秋が楽しめるのもあとわずか。
今週末の案内ラッシュで、良い結果が出ることを期待します。
手抜きは絶対にしない
弊社「日本マウント」のポリシーは、目の前のお客様に常にベストを尽くすことです。
そして、目の前の仕事にも、常にベストを尽くすことです。
言葉を変えれば、いかなるときにも、手抜きは絶対にしないということです。
不動産売買仲介業では、売却希望のお客様から媒介契約を取るのも、購入希望のお客様から購入申し込みを頂くのも、同業他社との競争です。
ときには勝つこともありますが、ときには負けることもあります。
首都圏物件なども、大手を相手に勝負にならない戦いに挑まなければならないときもあります。
結果はともあれ、過程も大切だと考えて、常にベストを尽くすことを心がけています。
負けたときも、お客様の幸せを考えて、爽やかに身を引くことも大切なのです。
がっかりした顔を見せたり、暗くなったり、愚痴をこぼしてはいけません。
また、何処かで縁があるかもしれないのです。
一度、駄目だったお客様が、再び戻ってくることがよくあることを、私は経験としても知っています。
断られたときの態度こそ、営業マンの本当の価値をはかるものなのかもしれないのです。
同じように金額の小さいことを理由に、手を抜くこともよくありません。
複雑な物件を理由に、面倒くさがって逃げてはいけないのです。
常に目の前のお客様や仕事にベストを尽くすことこそ大切だと考えます。
まだまだ、完璧にはそうなっていないし、課題が多い弊社「日本マウント」の営業マンですが、理想を目指して頑張っていきたいと思います。
これからも、よろしくお願いします。
茅葺き屋根
信州の古民家には、まだ茅葺き屋根のものがあります。
流石に、その数は少ないのですが、まだまだ現存するのも事実です。
古民家をお探しの方は、喉から手が出るほど欲しい一品かと思います。
しかし、この茅葺き屋根には少しばかり問題があります。
手がかかるということです。
しかも、専門の職人に頼まなければなりません。
その、職人の数が激減しているのです。
もはや、茅葺き屋根を持つ家はごくまれです。
職人も、仕事として成り立たなくなってしまったわけです。
信州の古民家が多くある地域でも、よく見かける光景に、茅葺き屋根にトタンなどを被せてしまった家の数々です。
もったいないと思うと同時に、仕方がなかった、時の流れという事情があったのでしょう。
少なくなってしまった職人による、修理や保全のための手入れには、時間とお金がかかるからです。
それでも、茅葺き屋根を求めている人がいるのだから、古民家というものの人気は凄いものだと思います。
確かに、茅葺き屋根はともかくとして、黒光りした太い柱や梁には魅力がありますし、観る者を圧倒する迫力があります。
日本人として心引かれるものがあるのです。
益々、希少価値となり、その存在感を増し続ける古民家の扱いを、これからも増やし続けていきたいと思います。
ブログ村のその後
弊社「日本マウント」の営業マンブログは、ブログ村に参加しています。
まだ、参加してから間がないのですが、セカンドハウス・別荘部門で健闘しています。
いつも3位以内と安定してきたようです。
なかなか1位の壁が厚く、今のところ2位か3位が定位置になっています。
小細工したり、余計な手立てを加えて、1位を目指す必要はありませんが、やはり1位は別格なのでしょう。
1番と2番の差は、2番と100番の差よりも大きいと言います。
お客様のために、良質な情報をいち早くブログで発信することこそ大事であると考えます。
その結果、1番になれたら最高なのでしょう。
身近な目標があるということは、とてもありがたいことです。
営業マンにとっては、契約数や契約金額なども大切な目標ですが、日々のコツコツと手軽にできるブログの更新数などの目標も、またもうひとつの大切な目標でもあるのです。
やはり、情報の発信量やその質は、明らかに営業マンやその会社の実績と比例していると思います。
私はそのことを、ここ数年の間に強く実感してきました。
これからも、営業マンブログに力を入れて、アメブロ営業マンランキング、ブログ村を盛り上げていきたいと思います。