不動産業界の変化
先日の神戸での仕事は、信州の白馬村の別荘の売買契約でした。
白馬村はNHK連ドラの舞台、信州の安曇野のさらに北にあるリゾート地です。
冬季オリンピック長野大会のときに、スキーのジャンプが開催された場所です。
原田選手のあの顔をくしゃっくしゃにして泣きながら受けたインタビューシーンが懐かしいものです。
この白馬村の物件を購入されたお客様が神戸に住んでいらっしゃる方でした。
では売主はというと、これが愛知県に住んでいる方なのです。
弊社は東京の品川です。
今回は売主、買主ともに弊社の担当者がメールでやり取りをして、現地の案内は地元のパート社員にやっていただき、無事に契約にこぎつけました。
ですから、神戸の契約のときに初めて、弊社の担当者と買主の方と顔を合わせたことになります。
愛知県にお住まいの方が所有する信州白馬村の物件を、東京品川にある弊社が仲介して、神戸にお住まいの方が購入したのです。
これが、インターネットによる不動産売買の現実です。
地元である信州の白馬村の不動産会社は介入していません。
こんなこともありました。
長野市にお住まいの方が長野市に所有する物件を、弊社が仲介して、同じ長野市にお住まいの方が購入したのです。
同じく長野市の不動産会は登場してきません。
このときは案内は私がしました。
これが現実なのです。
インターネット時代の象徴的な出来事です。
これから、益々この傾向は加速することでしょう。
最近そのことを強く感じます。
神戸に行ってきました
品川駅から新幹線乗って新神戸まで。
のぞみで約2時間と少し。
速いものです。
私は仕事柄よく新宿駅から信州の松本駅に行くのですが、スパーあずさでも約2時間半、あずさで約3時間かかってしまいます。
新幹線で行くことができる場所は、なんともうらやましいものです。
将来はリニアモーターカーが品川駅を発着として関西まで通ることが決まっています。
品川から大阪まで推定約1時間。
時速は500キロメートルだそうです。
この頃にはいったいどんな世界になっているのでしょうか。
弊社の事業コンセプトは今のところ、東京から3時間以内で行けるリゾート地や田舎暮らしできる場所での別荘や田舎暮らし物件の売買です。
関東甲信地方や伊豆熱海に限定して展開しています。
先日、仙台に行ってきましたが、やはり新幹線で約2時間でした。
将来はもしかしたら、私たちの事業領域や守備範囲も拡大するのかもしれませんね。
日々、時代が確実に変わりつつあることを実感します。
私もこの変化に乗り遅れないようにしないと。
おひさま
NHKの連ドラ「おひさま」。
ついつい毎朝、見入ってしまいます。
主役の須藤陽子を演じる井上真央の迫真の演技もさながら、他の役者さんもそれぞれ見事にその役を演じきっており、普段まったくテレビを見ない私にしては珍しくはまってしまっています。
何よりも子役の演技が素晴らしい。
泣いたり笑ったり、その表情に感動しています。
元々は、弊社「日本マウント」で売買仲介している別荘がある場所が信州の安曇野だったことがきっかけとなって見始めたのがそもそも運の尽きでした。
完全にはまってしまいました。
考えてみればこの物語は、そう遠い過去の話ではないのです。
もう他界しましたが、私の父は昭和9年生まれで、まだ健在の母は昭和11年生まれです。
ちょうど陽子先生の生徒と同じくらいでしょうか。
私の両親は、あのような環境であのような学校生活を送っていたのです。
両親とも安曇野ではありませんが、信州生まれの信州育ちですので、あのドラマでの光景がけして人事のように感じられないのです。
なんだか不思議な感じがします。
両親は大変な時代を生き抜いてきたのです。
そんなことを考えるとつい感情投入してしまい、思わず力が入ってしまうのです。
また、時折見られる安曇野の自然の美しさは格別です。
まったく変わらない同じ美しい安曇野が、今の時代に現存するのです。
何と素晴らしいことでしょうか。
そんな美しい安曇野というリゾート地にある別荘を、自信を持って胸を張って紹介していきたいと思います。
仙台へ行ってきました
震災後、初めて仙台へ行ってきました。
船井総研の元常務、佐藤義直さんの立ち上げたS・Yワークスという会社の5周年記念のセミナーに参加するためです。
全国から270人もの人が、奇しくも被災地の中心であった仙台に集まったのです。
S・Yワークスの社員の皆さんは、礼儀正しく、明るく、その動きは機敏です。
「利他」という理念は、これほどまでに素晴らしい社員を育てるのでしょうか。
創業わずか5年で、毎年100名を優に超える新卒者が応募し、わずか数名しか入社できないという優良人気企業に成長しているのです。
規模も歴史も弊社とそんなに変わらないにもかかわらず、そのレベルの高さに驚かされました。
天才経営コンサルタントが会社を創り、自ら経営すると、こんなに素晴らしい会社ができるのですね。
まさに有言実行。
百聞は一見に如かずでした。
その佐藤さんは、講演の中で人間にはいくつかの誕生日があると話しをされました。
佐藤さんにとっては、自分の生誕の日と別に、恩師「船井幸雄」と出会った日がその日であるというのです。
そして、2011年3月11日も、まさしくその日であると。
佐藤さんは、恩師「船井幸雄」の教えである、起こることはすべて必要、必然、ベストであるということと今回の震災のハザマにあって長い時間、熟考を重ねたといいます。
あの震災は、果たして必要であり必然であったと言い切れるのかと。
出した結論は、その日を境に生まれ変わった私たちが、素晴らしい未来を創り、まさしくあの震災は必要、必然、ベストであったといえるようにする使命があるということです。
「皆さんの尊い犠牲のおかげで、日本はこんなに素晴らしい国に生まれ変わりました」と胸を張って言える未来を創くる使命が私たちにあるのです。
私にとっても、2011年3月11日は、紛れもないもう一つの誕生日です。
そして、S・Yワークスの同志でもあります。
ともによりよい未来を創って次の世代に引き渡す、その役割を果たしたいと思います。
急ぎ早に新幹線で後にした仙台でしたが、どうやら、私の大好きな街になりそうです。
震災後の不動産需要の変化
震災後に明らかに変わった不動産需要。
首都圏では、高層マンションと湾岸地域に不人気になりました。
高層マンションの高層階では、地震のときのその揺れは半端ではなかったそうです。
余震のたびにそのときの恐怖がよみがえり、生きた心地がしなかったと語る人もいました。
また、停電時における移動と給水の問題が明らかに。
エレベーターが動かないので、階段を歩いて上らなければならないのですが、高層階になればなるほどそのリスクも大きくなります。
また給水もポンプを使ってくみ上げるので、停電時には使用不能になったマンションも。
ペットボトルを担ぎながら、何十階も階段を歩いて上がらなければならないとしたら、それはどんなに大変でしょうか。
幼い子どもや老人やましてや病弱な人、からだの不自由な人には酷な話です。
逆に人気が出てきたのが、会社から近い地盤の固い場所に立つ低層マンションです。
万一のとき、歩いて職場に通える場所をという発想なのでしょう。
リゾート物件もその需要の風景が様変わりしました。
弊社の販売で人気を誇っていた、お買い得な海が近い物件は、壊滅的な売上ダウンとなりました。
物件はさほど被害はありませんでしたが、あれだけ津波のシーンをテレビの映像で見せられれば、誰でも海に近い物件を避けるのは当たり前です。
茨城県の鹿島や鉾田、千葉県の北房総といわれる地域です。
また、原発問題もあり、当然のことですが福島県や栃木県の物件で原発に近くなればなるほど、やはり壊滅的な売上ダウンとなっていましました。
かわって俄然追い風が吹いているのが、内陸であり、いわゆる「山」としてのリゾート地です。
今年の夏は電力消費の制限問題もあって、涼しい山で夏を過ごそうという人が増えてきているのでしょう。
弊社の販売地域では、八ヶ岳、安曇野、富士五湖、軽井沢とその周辺のいわゆる北信州、そしてなんと群馬県の桐生まで人気となっています。
この傾向はしばらく続くのでしょうか。
自然と向き合いながら商売をすることの難しさを感じます。
何があってもどんな時代になっても、勝ち残り生き残れる企業を目指したいものです。
夏が恐ろしい
今年の夏は原発問題の影響もあって、各企業とも電力消費を控えようと考えています。
15パーセント削減とか25パーセント削減とか表明して、いろいろ作戦を立てているところも多いでしょう。
サマータイムを実施する会社。
Tシャツや短パンを許可する会社。
この際、夏休みを多めにしようという会社。
どの会社も様々な工夫を凝らして、この夏を乗り越えようと必死で頭をひねっていることだろうと思います。
弊社「日本マウント」も例外ではありません。
さらに弊社はもっと切実な問題を抱えているのです。
それは土・日・祝日は、基本的に空調が止まるということです。
つまり冷房が効かないということを意味します。
ビル全体で空調を管理しているためです。
事前に申請をすればいいのですが、当然、冷房を効かせればその分は個別に料金がかかるのです。
ローコスト経営を提唱し、徹底して実践する弊社にとっては、この余分な経費はまさしく鬼門です。
実はこの冬も暖房なしで乗り切った実績はあるのですが・・・。
夏はまた別だと言う手厳しい意見も。
営業マンは土・日・祝日は、物件の案内などがあるのが普通なのですが、当日案内が入らなかった営業マンで
前月に実績が無かった者が、電話当番として出勤していました。
とすると、この夏はまさしく罰ゲームのような雰囲気になるのではないかと予想されるのです。
6月7月にしっかりと実績を出し、ここぞとばかりにしっかりと案内のアポイントを取らないと、この夏は大変なことになってしまうかもしれません。
なんて、恐怖心を煽ってはいけませんね。
大丈夫ですよ。
私をはじめ、役員がしっかりと城を守りぬきますから、営業マンは張り切って、リゾート地でお客様を案内がてら夏を満喫してください。
インターネットの時代
ビックカメラが楽天に出店するというニュース。
驚いたというか、もはやこういう時代になったんだという感想です。
時代が変わるとはこういうことをいうのでしょう。
楽天がスタートしたのは1997年のことです。
まだ15年しか経っていないのです。
ところで、弊社は紙媒体での広告宣伝は一切していません。
100パーセントインターネット広告です。
だからこそわかることがあるのですが、最近は高齢者からの問い合わせも増えてきたのです。
つまりインターネット人口は増えているし、高齢者のインターネット人口が急増していると思われるのです。
退職して時間の余裕が出てきた人たちが、続々とインターネットを学び利用し始めたのでしょう。
この傾向は益々加速するでしょう。
きっと、すべての日本人がインターネットをやる時代が、もうそこまで来ているのです。
楽天の三木谷さんは、これはまだ序の口、始まりに過ぎないと言い切ります。
これからの僅かな年月で、インターネットは世界を激変させるだろうとも予言しているのです。
何がどう変わるのか。
期待と不安が入り混じります。
しかし激変はもはや事実でしょう。
楽天がスタートした15年前には、今やその主役である三木谷さんも含めて、誰一人として今のインターネット全盛の商売形態を予想できなかったからです。
ある意味ではチャンス。
乗り遅れたら地獄。
決断のときです。
既成概念を打破せよ
新しいぶどう酒は新しい革袋に入れよ。
これは聖書に出てくる有名な言葉です。
新しい時代に新しいことをするのには、過去の既成概念は邪魔になるのです。
もし弊社が折り込みチラシや業界紙に広告宣伝をしており、そこそこの売上があったとしたら、きっと今のような企業形態には成りえなかったと思うのです。
インターネットとソーシャルメディアのみで宣伝している不動産会社はそう多くありません。
しかも得にSEO対策はしていないのです。
PPC広告などもあまり予算は取っていません。
低価格の中古住宅の売買仲介ですから、同業他社から見るといつも不思議がられます。
しかも関東甲信地方という広範囲での商売ですからなおさらです。
仲介手数料が少ない上に、遠方まで行くのに経費がかかるから、普通ではありえないからです。
弊社は3年前まではホームページすらなかったのです。
本格的に営業に力を入れたのは、リーマンショック以降でした。
まだ成功したとか、発展したとは言いがたい、その途上だと思うのですが、曲がりなりにもここまでこれたのは、ひとえに既成概念にまったくとらわれなかったからです。
不動産業界の常識や手法を無視したからです。
弊社で活躍する営業マンもしかりです。
無理に売らない、プッシュしない、駆け引きをしないのです。
ブログを書き、ツイッターでつぶやくなど、ソーシャルメディアを自由自在に操ります。
とても今までの不動産業界の営業マンとは思えない行動なのです。
新しいぶどう酒は新しい革袋に入れなければならないのです。
今はもはや新しい時代なのです。
高いハードル
弊社は吹けば飛ぶような小さな不動産会社です。
歴史も浅く資本や資産も薄い、いわゆる弱小企業であり、ランチェスター戦略の観点で言えば、文字通り「弱者」です。
しかし、田舎暮らし物件やリゾート物件に特化し、インターネットやソーシャルメディアを駆使して販売する、いわゆるベンチャー企業として奮闘している会社でもあります。
営業マンも従来の営業マンとは一線を画しています。
今までの営業マンに求められた営業力は、弊社の営業マンには必要ありませんし、求めてもいません。
いわゆる、弁が立つとか押しが強いといった能力です。
弊社が求める営業マンの能力とは、勤勉や継続に裏づけされた、物件収集力です。
毎日コツコツとパソコンを叩き、電話をして、売り物件をいかに集めるかという地味な作業ができるか否か。
そして、情報発信力です。
ブログやツイッターなどのソーシャルメディアを駆使して、いかに情報発信できるか否か。
いかに速く魅力的なブログを書けるか。
いかに気の利いたつぶやきができるか。
ズバリ、そういった能力を求めています。
そして宅建主任の資格を持っていることです。
地方で契約行為をすることが多い弊社では、営業マンが宅建主任の資格を持っていることが、コスト的にもお客様の信頼を得る上でも断然有利なのです。
いずれ全営業マン100パーセントの宅建主任資格所持を目指すつもりです。
それでも現在、約50パーセントですから、おそらく業界では高水準な方でしょう。
昔ながらの不動産営業マンからすれば、なんとも高いハードルのように思われるかもしれません。
しかし、5年10年さらに30年先を見れば、当然のことと思うのです。
私は信念を持ってこの方針を押し進めるつもりです。
伝説のテレフォンアポインター
能力と実力は違うとは、ビジネスの世界ではよく言われることです。
ことテレフォンアポインターに関しては、得にそうなのかもしれません。
他社でその実績ゆえに、伝説のテレフォンアポインターと言われた人が弊社のパートタイマーとして入社しました。
その実力はいかに。
戦々恐々としている周囲の目をよそに電話をかけ始めました。
電話でしゃべる声は妙にたどたどしく、言葉使いもでたらめで、敬語もあったものではありません。
風貌も洗練されたものではなかったのも加えて、周囲は期待はずれとばかり落胆していました。
採用した私には多くの社員の冷たい視線。
私も正直言って一抹の不安があったのですが、やはり洗練された?弊社では難しかったかと少し落ち込んでいました。
ところが。
僅か数日の実働で20件近くの媒介契約を取ってしまったのです。
しかもそのほとんどが専任媒介契約です。
恐るべしは伝説のテレフォンアポインター。
能ある鷹は爪を隠す。
人は見かけによらず。
たどたどしいからこそ電話越しの相手が安心するのでしょうか。
立て板に水では、かえって相手は警戒するのかもしれません。
でもその会話をよく聞いてみると、本当に的を得た会話をしているのです。
これは相当に頭の回転が良くなければできない芸当です。
やはり只者ではなかったのです。
これからの活躍が楽しみです。