勝負の厳しさ
米大リーグの松井秀樹選手の所属先がまだ決まりません。
西岡選手や田沢投手はマイナー降格が決まりました。
福留選手は移籍先が決まりましたが、年棒は実に10分の1となったそうです。
実力主義の米大リーグの厳しさを伝えるニュースです。
過去の栄光も経験も実績も、全く考慮されないのがアメリカ流なのでしょう。
話は変わりますが、最近、ロンドンオリンピックのマラソン日本代表メンバーが決まりました。
いつものことですが、その選考基準がを巡って世論が騒がしくなりました。
曖昧であり、玉虫色であるその選考基準は、日本ならではのものなのでしょうか。
アメリカは実に公平でわかりやす選考です。
選考レースでの一発決着。
過去の実績は一切、関係ありません。
これからはビジネスの世界も同様なのでしょう。
今の実力や実績が評価される時代なのです。
過去の成功体験まで含めたすべてを捨て去ることが、ベテランほど、経験豊富な人ほど、求められる時代なのです。
ユニクロの柳井社長が書いた本のタイトルである「成功は一日で捨て去れ」を思い出します。
過去を振り返ることなく、常に挑戦し続けた結果として、今のユニクロの発展があるのだと思います。
弊社が身を置く不動産業界は益々、厳しくなることが予想されるこれからの時代。
果敢に挑戦し続けることが大切なのだと思います。