日本マウントにとってのバブルとは
映画「マネーボール」に刺激されたわけではないのですが、弊社の過去の業績など全てを分析しています。
なるほど、数字というのは分析すればするほど面白いものです。
順調に業績を伸ばし続けてきた弊社でしたが、今年は一つの壁にぶつかりました。
いわゆる業績が伸び悩んだのです。
その原因を探ってみると・・・。
バブルというような現象が過去にありました。
一つは競売を落札して転売するある会社の販売を、ほぼ独占して任せられてきたバブルです。
その会社が競売で落札するのを止めました。
ビジネスそのものを縮小してしまったのです。
それにともなって、弊社のバブルも崩壊です。
もう一つはあるドル箱だった地域が震災の影響を受けたのです。
それは、昔、大洋村といわれていた、茨城県の鉾田や鹿島など海側の別荘地です。
大手が参入しない場所で、地元の不動産会社で強いところがありませんでした。
いわゆる、空白マーケットだった場所です。
この地域での、比較的お買い得な別荘や田舎暮らし物件の販売が、実は絶好調だったのです。
すなわち、弊社にとってはドル箱だったわけです。
震災による津波の影響や福島原発の風評被害で、このバブルもあっけなく崩壊してしまいました。
この二つのバブル崩壊が、今年の不振の原因だったという分析結果となりました。
バブルに踊らされてはいけませんね。
リスクの分散や新たな空白マーケットの開拓は常時、必要なのです。
そのことが、しっかりと理解できたこの1年でした。
来期から、また巻き返しを図ります。
今年の教訓を活かして。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%96%E3%83%AB%E6%99%AF%E6%B0%97