楽天の1兆円
楽天市場の流通総額が1兆円を突破したそうです。
97年に創業して、最初の月は売上32万円だったそうです。
しかも、その大半は、三木谷さんが自ら購入したという話です。
興銀を退職して起業した「三木谷」さんは、自ら先頭に立って商店を一軒一軒訪ねては、楽天市場へ出店するための営業をしたというのです。
それを見た興銀の元同僚達はあざけ笑い、「あいつはもう既に終わっている」と言ったという話も有名です。
しかし、終わったのは興銀の方であって、楽天ではなかったいうのは皮肉な話です。
三木谷さんは、商店街へ営業に行く前に、近くの空き地で腕立て伏せをして、汗をかきながら営業する姿をみせるという手の込んだ演出をしてまで、必死になって営業したのです。
一橋大学を卒業し、一流企業のエリートとしてアメリカハーバード留学までしてMBAを取得した人が、そこまで泥臭いことが出来たわけです。
そのときから15年後に1兆円を突破したのです。
ダイエーの23年、セブンイレブンの18年を超える、日本史上最速での1兆円到達だそうです。
楽天がスタートしたときに、誰がこの結果を予想したでしょうか。
楽天の三木谷さん本人も予想出来なかったというのが本当のところでしょう。
時流に乗ることがいかに大切かということです。
そして、やはりプライドを捨てて、どこまで泥臭くなれるかということでしょう。
私もまだまだですね。
心機一転、今日から心を入れ替えて、頑張りたいと思います。
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