笛吹けども踊らず
今は何をやっても厳しい時代です。
パナソニックや野村だけでなく、ソニーも4年連続の赤字を発表しました。
しかし一方では、過去最高益を更新する会社もあるのです。
中小企業や個人事業でも元気なところは確実の存在します。
低調なことを景気のせいにするとしたならば、それは既に敗北の始まりなのかもしれません。
弊社も決して好調だとは言いがたい現実。
何とかしなければと思い、様々な方針を発表し事態の打開を図りました。
勿論、手当たり次第に前後見境なくではありません。
理念や戦略に基づいての方針です。
しかし、笛吹けども踊らず。
方針が徹底されないのです。
行動が遅いのならまだしも、方針を守らないとか、指示を軽んじるとか無視するようなことがあったのです。
朝礼や会議、メールなどで何度も催告しても駄目な人は駄目。
これには少しショックを受けました。
私のトップとしての求心力が低下したのでしょうか。
それとも、弊社は今までトップの言うことなど無視できるぬるま湯のような低落した組織だったのでしょうか。
これでは、生き馬の目を抜くような激戦の不動産業界では勝てません。
これからは厳しさを前面に打ち出して組織の引き締めを図ります。