「おひさま」が終わりました
NHK連続テレビ小説「おひさま」が終わりました。
信州の安曇野や松本を舞台に約半年という期間。
私はほとんどテレビは観ないのですが、ついついワンセグで時間があるときは観るようになり、ついには最終回に至るまで全体の8割ぐらいは観てしまいました。
こんなことは近年、珍しいことです。
やはり、故郷の信州での話しだったり、弊社「日本マウント」が特に力を入れてきた信州の安曇野を舞台としての話だったりしたからなのでしょう。
最後はほぼ全員が、ハッピーエンドの話だったので何かしらほっとしました。
特に主人公の陽子たちの世代の登場人物が全員、元気良く長生きしていたことは何よりでした。
戦争を体験し、戦後の貧困を体験し、経済復興を体験した、いわゆる「陽子世代」は実にたくましい人たちが多いです。
ちょうど私の父や母の世代の人たちです。
今の日本があるのも、彼ら彼女らの頑張りの結果なのでしょう。
本当に頭が下がる思いです。
精神的にも強いし、体も丈夫な人たちが多いので、きっと最も長生きする世代ではないかと思います。
むしろ、私たちの世代は大変です。
運動不足や飽食でメタボが多いのや、精神的に強くないので、直ぐにストレスに負けてしまいます。
戦争や貧困など最悪の極限状態を体験していないので、いわゆる「逆風」や「想定外」というやつに対する免疫がないのです。
それが、年々増加し続ける精神病や自殺の数に反映されているのかもしれません。
さて、この「おひさま」効果もあってか、弊社が力を入れる信州・安曇野地方の人気が急上昇中です。
「おひさま」は終わりましたが、安曇野の人気はまだまだ続くことでしょう。
自然が美しく、しかしどこかしら都会的なセンスがある「安曇野」をこれからもよろしくお願いします。