売り旅館
昨日、星のリゾートのことをブログで書きましたので、今日はそれに関連したことを少し。
失われた20年と言われ、デフレ傾向に歯止めがきかず、まるで終わりのない不況が続くかのような昨今です。
そのせいか、最近では売り旅館、売りホテル、売りペンション、売り保養所がたくさんあるのです。
営業していたホテルや旅館は一回閉めてしまうと、設備などが一挙に傷んでしまうのが現実なのです。
そうなると、なかなか買い手がつきません。
設備の補修には相当なお金がかかってしまうからです。
また、不況であればあるほど、商売が難しくなるため、あえてそれをやろうとする人が少ないのがやはり現実なのです。
したがって売り物件が増え続け、益々、売れないという、いわゆる負のスパイラルに陥ってしまうのです。
ですから、商業系物件は今や完全に買手市場というのが常識となっています。
これから予想されるのが、そのようなホテルや旅館を買い取って福祉施設や介護施設に改装しようとする動きです。
明らかに高齢社会が訪れて、シルバーマーケットが活況を呈してくると思われるからです。
旅館やホテル、ペンション、保養所などを集めて、専用のサイトを作ったり、それ専用の営業マンを置いたりすることも面白いかもしれません。
時代と共にマーケットも確実に変化するのでしょう。
弊社にも関東甲信静岡地方の各地から、ホテルや旅館、ペンションを売りたいという依頼が後を絶たないのです。
今は中古別荘や田舎暮らし向き中古住宅を専門にやっていますが、いずれ近い将来にはと考えたりもしています。
そうなったときは、またこのブログで告知したいと考えていますので、ぜひともよろしくお願いいたします。