高いハードル
弊社は吹けば飛ぶような小さな不動産会社です。
歴史も浅く資本や資産も薄い、いわゆる弱小企業であり、ランチェスター戦略の観点で言えば、文字通り「弱者」です。
しかし、田舎暮らし物件やリゾート物件に特化し、インターネットやソーシャルメディアを駆使して販売する、いわゆるベンチャー企業として奮闘している会社でもあります。
営業マンも従来の営業マンとは一線を画しています。
今までの営業マンに求められた営業力は、弊社の営業マンには必要ありませんし、求めてもいません。
いわゆる、弁が立つとか押しが強いといった能力です。
弊社が求める営業マンの能力とは、勤勉や継続に裏づけされた、物件収集力です。
毎日コツコツとパソコンを叩き、電話をして、売り物件をいかに集めるかという地味な作業ができるか否か。
そして、情報発信力です。
ブログやツイッターなどのソーシャルメディアを駆使して、いかに情報発信できるか否か。
いかに速く魅力的なブログを書けるか。
いかに気の利いたつぶやきができるか。
ズバリ、そういった能力を求めています。
そして宅建主任の資格を持っていることです。
地方で契約行為をすることが多い弊社では、営業マンが宅建主任の資格を持っていることが、コスト的にもお客様の信頼を得る上でも断然有利なのです。
いずれ全営業マン100パーセントの宅建主任資格所持を目指すつもりです。
それでも現在、約50パーセントですから、おそらく業界では高水準な方でしょう。
昔ながらの不動産営業マンからすれば、なんとも高いハードルのように思われるかもしれません。
しかし、5年10年さらに30年先を見れば、当然のことと思うのです。
私は信念を持ってこの方針を押し進めるつもりです。