ツイッターは掛け算
営業活動におけるツイッターの効果には賛否両論があると思います。
去年の夏頃でしょうか、ツイッターが注目され始めて、猫も杓子もツイッターという社会現象が起こりました。
ツイッターを題材にした本も、次から次へと本屋さんに立ち並んだものです。
弊社も不動産業界では日本で一番最初に、公式ナビゲーターであるTwnaviによる公式アカウントを取得したりしました。
その後、ブームは沈静化して、その頃に夢中になっていた人や企業でも、手を緩めたり遠ざかってしまったりしていることが多くなっています。
しかし、弊社は「継続こそ力なり」を地で行く企業です。
あれからコツコツと続けて、今では一定の効果が出るようになりました。
ツイッターの効果はボクシングでいえば、まさしくボディブローでしょう。
カウンターパンチのような派手さはありませんんが、じわじわと確実に効いてくるのです。
しかもその効果には独特なものがあるのです。
それは、ツイッターは掛け算であるということです。
これは、私の持論でもあります。
企業を代表して一人の人がやるよりも、複数でやった方が相乗効果が高いのです。
しかも人数が多いほど効果が高いのです。
それはその効果がいわゆる足し算ではなく掛け算になるからです。
ブログと絡ませれば完璧です。
簡単に言うと3人でやれば、10+10+10ではなく10×10×10になるのです。
もちろん企業によってはその情報発信に守秘義務が必要な場合があるでしょうし、様々な制限があったり許可が必要だったりするのでしょう。
大企業ほど自由がきかないのだと思います。
だからこそ、弱小零細企業に付け入る隙があり、チャンスがあるのがビジネスの面白いところなのです。
弊社の営業マンでも、明らかに営業力の劣るメンバーや、今回の震災で被害を受けて圧倒的に不利な任地で営業しているメンバーが、ツイッターやブログゆえに、他のメンバーよりも実績を出しているという「事実」が、もはや定番となってきました。
小が大に勝つ。
柔よく剛を制す。
日本のお家芸である柔道ではありませんが、かつての日本人最大の武器である勤勉さを以ってして、コツコツとツイッターやブログをやり続けること。
いつか巨人が倒れるその日が来るのかもしれません。
なぜならば、それは足し算ではなく掛け算だからなのです。