運勢を下げる罠とは
悪党という言葉があります。
しかし何故なのか善党という言葉はありません。
悪は必ず徒党を組むのだそうです。
そういわれてみればそうなのかもしれません。
善悪とは違いますが、運勢のある人とない人も同じようなことがいえます。
うだつが上がらず低空飛行を続けるサラリーマンは、必ずといっていいほ退社後に居酒屋につるんでたむろするのです。
そこでは上司批判や組織批判に花が咲きます。
悲しきかなこれは出世競争に遅れを取ったサラリーマンの常なのでしょうか。
船井総研の会長であり、社長時代には当時42億円あった借入金を47億円の内部留保に変え、売上、利益、配当をすべて2倍にしたいう「小山政彦」さんは、けして居酒屋には近づかなかったといいます。
そこに行くと運勢を下げるからという理由です。
何故、運勢を下げるのか。
「銀座まるかん」の社長で連続長者番付で有名な「斉藤一人」さんの説では、陰で人の悪口を言う人は毒を出しているので、近づくとその毒を食らってしまうというのです。
さしずめ、居酒屋ではその毒とやらが渦巻いているのかもしれません。
組織に属すれば、不平や不満があるのは当たり前です。
優秀な人ほど粗が見えてしまい、そういう気持ちを持ちやすいものです。
しかしそこは「反面教師」に徹することです。
臥薪嘗胆でその気持ちを飲み込んで、自分が天下を取ったときに、組織改革や業務改善を断行するのです。
天下を取る人間は、黙々と一人で勉強し、我道を行くようなタイプの人が多い理由のひとつです。
逆に現在、運を下げている人は、いつから下がったのかを冷静に分析してみなくてはいけません。
意外と陰で人の悪口を言ったり、逆に聞いたりしたときからということが多いものなのです。