経営者の俊敏な動き
今回の震災の直後から、何人かの経営者が俊敏な動きを見せました。
ユニクロの柳井さんは、個人で10億円の寄付をすると同時に、グループ社員から集めた4億円とヒートテックなどの衣料を7億円分を寄付したのです。
ジャパネットたかたの高田さんは、会社で5億円の義援金と充電済み充電式電池セット1万台を寄付し、さらに今日一日の売上金全部を寄付する宣言して、その日の営業に邁進したのでした。
楽天も即座に3億円を寄付することを決定しました。
ワタミ元会長の渡邉さんは、東京都知事選の運動を一旦、中止して仙台へ飛んだのです。
2リットルのミネラルウォーター1440本、野菜ジュース3600本、マスク1万枚を届けたのです。
運ぶ途中でツイッターで呼びかけたところ、途中のサービスエリアで水や救援物質などを届けてくれた方までいたそうです。
仙台では副知事と会談し、今後の支援活動を決定したそうです。
水と食料を確保して、トラックをピストンで走らせることを柱としての支援活動です。
決断力、そして行動力。
未曾有の不況の中でも、経営を切り盛りして事業を拡大してきた、時代を代表する経営者はやはり違います。
人々の役に立ちたいという「志」
彼らが先頭に立ち、必ずや被災地は復旧し、そして復興していくに違いありません。
これからはきっと有能な経営者が国を救う時代になるのでしょう。