街の電気屋さん
街の電気屋さんがにわかに復活しつつあると聞いて嬉しくなりました。
大手専門店の一人勝ち状態が続いていた昨今ですが、風前の灯だった街の電気屋さんが息を吹き返しつつあるというのです。
それは高齢化社会が加速する過疎の町や村にある小さな電気屋さんが、徹底したサービスやアフターケアーによってお客様の支持を広げているというのです。
金額は少し高くても、配達したり、故障を直したり、配線などをしてくれたり、操作方法を懇切丁寧に教えてくれるサービスやアフターケアーに満足する人たちが増えているのです。
しかも人間味溢れる手厚いサービスが圧倒的に支持されているのです。
それは電気屋さんがときには便利屋さんとなってお客様に尽くすのです。
まさにプラスαのサービスです。
いわゆる期待通りを越える期待以上のサービスです。
サプライズでもあるのでしょう。
便利屋さんですから、直接、商売と関係ないボランティア的なことまですることもあるというのです。
買い物の代行をしたり、ゴミを捨てに行ったり、犬の散歩をしたり、とにかくお客様の望んでいることをしてあげるというのです。
これが究極の「売らない売り方」だというのです。
それでいて確実に売上げが伸びているというのだから驚きです。
一番以外は生き残れないというビジネス戦国時代です。
その地域でその店は間違いなく一番なのでしょう。
「一番親切な店」
「一番思いやりのある店」
やはり、ランチェスター戦略は正しいのです。