定点観測
「定点観測」ということばがあります。
ビジネス用語にもなっている言葉で、ある意味では有名なことばでもあります。
ビジネスに少し詳しい人であれば、誰もが知っていることばでしょう。
ある場所や店舗、会社などを定期的に観測し続けることをいいます。
毎年一回は訪問して観察し続けたりするのです。
例えばアメリカの有名な百貨店やスパーマーケットなどを観察し続けるのです。
そうすると何がわかるのでしょうか。
先進国や先進的な企業や場所などを観つづけることによって、未来をある程度予測することができるというのです。
流行などの追随現象ということでしょう。
アメリカやヨーロッパの先進的な企業を観て回る経営者向けのツアーなどが盛んなのも良くわかるような気がします。
また変わらない普遍的なものも発見することができるそうです。
時代が変わり代が変わっても変わらないものは何か。
理念がかたちになって表れているものとかがあるそうです。
継続して発展し続ける企業や店舗には、ある変わらない普遍的なものがあるのでしょう。
そういう幾つもの「普遍的なもの」を何回も観つづける中で、共通の最大公約数的な「何か」を発見して、自分も取り入れたり体得していくことができるのです。
「不易流行」
一流のものを観つづけていきたいものです。