クライマックスシリーズについて
プロ野球セリーグのクライマックスシリーズが終わりました。
3連敗の後の3連勝で巨人が勝ち、日本シリーズへの出場を決めたのですが、もし中日に破れていたらと考えるとぞっとします。
ペナントレーズで2位に10ゲーム以上の差をつけて優勝したチームが、日本シリーズに出場できないという矛盾が生じることになるからです。
そのもしが仮に起こったとしたならば、巨人や巨人ファンを中心に、今のクライマックスシリーズのあり方に批判が集中し、物議をかもすことになったことは必至だからです。
そもそも、このクライマックスシリーズは、プロ野球を盛り上げようということで、米大リーグを真似て始まったものなのです。
確かに盛り上がっている事実は認めますが、何か中途半端な気がしてなりません。
ドラフト制度も同様です。
これも、米大リーグを真似して始まったものですが、やはり何か中途半端な感が免れないのです。
日本のドラフト制度は、本場の米大リーグとは少し違うようで、そのことが原因で、今までも数々の問題を起こしてきました。
ドラフト制度に関しては、米大リーグでは、完全ウエーバー制度で行われています。
これは、前年度最下位のチームから順番に選手を指名していく方法です。
この方法で、米大リーグは長年上手くいってるわけです。
最近、成功して経営者が良く語られることの中に、上手くいっている企業のやり方を真似しろというのがあります。
しかも、中途半端ではなく、完璧に真似をしろと言うのです。
徹底的に「ぱくれ」というわけです。
頭文字を取って、「TTP」と言うのだそうです。
やはり、いいとこ取りや、中途半端な真似が一番いけないのしょう。
まずは、その通りにトコトン真似てみる謙虚さが大切なのでしょう。
野球も企業もその点は同じなのかもしれません。