ファーストペンギン
キングジムの宮本社長の話の続きです。
宮本社長は「常にファーストペンギンでありたい」と思っているそうです。
ファーストペンギンとは何でしょうか。
ペンギンは常に群れで生活しています。
氷の上での生活が主だそうですが、移動するときは海に飛び込むそうです。
ところが、最初の一匹が飛び込むまでは、全体は動かないそうです。
海には危険がいっぱいです。
誰もが飛び込むのを躊躇している中で、勇気を持った一匹が飛び込むと、他のペンギンも次々に飛び込み、やがて全員が飛び込むのだそうです。
宮本社長は曰く、最初に飛び込んだペンギンはどれほどの勇気を持っていたのだろうか。
この勇気を持って最初に海に飛び込んだペンギンのことを、ファーストペンギンというのだそうです。
先駆者であり、開拓者であり、先陣を切って走るリーダーのことをいうのでしょう。
「常にファーストペンギンでありたい」と言う宮本社長が、「テプラ」や「ポメラ」を世に送り出してきたわけです。
「迷ったらやれ!」が、宮本社長のモットーなのです。
ファーストペンギンであることは簡単なことではありません。
誰もやっていないことに挑戦するということは、誰もが出来ることではありません。
だからこそ価値があり、それが出来た人が時代を築き歴史を創ってきたのでしょう。
本当に学びの多いセミナーのひと時でした。