信州人の野望
「信州人の野望」と言うと、少しおぞましいタイトルだとお思いでしょうが、実はこういうことなのです。
2014年の大河ドラマは「黒田官兵衛」に決まったそうですが、信州人は郷土の英雄である「真田幸村」に決まることを強く期待していたのです。
長野県の上田市に行くと、真田幸村のシンボルでもある「六文銭」の旗がたなびいているのを観たことがある人も多いことでしょう。
まさしく、真田幸村は信州人、とりわけ長野県の東北信の人たちにとっては郷土の英雄であるわけです。
大河ドラマで取り上げていただければ、全国的な知名度も上がり、観光客も多く訪れ、経済効果の恩恵も受けることが出来るからです。
昨年、NHK連ドラ「おひさま」の舞台となった安曇野は、やはり知名度が上がり、観光客人数の大幅な増加に伴う経済効果がかなりのものがあったようです。
それまで、最寄の「豊科インター」という名称だったインターチェンジも、今年になって「安曇野インター」に変わりました。
弊社「日本マウント」の守備範囲であった安曇野地方でも、中古別荘や田舎暮らし物件の売買数は急上昇したりしました。
人気ドラマの影響は、これほどのものかと実感した1年だったのです。
連ドラでもこれだけの効果があるわけですから、まさに看板ドラマである「大河ドラマ」の舞台になるということは、それだけ期待をもてることになるのです。
さて、信州人にとっての郷土の英雄はもう1人いるのです。
「木曽義仲」がその人です。
地元では例に漏れず、やはり大河ドラマの主人公として取り上げてくれることを熱望しています。
将来、信州人の野望がかなう日が来るのでしょうか。
そういう私も、何を隠そう長野県出身の「信州人」なのですが。