彦根の古民家について
先日、調査してきた彦根の古民家についてです。
彦根駅から徒歩圏内。
彦根城にも近い、元城下町の中にあります。
彦根は京都に近いこともあってか、また近くにお寺が多いこともあってか、この古民家の近くには仏壇店がたくさんありました。
この古民家は、どうやら昔は木工所だったようです。
前の持ち主が3000万円かけて改装したということもあってか、とても綺麗で直ぐにでも住めるような状態でした。
かつて、「ひこねルネッサンス賞」を受賞したこともある建物だそうです。
木工所の仕事場だったことろは、少し手を加えれば飲食店や喫茶、小物店などが出来そうなスペースです。
最近では、古民家レストランなどが流行っていますから、それをやるにはピッタリの物件なのかもしれません。
居住スペースは部屋数も多く、プライバシーが保たれるように出来ていますので、2世帯や3世帯で生活することも十分可能です。
民宿や、ユースホテルなどにも対応できそうです。
小さな庭や大きめのべランドもあり、夢が膨らみそうです。
素敵なのは、土間があったり、古い柱が残っていたり、梁が露出している吹き抜けの空間が多いことです。
まさに古民家の魅力がそのまま残っているのです。
それでいて、居住空間は手直しするところがほとんどありません。
外観も、まさに「古民家」。
商家のものだっただけに、表の格子が美しく映えています。
興味のある方は目の保養に見るだけでも価値があると思います。
ついでに彦根城で「ひこにゃん」に会っていけば、お土産話になるかもしれません。