司法書士の手数料
ある物件の売買で、それに関する司法書士の手数料が疑問に思ったので、複数の司法書士から見積を出していただきました。
事の発端は、弊社が売主仲介の物件で、売主の本人確認が必要になったのです。
買主仲介の業者が指定した司法書士から上がってきた見積もりが少し高かったのと、本人確認に対する手法に売主が反発したのです。
弊社「日本マウント」が日頃からお世話になっている複数の司法書士は、いずれも比較にならないくらい安い金額でした。
今まで、たくさんのお客様に紹介してきたことは間違っていなかったと思いました。
勿論、安いだけではいけないのですが、毎月十数件の契約をしてきた中で、今まで一度も登記に関してはトラブルがなかったわけですから、きっと良い仕事をしてくださったていた思って間違いないでしょう。
地方で決済するときなど、たまに地元業者による地元の司法書士の見積もりを見て、びっくりするような高い手数料に遭遇することがあります。
まるで、観光地価格なのです。
これなら、弊社がお付き合いしている東京の司法書士に出張費を払っても、相当な金額のお釣りがくることでしょう。
前から疑問に思っていたことですが、不動産は売買仲介や賃貸など明確な手数料の上限が決められているのですが、司法書士の手数料にはそれがないことです。
弁護士なども目安のようなものがあり、私も弁護士に表のようなものを見せてもらったこともありました。
今回の本人確認のケースでは、手法の違いがあって一概には比較することが出来ませんが、見積もり金額に4倍近い差があったことも事実です。
同じ手法を用いたとしても、3.3倍の差がありました。
仲介業者の役割は、第一に安全で確実な登記をする司法書士を紹介することですが、ある程度良心的な手数料で仕事をしてくれる司法書士を紹介することでもあると思います。
常にお客様のことを考えて行動する私たちでありたいと思います。