オリンピックの思い出3
今日は冬季オリンピック編です。
札幌オリンピックの70メートル級スキージャンプの日本選手の金銀銅メダル獲得、すなわち表彰台独占は圧巻でした。
長野オリンピックでのスキージャンプ団体の原田選手の大飛躍とその後の涙のインタビューは、今でも思い出すだけで目頭が熱くなります。
前のオリンピック、リレハンメルでのスキージャンプ団体の最終ジャンプにおける大失速のリベンジを、見事に果たした大飛躍でした。
私が1番衝撃を受けたのは、レークプラシッドオリンピックの男子スピードスケートで全種目完全制覇したアメリカのエリク・ハイデン選手の活躍です。
小学生の頃、冬は毎日のようにスピードスケートに明け暮れていた私でしたので、この世紀の大偉業はまさに驚愕の出来事でした。
全種目とは、500メートル、1000メートル、1500メートル、5000メートル、そして1万メートルの5種目なのですが、いわゆる短距離から長距離まですべての金メダルを独占する快挙を成し遂げたのです。
パーフェクト・ゴールドメダリスト。
奇跡をというのか、不可能を可能にしたというのか、人間の持つ恐るべき能力を垣間見た瞬間でもありました。
この世に不可能ということはないのだと教えられたのです。
今ではスピードスケートも専門化がどんどん進み、2種目を制することも難しい時代ですから、今後は2度とこのようなことは起こることはないかもしれません。
オリンピックはいつの時代も感動の連続です。
人間が限界に挑戦し、世界一を決定する大舞台ですから、そこにはドラマがあり、観ているものは感動させることが出来るのでしょう。
そして、そこから学ぶべきことがたくさんあることに気がつくのです。
少なくとも私は、オリンピックを観るたびに、私も頑張らなければという気持ちにさせられるものです。