小さなミスをなくそう
私は野球が大好きで、今でこそテレビは観ませんが、昔はテレビにかじりついてプロ野球を観戦したものでした。
昔の後楽園球場や東京ドーム、福岡のヤフースタジアム、神宮球場などにも足を運んだこともあります。
最近でも、プロ野球で活躍した元選手や元監督の本を好んで読んだりしています。
これが意外と内容などが経営などにも通じることが多いのです。
野村元楽天イーグルス監督や落合元中日ドラゴンズ監督の本などはとても参考になりました。
どんな分野でもその道を極めた人の考え方には学ぶべきことがあるものです。
ましてや、選手としても監督としても成功した野村さんや落合さんの本からは、本当に学ぶべきことがたくさんありました。
名選手、必ずしも名監督ならずとは昔からよく言われていますが、この二人に関しては誰も否定することができない両方の実績があるのです。
それだけに、野球に興味がない人も、何かで道を極めようとか、人の上に立とうとするのであれば、ぜひ読んで損はないという著書だと思います。
さて、野球でよく言われることは、難しい球を狙って打つのではなく、投手の失投を見逃さずにそれを確実に打つべしということです。
そして、何はさておいて、基本に忠実に平凡なミスをなくすということでしょう。
これは、ビジネスにも通じることだと思います。
最近、弊社でも凡ミスの連続でお客様からのクレームが目立っていました。
気をつけていればミスするはずがないことばかりでした。
基本を大切にしていればなんでもなかったかのようなことばかりだったのです。
サッカーでいえば「オウンゴール」。
野球でいえばイージーゴロを「トンネル」。
ボール球に手を出しあえなく「三振」。
といったところでしょうか。
難しいことに挑戦する前に、当たり前のことを当たり前に完璧にやることです。
基本に忠実に、基本を徹底することでしょう。
もう一度、社員全員でこのことを意識したいと思います。