月1回の勉強会
弊社「日本マウント」では毎月1回、全員で勉強会をしています。
事前にあらかじめ手決められた指定図書を読んできて、順番に自分が1番感銘を受けたところを音読し、感想を発表するというものです。
その感想に対して、私がコメントを言ったり、解説したりしています。
最後に試験を行うのですが、感心することは毎回100点を取る社員がいることです。
きっと指定図書を何回も読んできてくれたのでしょう。
良書は何回も読むからこそ価値があるのだと思うのです。
毎月1冊を読むとしたら年間で12冊は読むことになるのですが、下手をすれば世の中、年間で12冊すらも本を読まない人がいるのかもしれません。
最近では本離れが叫ばれて久しいわけですが、これでは日本の未来が危ぶまれます。
世の成功者の本を読めば読むほど、読書の必要性がほぼ例外なく書かれているからです。
日本の明治維新やその後の近代化の成功や、日露戦争の勝利、戦後の高度成長などは、日本人の読書を初めとする勤勉さにあったことは否定できません。
江戸時代の長州藩には、寺子屋が今の山口県のコンビニエンスストアーの数よりも多くあったそうなのです。
当時の世界最高の教育水準が、日本の歴史における何回もの奇跡を演出したのだと思います。
昨年、12月から復活した勉強会。
今後も継続しつつ、更にバージョンアップしていく予定です。
社員の皆さんが、指定図書のみならず、それ以外の多くの本をガンガン読破することを期待したいと思います。