元横綱「隆の里」のご冥福をお祈りします
元横綱「隆の里」が亡くなりました。
59歳という若さでした。
おしん横綱とも言われ、多くの人々から親しまれていた横綱でした。
千代の富士が全盛のときに、その千代の富士に滅法、強かったのが印象的でした。
あまりにも千代の富士が勝てないので、ある場所でその千代の富士が立会いの変化を試みたのです。
当時、無敵の横綱だった千代の富士が立会いで変化したことさえ驚きでした。
もっと驚いたのは、隆の里がその変化を読んでいたことでした。
あっという間に土俵の外まで押し出された、千代の富士の驚いた顔を、今でも憶えています。
相性が悪いとか、天敵というのはこういうことを言うのでしょう。
その隆里をあるお寿司屋さんで見かけたとこがありました。
私は当時、大学生。
東京の御茶ノ水駅に校舎があったのですが、駅の近くの立ち食いのお店でした。
現役時代から糖尿病を患っていた隆の里は、御茶ノ水にある日大病院に通ってきていたのでした。
そこで出会って以来、何か親近感を感じてしまい、大好きだった横綱「輪島」と共に、この「隆の里」も応援していたのでした。
昭和のヒーローがまた逝ってしまいました。
心から元横綱「隆の里」のご冥福をお祈りいたします。
安らかにお眠りください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9A%86%E3%81%AE%E9%87%8C%E4%BF%8A%E8%8B%B1