インターネットの時代
あるセミナーでライフネット生命の出口社長のお話を聴くことができました。
ライフネット生命のことは、副社長を務める岩瀬大輔さんがハーバードMBAをトップクラスの成績で卒業したことなど、何かと話題が多かったこともありそれなりに知ってはいました。
このライフネット生命は、開業以来新規契約を月平均7.6パーセントという数字で伸ばしてきたのです。
しかも、日本初の就業不能保険も販売しているのです。
2011年度版オリコン顧客満足度ランキング「医療保険部門」で総合第1位を獲得しました。
この売上、この人気は何故でしょうか?
答えは簡単です。
勿論それだけではないでしょうが、保険料が一般の大手生保のそれに比べて約半分なのです。
そして商品が絞り込まれておりシンプルなのです。
では何故、保険料の半額が可能なのか。
それは、インターネットのみで販売し店舗を持たないからです。
また、広報宣伝もインターネットが主流だからです。
しかも、ブログやツイッター、フェイスブックなどのソーシャルメディアを駆使しているのです。
まさに時流に乗っているのです。
後発のしかも中小ベンチャー企業が成功するためには、いいたいどうしたら良いのかを絵に描いたようなモデルではないでしょうか。
仕組みやカタチだけではありません。
出口社長は常に人と違うことを考えよと言います。
本当の差別化とは、先行しているビジネスモデルが他社に真似される間に、違うことを考える時間があること、その時間のことを指すと言うのです。
ビジネスのヒントが満載の講演でした。
異業者で成功している企業から学ぶべきことは沢山あります。