もう少し工夫して欲しいこと
地方のあるホテルでのことです。
どちらもその地方では老舗の一流ホテルだと思うのですが、少し工夫して欲しいと思うことがありました。
一つは朝食バイキングのことです。
野菜サラダを選ぶコーナーで種類が多いのは良いことなのでしょうが、お客様が選んだりお皿に盛り付けるのに時間がかかってしまい、待っているお客様の列が渋滞になってしまうのです。
他の食品との並べ方が悪いので、その他のコーナーは空いているのに、この場所を通ってから他のコーナーに行くような動線を作ってあるのです。
待たせれているお客様がイライラしている雰囲気が伝わってきます。
もう少し工夫が欲しいものです。
二つ目は別のホテルでのことですが、パソコンに繋ぐLANケーブルの件。
このホテルでは机についていないのです。
テレビの横についているのです。
不思議なのはその近くには机もなく、コンセントもないのです。
いったいどうやって使うのでしょうか。
これにはもう笑ってしまいました。
私は仕方なくテレビをどかして、そこにパソコンを置き、冷蔵庫のコンセントを抜いてそれを使いしました。
お客様が使うことを考えて設置したとは思えないのです。
これが地方の老舗ホテルの基準なのです。
サービスの本質をもう一度考えて欲しいと思いました。
そうでなければ、益々、地方は廃れていってしまうでしょう。
力がある者が勝ち、やがて全国展開し、地方の老舗は滅んでいく歴史が、あらゆる業界で進んでいってしまうのです。
もう一部のビジネスホテルチェーン店の方が、ある意味サービスが上かもしれません。
負けるな!地方の老舗や一流と言われてきたホテルよ!
そう叫びたくなりました。