法人売買
あるお客様から相談を受けました。
経営している会社を閉めたいとのこと。
何年も赤字が続いているし、今はほとんど仕事がないし今後の見通しも暗いということでした。
閉めるのにもお金がかかるし、現在ある資産や債務、売掛金など様々な問題も処理しなければできない話なのです。
本来であれば専属の会計事務所が適切なアドバイスをするべきなのでしょう。
しかし、良く考えてみれば、会社を閉めてしまえば、会計事務所としても商売上がったりです。
なかなか閉めることなどはアドバイスすることはしないのでしょう。
不動産売買に関わるときでも、相続税やその他、税金面での適切なアドバイスができていなかったがゆえに、かなり損をしてしまっているお客様に出会うこともあります。
会計事務所や税理士などのコンサルティング能力が問われる時代なのでしょう。
今回のお客様にアドバイスしたことは法人売買です。
上場企業のM&Aだけではなく、中小企業の法人売買も盛んに行われている現実があるのです。
法的に問題がなく、後々のトラブルが回避でき、お互いが良ければ法人売買もいいのかもしれないのです。
ある人にとってはお荷物になるものでも、別の人にとっては貴重なものになるケースもあるわけです。
不動産業をしていると、様々な人に出会い、様々な相談を受けることが多いのです。
余計なお世話かもしれませんが、少しでもお客様のお役に立てれば幸いです。