マラソン日本復活を望む
世界陸上が終わりました。
メダルはハンマー投げの室伏選手の金メダル一つだけ。
期待されたマラソンは惨敗でした。
かつてマラソンは日本のお家芸でした。
オリンピックで男子は、東京で円谷の銅、メキシコで君原の銀、バルセロナで森下が銀、世界選手権でも谷口の金など数々の活躍がありました。
オリンピック女子は、有森のバルセロナ銀、アトランタ銅、高橋尚子のシドニー金、野口みずきのアテネ金、世界選手権でも鈴木博美の金などやはり数々の活躍がありました。
残念だったのはモスクワ五輪のボイコット。
当時、男子マラソンは瀬古選手や宗兄弟などの全盛期。
つい、もし参加していたらと考えてしまいます。
最近ではアフリカ勢、特にケニアの選手が活躍して、日本勢は押され気味。
スピードマラソンの時代と言われて久しいですが、トラックの長距離種目で活躍した選手が次々にマラソンに進出して活躍しています。
もはや、マラソンは持久力を競うよりもスピードを競う競技になってしまたかのようです。
本当に持久力を競うのであれば、もっと長い距離を競う種目を新たに作らなければならないのでしょう。
箱根駅伝などの人気は、年々うなぎのぼりのようですが、マラソン日本の復活を期待したいものです。