秋元康の仕事学
「秋元康の仕事学」という本を読みました。
秋元さんは言わずと知れた、AKB48の生みの親です。
作詞家としても有名で、あの名作である美空ひばりの「川の流れのように」も作りました。
ベストセラー作家としても、一世を風靡したこともあります。
この本はその「天才」の思考法を余すことなく紹介しているのです。
印象に残ったところをいくつかご紹介したいと思います。
秋元さんは、人生において乗り越えられない壁は存在するというのです。
ではどうしたらいいのか。
乗り越えようとしたり、立ち止まったりするのではなく、左右に動けばいいと言うのです。
そうすれば壁が途切れることがあるので、そこを通って壁の向こう側に行けると説くのです。
これが、かの天才の発想なのです。
エジソンは成功は1パーセントの才能と99パーセントの努力で決まると言いましたが、秋元さんは1パーセントの才能と1パーセントの努力と98パーセントの運だと言うのです。
だから、どうしたら運が強くなるかを考えよと説くのです。
運が強くなる秋元流の考えは、別の機会にご紹介したいと思います。
そして、座右の銘は「継続は力なり」。
あまりにも平凡で当たり前の言葉なのです。
この本を読んで、ある意味で目からうろこが落ちました。
天才の発想や考え方は、常識を逸脱したものもありましたが、当たり前のことも多く、なるほど天才の天才たるゆえんに妙に納得したのでした。
皆さんも一度、ぜひ読んでみてください。