高級旅館チェーン
このブログでも何度か取り上げたことがある「星野リゾート」。
現在、全国で24の旅館やホテルを運営しているそうです。
その星野リゾートがどうやら高級旅館のチェーン展開に乗り出すようなのです。
統一ブランド「星野リゾート 界」をまず4施設で立ち上げるとのこと。
3年間で30施設まで増やすというのです。
星野リゾートの知名度や丁寧な接客サービスを受けられる安心感を集客に生かし、年間の客室稼働率75パーセントを目指すというのです。
ちなみに国内の旅館の平均的な客室稼働率は40~45パーセント程度だとか。
敵は国内にあらずなのです。
海外の高級ホテルチェーンに対抗するのです。
「界」は客室数が50室以下の小規模な旅館が対象で、高級旅館のチェーン展開は国内初なのです。
星野リゾートと言えば有名なのは教科書通りの営業戦略を粘り強くやり続けること。
「星野リゾートの教科書」という本になり、たくさんの経営者の間で読まれました。
直ぐに結果が出なくても、けして自己流ではなく、あくまでも教科書通りにぶれることなく我慢してやり続けることで、最後は必ず結果が出るという事例が満載の本です。
信念を持ってやり続けるのです。
社員が諦めようとしても、けして諦めることなくやり続けることを指示した星野社長には、教科書はだてに教科書ではなく絶対に間違ってはいないという確信があったのです。
きっと「界」を成功させ、教科書通りやることの重要性を再び証明することになるのでしょう。
「界」の成功をお祈りいたします。